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【2019年09月27日(金)投稿】
有機EL関連銘柄 ケミプロ化成
時価総額:3,790百万円
PER:33.88倍
PBR:(連) 0.85倍
≪2019/09/27時点≫
経営再建中のジャパンディスプレイに出資を検討していた中国系ファンドが出資と取りやめたと報じられた。もともと中華系ファンドはお金を出し渋り、できるだけ安く買い叩こうとする傾向がある。過去にはシャープなどがこのような憂き目にあってきた。しかし、投資自体を取りやめるというのはかなりインパクトのある出来事だ。もともとジャパンディスプレイに出資を検討していたファンドは同社の持つ有機EL関連に興味を示していたが、同社には既に有機EL関係の力がない事が影響しているのだろう。それにしても、出資受け入れの為の増資決議を行う臨時株主総会前に出資取りやめとはひどいことをするものだ。
とは言え、有機ELの需要がなくなっている訳ではない。iPhoneの新型は全面的に有機ELに移行する。有機ELの量産については日本企業は台湾韓国にかなわないとなっても、素材の話は別だ。そこでケミプロ化成に注目だ!同社は有機EL材料において、電子輸送材料、ホール輸送材料、発光材料などを扱っている事から、今後の業績の伸びに期待が持てる。PBRも1倍割れと割安感も目立つ。何よりここに来ての出来高を伴った急騰は怪しい香りがするだろう。
短期急騰で利益をあげたいテーマ株好きは注目しておいて損はないだろう。