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日経平均株価は昨日の暴落から一気に急伸して再び3万円回復となったな！
400円安から500円高と完全に投資家を翻弄する流れとなっているが、昨日の米国市場はNYダウが4日続伸となり3万1961ドルと再び過去最高値を更新。
急落となっていたナスダックも反発となったが、新型コロナウイルスワクチンの普及などから景気敏感株が買われる動き継続という感じだが、NYダウのチャートを見ても揉み合いから上放れという形となっている。
日本株もこの米国市場の上昇で安心感となり日経平均株価は一時500円高となり3万200円を超える上昇！
昨日の急落は何だったんだ？
というレベルの戻し方となったわけだが、これで再び5日移動平均線上の位置となり3万円がサポートラインとなっての攻防という状況となった。直近では25日移動平均線が下落時のサポートラインとして機能していたが、25日移動平均線も推移を上げてきている。NYダウの上抜けを考えれば日経平均株価ももう一段高して高値更新への準備は着々と進んでいると言えるだろう。
まあ投資家を翻弄する相場からも、まだ安心は完全に出来る状況ではないが、押し目がしっかり買われる期待値の高い相場というのは間違いないだろう。
バイデン大統領が、半導体など重要部材の供給を見直す大統領令に署名の期待！
昨日大きく売られた半導体関連が再び買われる動きとなっているが、半導体関連が再び大きく動く可能性が高まっているぞ！バイデン大統領は、「以前から中国依存から脱却し、安全保障上のリスクを減らす」という事からも、レアアースや半導体など重要部材の供給を見直す動きがあったが、本日、ホワイトハウスで与野党議員と供給網に関して協議した後、大統領令に正式に署名をする予定だ。
「供給網の脆弱性を減らすため、日本や韓国、台湾、オーストラリアと連携していく」と米国政府高官も述べているが、これにより中国など対立国に依存する品目を洗い出し、安定して製品を確保を進め、調達先の分散や国内生産強化、補助金などの企業支援策を検討など具体策を打ち出す方針との事だ。
半導体関連はこの大統領署名の期待からも再び上昇に転じているが、その半導体関連の中でも当方が注目する銘柄があったので記載するぞ！
半導体関連 シリコンウエハー関連 3436 SUMCO
時価総額：745,715百万円
PER：(連) 24.75倍
PBR：(連) 2.37倍
≪2021/02/25時点≫
SUMCOは東証1部に上場する三菱・住友・コマツ系の半導体メーカー向けシリコンウエハーの製造及び販売の大手、半導体用で世界首位級と日本でも指折りの半導体企業の一つだ。
半導体用シリコンウエハーは、半導体メーカーがメモリーや超小型演算処理装置等の各種半導体を製造する上で基板材料として用いられるものだが、同社は各口径のポリッシュトウェーハや、その表面にさらに特殊加工を施したエピタキシャルウェーハ等の製造を行っており、特に大口径に強みをもっている。
直近の決算は、20年12月期の決算を発表、営業利益は379億円で前期比25.2％減益と市場予想よりも低いものではあったが、300mmウエハーの需要は非常に高まっており、200mmウエハーのスポット価格も反転の兆しがある。
そして今回のバイデン大統領の署名でシリコンウエハーの需要は拡大が見込め事を考えても同社の期待値は高い！
チャートも2400円～2600円でのレンジ推移となっているが、1月15日に付けた2567円を抜けて年初来高値更新となっている。半導体というテーマとしての魅力もだがチャート的にも伸びしろが高いと見れるだけに注目と言えるぞ！
