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バイオ銘柄は一喜一憂となる展開が多いのだが、バイオ株の中でも特にホルダーをおちょくっている銘柄と言えば、やはりアンジェスだろう。
アンジェスと言えば「材料内包」の噂が、色々なところで煽られて、出る材料は「増資」という宝箱を開けたら「人食い箱」だったという、とにかくふざけた銘柄なのだが、今回あのアンジェスが新型コロナウイルスのワクチン開発に動き出したとの報道が流れ【STOP高張り付き】となっている。
バイオ銘柄 4563 アンジェス
時価総額:45,025百万円
PER:(連) 44.60倍
PBR:(連) 3.23倍
≪2020/03/04時点≫
アンジェスは大阪大学教授創業の遺伝子治療関連の研究を行っている大学発創薬型バイオベンチャーだ。
同社の特徴は遺伝子治療の開発に力を入れており、厚生労働省が「日本企業では初の承認となった」患部に投与して血管を再生する狭心症や心筋梗塞に効果が期待でき、血液がん治療薬でもある「HGF遺伝子治療薬 コラテジェン」を開発。
「HGF遺伝子治療薬 コラテジェン」米国でも承認を目指して、現在は第2b相臨床試験を行っている最中だ。
その他にもアトピー性皮膚炎や関節リウマチなどの免疫炎症性疾患の治療を行う「デコイオリゴ」の開発やがん治療や生活習慣病の治療を行う「DNAワクチン」の開発を行っている。
そして今回、アンジェスがSTOP高となったのは、まさにタイムリーな「新型コロナウイルスへの感染を防ぐワクチンの開発」に乗り出したと発表したのだ。
この創薬のプロジェクトは、「アンジェス」、「大阪大学」、「タカラバイオ」と共同で開発するのだが、発表によると、動物実験などを行った後、「早くて6ヶ月以内に臨床試験」に踏み切るとの事。
この材料は3月5日(木)13時にIRがでたのだが、「ミヤネ屋」やなど報道番組でも取り上げられ株価は一気急伸、そして2日連続でSTOP高張り付きで株価は607円となっている。
新型コロナウイルスという、世界共通のテーマ株からも「投資家の注目を集めて資金が入る」のはわかるところだが、「開発に乗り出す、そして早くて6ヶ月で臨床試験」というだけで2連続STOP高というのは、普通に考えてやりすぎではないだろうか。
当方も過去に、アンジェスを買って増資でSTOP安を経験しているが、アンジェスは、上場してから毎年2回の増資をおこない。毎年必ず増資の度にSTOP安を叩き出す事から、ホルダーからは増資で株券を刷りまくる事から、「製薬会社じゃなくて印刷会社だろ」と中傷される「ホルダー泣かせの銘柄だ。」
今回の新型コロナウイルス材料発表の2週間前程にも増資を行い、STOP安となり。その後もホルダーの信頼を失った事から「売りに売られて」増資発表前、株価575円から2月28日には375円と猛烈な下げを見せた。
そして注目するべき点としては、まずこの「新型コロナウイルスへの感染を防ぐワクチンの開発」の材料は13時に発表されSTOP高をつけたのだが、3月5日は前場の段階でアンジェスの株価はSTOP高手前まで急伸しているのだ。
4563 アンジェス 分足
材料発表もなくその前に株価が急伸する…
どう考えてもこの内容が漏れていたのではないだろか。
過去にも、アンジェスの役員が「田辺三菱製薬との業務提携」を漏らして、インサイダー取引で課徴金を払うという事もあった。
今回株価はSTOP高をつける急騰を見せたが、完成して販売される頃には新型コロナウイルスの問題も後退しているだろう。そしてどんなに早くても1年はかかるだけに、「新型コロナウイルスワクチン開発に乗り出すという」部分だけでこれだけ上がった。
一瞬のお祭り騒ぎに便乗したという投資家も多く、大口の投げ売りとなったら「梯子を外され大暴落」は避けられないと言えるだろう。
週明け、STOP高がどこではがれるか!アンジェスの株価はどうなるか!?阿鼻叫喚となる可能性が高い銘柄だけに【週明けの動きには注目したい。】