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2020年!日本人のノーベル賞受賞はでるのか!!
新型コロナウイルスが世界で流行して株価の乱高下と慌ただしい2020年だが、日本では安倍元総理の8年近くの長期政権が変わり、新総理に菅義偉氏に変わるなど、まさに激動となっている。
総理交代で改めて様々な銘柄がテーマ株として注目されているが、やはり毎年恒例となる世界的なイベント、2020年もノーベル賞の発表時期が近付いてきたな。
毎年10月はノーベル賞の発表シーズン!
日本人の受賞者の可能性が高まればノーベル賞関連銘柄に物色が集まる。2020年もそろそろノーベル賞関連銘柄に注目しておくべき時期と言えるだろう。
と、いうことでこのページでは2020年 ノーベル賞関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
2020年!ノーベル賞関連銘柄とは
ノーベル賞はダイナマイトの発明者「アルフレッド・ノーベル」の遺言に従い始まった世界的な賞、1901年から始まりましたが毎年、「5分野+1分野」のそれぞれの分野で選ばれ、世界的にもっとも栄誉のある賞といえるだろう。
生理学・医学賞
物理学賞
化学賞
文学賞
平和賞
経済学賞
ノーベル賞関連銘柄とはその名の通り、毎年10月に発表されるノーベル賞に関連する銘柄の総称。
特に過去の例をみても日本人がノーベル賞を受賞した時は勿論だが(受賞する可能性が指摘されている時点から)には関連銘柄が大いに盛り上がる傾向にある。
2020年ノーベル賞発表日
そして今回のノーベル賞の発表日は以下のとおりだ。
10月5日(月)医学生理学賞
10月6日(火)物理学賞
10月7日(水)化学賞
10月8日(木)文学賞
10月9日(金)平和賞
10月12日(月)経済学賞
去年の日本人のノーベル賞受賞者といえば
2019年のノーベル賞受賞者は、旭化成名誉フェローの吉野彰氏が「ノートパソコンやスマートフォンなどに使われるリチウムイオン電池を発明した事でノーベル化学賞を受賞」
ノーベル化学賞は福井謙一氏(1981年)、白川英樹氏(2000年)、野依良治氏(2001年)、田中耕一氏(2002年)、下村脩氏(2008年)、鈴木章氏(2010年)、根岸英一氏(2010年)、そして9年ぶり8人目に吉野彰氏(2020年)が選ばれる結果とった。
2020年ノーベル賞日本人有力候補者は!?
★医学生理学賞 候補者
小川誠二 氏 東北福祉大学特任教授 病院で診断に使われるMRI装置の基本原理を発見。
森和利 氏 京都大学大学院理学研究科 小胞体内変性タンパク質の検出と、その修復によるメカニズムを発見した人物
金久実 氏 京都大学教授 バイオインフォマティクス(生物情報科学)研究の第一人者、ゲノム(全遺伝情報)のデータベースを開発。
坂口志文 氏 大阪大学特任教授「制御性T細胞を発見」
竹市雅俊 氏 理化学研究所 多細胞システム形成研究センター特別顧問 細胞同士をくっつける物質『カドヘリン』を発見。
満屋裕明 氏 国立国際医療研究センター研究所長。熊本大学特別招聘教授 最初の抗HIV薬を開発
★物理学賞 候補者
細野秀雄 氏 東京工業大学 鉄系の超電導体を発見。「リニアモーターカーに代表される超電導技術に革命をもたらした人物」
十倉好紀 氏 理化学研究所 創発物性科学研究センター「強磁性、強誘電性などを同時に複数有する物質である、新しいマルチフェロイック物質を発見。」
中沢正隆 氏 東北大学 電気通信研究所長「世界中の高速光ファイバー通信網を支える、エルビウム添加ファイバー増幅器を開発。」
大野英雄 氏 東北大学 電気通信研究所「磁石の性質を持つ半導体を開発。」
香取秀俊 氏 300億年に1秒しかずれないという、高精度な時計【光格子時計】
★科学賞 候補者
松村保広 氏 国立がん研究センター先端医療開発センター 新薬開発分野 分野長「癌治療における高分子薬物の欠陥透過性・滞留性亢進効果を発見」
飯島澄男 氏 名城大学終身教授「炭素で構成される、ダイヤモンドの2倍の硬さをもち、アルミニウムの半分の軽さで、銅の1000倍も電気を通しやすい特徴をもっていると言われる「カーボンナノチューブ」を発見した人物」
新海征治 氏 九州大学高等研究院 特別主幹教授「機械のような機能を分子にも持たせようという概念の分子機械のパイオニア」
前田浩 氏 元熊本大学医学部教授、崇城大学薬学部教授 バイオダイナミック研究所理事長 副作用のない抗がん剤、高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進効果の発見
北川進 氏 京都大学大学院工学研究科教授「地球温暖ガスの二酸化炭素を効率よく吸着する『多孔性金属錯体』の合成方法発見」
森田浩介 氏 理学研究院教授「初めて新しい元素である「ニホニウム」を発見した人物」
藤嶋昭 氏 鏡の曇りどめなど幅広く使われている、酸化チタン光触媒で医療機器の衛生面の向上。
春田正毅 氏 金は触媒に使えないという常識を覆し、新たな触媒の世界を切り開く。
★経済学賞 候補者
清滝信弘 氏 不景気の仕組みを分かりやすく解明した“清滝理論”
★文学賞 候補者
村上春樹 氏 ベストセラー作家、毎年ノーベル文学賞ノミネート
ノーベル賞関連銘柄(2020年) 一覧
それではノーベル賞受賞となれば恩恵のありそうな銘柄を一覧にしてみたぞ。
- 3386 コスモ・バイオ
- 4563 アンジェス
- 4594 グリーンペプタイド
- 4528 小野薬品工業
- 2160 ジーエヌアイグループ
- 4593 ヘリオス
- 4901 富士フィルムホールディングス
- 4974 タカラバイオ
- 3405 クラレ
- 8101 GSIクレオス
- 6965 浜松ホトニクス
- 3159 丸善CHI
- 4565 そーせいグループ
- 6501 日立製作所
- 6340 澁谷工業
- 4524 森下仁丹
- 4369 トリケミカル研究所
- 4583 カイオム・バイオサイエンス
- 4098 チタン工業
- 4582 シンバイオ製薬
- 4503 アステラス製薬
- 6502 東芝
- 4574 大幸薬品
- 4519 中外製薬
- 4502 武田薬品工業
- 4581 大正製薬ホールディングス
- 2397 DNAチップ研究所
- 4572 カルナバイオサイエンス
- 7774 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
- 2931 ユーグレナ
- 4571 ナノキャリア
- 4585 UMNファーマ
- 4576 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
- 7640 トップカルチャー
- 7102 日本車両製造
- 4406 新日本理化
- 9978 文教堂グループ
- 4570 免疫生物研究所
- 2191 テラ
- 4586 メドレックス
- 1801 大成建
- 1802 大林組
- 1805 飛島建
- 2395 新日本科学
- 3058 三洋堂 HD
- 4205 日本ゼオン
- 4588 オンコリスバイオファーマ
- 5805 昭和電線HD
- 4557 医学生物研究所
- 6951 日本電子
- 2342 トランスジェニック
- 6951 日本電子
- 5802 住友電気工業
- 4215 タキロンCI
- 5711 三菱マ
- 5801 古河電
- 4503 アステラス製薬
- 6503 三菱電機
- 3386 コスモバイオ
- 3401 帝人
- 2370 メディネット
- 4112 保土谷
- 4901 富士フィルムホールディングス
- 4208 宇部興
- 5218 オハラ
- 5998 アドバネクス
- 1719 安藤ハザマ
- 1811 銭高組
- 1812 鹿島
- 1815 鉄建建設
- 3402 東レ
- 3405 クラレ
- 4571 ナノキャリア
- 3864 三菱紙
- 9022 JR東海
- 4004 昭電工
- 6955 FDK
- 6568 神戸天然物化
- 6701 NEC
ノーベル賞関連銘柄(2020年) 本命株・出遅れ株
それではノーベル賞関連銘柄のなかでも、特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 4594 ブライトパスバイオ
時価総額:12,602百万円
PER:(単):---倍
PBR:(単):3.19倍
≪2020/09/18時点≫
ノーベル賞候補の一人、坂口志文氏が受賞した場合はブライトパスバイオが本命銘柄と言えるだろう。
ブライトパスバイオは東証マザーズに上場する久留米大学発バイオベンチャー。NKT細胞を用いたガン免疫療法の開発手掛ける企業だ。
免疫が暴走しないように抑える「制御性T細胞」にはがんや自己免疫病、炎症性疾患などの治療への展開が期待されている事からもガン免疫療法の研究開発をしている。
ガン治療だけに限らず、新型コロナウイルスでも国立がん研究センターとの共同研究で、新型コロナの原因ウイルスに対する細胞性免疫(T細胞)の誘導を特徴とするペプチドワクチン候補を同定しており面白そうな材料を多数内包している企業。
ノーベル賞を坂口志文氏が受賞となれば、ガン治療&新型コロナウイルスというダブルでの有望株となるだけに期待値は高い。
本命株 7102 日本車両製造
時価総額:41,251百万円
PER:(連):11.59倍
PBR:(連):1.12倍
≪2020/09/18時点≫
ノーベル賞候補の一人、細野秀雄氏が受賞した場合は日本車輌製造が本命銘柄と言えるだろう。
日本車輌製造は東証1部に上場する建機やプラントなど多角化する鉄道車両メーカー大手の企業だ。JR東海が株式の50.1%を保有する子会社であり、東海道・山陽新幹線のN700系の製造も担当しているが、リニア用車両の製造も担当している事を考えても本命と言えるだろう。
リニアモーターカー自体は、静岡県の猛反対を受けている事から難航状態とはなっているが、ノーベル賞受賞となればリニアモーターカーの止まっていた案件が再始動していく可能性もあると言える。
本命株 3402 東レ
時価総額:813,783百万円
PER:(連):43.66倍
PBR:(連):0.71倍
≪2020/09/18時点≫
ノーベル賞候補の一人、飯島澄男氏が受賞した場合は東レが本命銘柄と言えるだろう。
東レは東証1部に上場する繊維、樹脂製品などの化学製品の製造・販売を主力とする合繊最大手で炭素繊維は世界トップの企業だ。
塗布型半導体カーボンナノチューブで世界最高レベルの移動速度を達成する高い技術力をもっており、同社がカーボンナノチューブの技術の押し上げをしていると言っても過言でない!
カーボンナノチューブという分野では一番に恩恵があると言えるだろう。
本命株 6951 日本電子
時価総額:171,735百万円
PER:(連):56.61倍
PBR:(連):3.77倍
≪2020/09/18時点≫
ノーベル賞候補の一人、十倉好紀氏が受賞した場合は日本電子が本命銘柄と言えるだろう。
日本電子は東証1部に上場する電子顕微鏡では世界最大手の企業だ。その他、分析機器・半導体関連・医療機器等を展開している。
十倉好紀氏が発見した「マルチフェロイック物質」は強磁性、強誘電性、強弾性などの性質を複数有する物質系で、将来的に省エネメモリーにつながる物質という事から新たな開拓やデバイスへの応用が期待されている。
この新材料の開発に、同社の透過電子顕微鏡関連の「環状明視野法」という技術が使われている事を考えても恩恵の強い本命銘柄と言える。
本命株 4098 チタン工業
時価総額:5,271百万円
PER:(連):149.57倍
PBR:(連):0.85倍
≪2020/09/18時点≫
ノーベル賞候補の一人、藤嶋昭氏が受賞した場合はチタン工業が本命銘柄と言えるだろう。
チタン工業は東証1部に上場する超微粒子酸化チタン・酸化鉄に付随する化学工業品の製造及び販売を展開、UVカットやリチウム電池向け注力する企業だ。
同社はチタンニオブ複合酸化物電極用活物質及びそれを用いたリチウムイオン2次電池」での特許取得しているなど独自での技術にも強みを持っている。
藤嶋昭氏が1942年に酸化チタンを使った「光触媒反応」を世界で初めて発見した事で毎年のようにノーベル賞候補として名が挙がっている事からもそろそろという声も多い。
時価総額50億円という小粒な企業という事からもノーベル賞受賞となれば短期急騰の可能性は高い。
2020年 ノーベル賞関連銘柄 まとめ
ノーベル賞の発表シーズンは毎年10月にあることから、ノーベル賞が授与される期間にかけてノーベル賞関連銘柄はジリジリと株価を伸ばしていく傾向にある。そしてもし受賞となればお祭り騒ぎで受賞者の関連銘柄へのご祝儀買いが起こるものだ!毎年、同時期に動意づく重要テーマ株なので、毎年しっかりチェックしておくことが大切だ。
※あくまで投資は自己責任でお願いするぞ。