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【2019年12月26日(木)投稿】
【2019年12月27日(金)追記】
そろそろ2019年も年末相場の時期。
年末年始の時期が近付くと、株式市場で毎年一定の人気を集めるのが、来年の「干支銘柄」である。
干支銘柄が物色人気を集めてしまう点からも、株式市場は人気投票のようなものというのが良く分かる。干支銘柄なんて、別に業績にはほとんど関係ないもの。なのにも関わらず、「ゲン担ぎ」ということなのか、毎年、その年の「干支」にちなんだ銘柄が買われるのだから面白いものだ。
そろそろ2020年の干支銘柄(子年関連銘柄)もチェックしておくべき時期だ。
と、いうことでこのページでは2020年 干支銘柄(ねずみ年関連銘柄)について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
2020年 干支銘柄(子年関連銘柄)とは
2020年 干支銘柄(子年関連銘柄)とは、その名の通り2020年の干支である「子年(ねずみどし)」に関連する銘柄の総称である。
「縁起が良い」からなのか、新年の「ゲン担ぎ」からなのか毎年、年末年始の時期には株式市場で新年の干支にちなんだ銘柄が物色される傾向にある。正直、業績にはほとんど関係なくダジャレのような語呂合わせに過ぎないが、それでも一定の人気を集めるケースがあるから面白い。
例えば、2018年の戌年(いぬどし)の際にはペット保険関係から「アニコムホールディングス」や犬の「ワン」という鳴き声から「 No.1」とか「アズワン」「ウッドワン」などが注目されたようだ。
2019年の「亥年(いのししどし)」は、2018年末から2019年の最初はとにかく相場環境が悪すぎた。というよりも何を買っても下がるという相場だった事から、「アノマリー」もくそもないという状況だったが、今回は相場環境は打って変わって「お年玉相場」と年明けからなる事も予想される事を考えると、「2020年、ねずみ年関連の銘柄はアノマリーが働いてもおかしくない!」
十二支全てをまとめると「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)は辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛。丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」。
それぞれ辰年や巳年では株価が天井をつける傾向があり、午年は下がりやすい。戌年や子年、寅年などが高くなりやすいなどといわれているぞ。
また、ネズミは子供をたくさん産むので“商売繁盛”というわけで。相場格言の『子は繁盛』は上昇相場を意味として注目されるだけに子供用品なども物証買いとなる可能性がありそうだ。
2020年 干支銘柄(子年関連銘柄) 一覧
2020年 干支銘柄(ネズミ年関連銘柄)として注目されそうな銘柄を一覧にしてみる。まあアノマリーという部分からも半分はネタ様なものもあるが、辰年には【6445】蛇の目ミシンが株価3倍という事もあったぞ!相場環境がいい時は、何でも理由をつけて上がる傾向があるだけに頭に入れておくのも面白いだろう。
- 4661 オリエンタルランド ミッキーマウスでお馴染みのディズニー
- 6670 MCJ 乃木坂46でお馴染みの日本製パソコン「マウス」販売
- 2342 トランスジェニック 関連キーワードでマウス
- 6190 フェニックスバイオ 関連キーワードでマウス
- 7515 西松屋チェーン 子供服
- 7956 ピジョン ベビー子供用品
- 8233 高島屋 ベビー用品・子供服
- 3990 UUUM ユーチューバー
- 2351 宝ホールディングス ネズミの鳴き声、チューが入る 、チューハイを販売
- 2503 キリンHD ネズミの鳴き声、チューが入る 、チューハイを販売
- 2502 アサヒグループHD ネズミの鳴き声、チューが入る 、チューハイを販売
- 2053 中部飼料 ネズミの鳴き声、チューが入る
2020年 干支銘柄(子年関連銘柄) 本命株・出遅れ株
それでは2020年 干支銘柄(子年関連銘柄)のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 4661 オリエンタルランド
時価総額:5,446,260百万円
PER:(連) 64.58倍
PBR:(連) 5.87倍
≪2019/12/26時点≫
世界で一番のテーマパーク、ディズニーランドの一番有名なキャラクターは勿論「ミッキーマウス」だ!ネズミ年で関連銘柄はといえば?誰もがまず先に思い浮かぶのが同銘柄なのではないだろうか。
時価総額からしてもアノマリーだけで急騰する様な銘柄ではないが、業績は勿論だが中長期のホルダーも多い事で有名だ。ネズミ年の本命株として注目しておきたい。
本命株 6670 MCJ
時価総額:84,575百万円
PER:(連) 11.95倍
PBR:(連) 2.02倍
≪2019/12/26時点≫
乃木坂46を起用した「マウスコンピューター」のテレビCMを観た事がある方は多いだろう。マウスコンピューターと言えば親会社はMCJだ。
MCJの主力事業は「マウスコンピューター」が手掛けるパソコン製造や関連製品の受注販売しているのだが、乃木坂のCMから「一気に知名度を上げ」、直近の決算は20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比50.0%増の67.5億円と好調だ。
パソコン関連銘柄、教育ICT関連とも言える同社だが、ネズミ年関連という事を考えると今後も注目すべき本命銘柄と言えるだろう。
本命株 7515 西松屋チェーン
時価総額:65,066百万円
PER:(連) 19.88倍
PBR:(連) 0.95倍
≪2019/12/26時点≫
ベビー・子供用品専門店を全国展開する、ベビー用品と言えば西松屋と赤ちゃん本舗という感じではないだろう。相場格言の『子は繁盛』という事からもベビー用品を扱っている同社もアノマリーの本命銘柄といえるだろう。
直近の決算が悪かった事から値を下げる動きとなったが、23日の取引終了後に発表し11月21~12月20日の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比0.2%増と2ヶ月連続で前年実績を上回っているぞ。子孫繁栄、ネズミ年の本命銘柄として記載するぞ。
【2019年12月27日(金)追記】
本命株 3990 UUUM
時価総額:93,109百万円
PER:(連) 103.18倍
PBR:(連) 28.49倍
≪2019/12/27時点≫
ネズミ年関連銘柄として、ユー〝チュー〟ブでユーチューバーを多数抱えるUUUMも本命銘柄と言えるだろう。まあネタ的な部分はあるがネズミ年関連、そしてテーマ株として「有望」という事からも注目すべきポイントが多いぞ!
UUUMは人気ユーチューバー「ヒカキン」氏や「はじめしゃちょー」氏などが多数所属するユーチューバー事務所、ユーチューバーのマネジメント事業や、動画コンテンツの制作サポートなどを手掛けている企業だ。
日本トップのYouTuber・HIKAKIN(ヒカキン)氏の年収は〝億〟を超え、日本FP協会が発表した2017、2018、2019年4月時点での「小学生のなりたい職業ランキング」ではユーチューバーは3年連続6位となっている。2020年は5Gが本格化となれば、動画再生の遅延もなくなりユ-チューバーにとっては【追い風】となるところも今後の注目ポイントだな!
UUUMはそしてYOU TUBEチャンネル「UUUM MANGA」に、漫画動画コンテンツの提供を開始しているなど、ネットコンテンツの拡大が今後も進んでいる。時価総額は高い銘柄だがダブルテーマという銘柄。チャートも底値近辺と見られるだけに「ネズミ年関連の本命銘柄といえるだろう。」
本命株 2053 中部飼料
時価総額:50,053百万円
PER:(連) 14.27倍
PBR:(連) 0.92倍
≪2019/12/27時点≫
中部飼料は中部地盤の独立系配合飼料の大手、養鶏用や養豚用の飼料を主力に製造・販売をしている企業だ。日本ハムや伊藤忠と業務提携しているぞ。
直近の決算を見ると20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.4%増の27.8億円と業績はしっかりだ。11月21日に発行済み株式数の0.99%にあたる30万株(金額で5億円)を上限に自社株買いもしており、需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感され株価は綺麗な右肩上がりをしている。
ネズミの鳴き声チューというネタ部分はあるが、配当利回り2.31倍、PER14.27倍、PBR0.92倍とまだまだ割安な銘柄なだけに上値余地は十分あるぞ!
出遅れ株 2342 トランスジェニック
時価総額:7,052百万円
PER:(連) 34.41倍
PBR:(連) 1.45倍
≪2019/12/27時点≫
熊本大学発の遺伝子破壊マウスの作製受託、臨床・非臨床試験受託、遺伝子解析受託、抗体作製受託、病理診断サービスを主力とするトランスジェニックはネズミ年である「マウス」を扱う企業として出遅れ株として面白いぞ!同社はジェノミクス事業で「TG Resource Bank」等の遺伝子情報の使用権許諾している。
バイオ関連という事からも業績は20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は4100万円の赤字と今一つだが、チャート的にもそろそろ反発の局面。出遅れ銘柄として妙味有りの銘柄と言えるだろう。
出遅れ株 6190 フェニックスバイオ
時価総額:2,447百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 1.75倍
≪2019/12/27時点≫
フェニックスバイオもネズミ年の「マウス」を扱う広島大発のバイオベンチャー企業だ。ヒト肝細胞キメラマウスを使った受託試験サービスを展開しており、同社が提供するPXBマウスは世界でもトップシェアを誇っている。
主力のPXBマウスの業績が悪い事から値を落とし、株価は低い位置で推移している。「ギャンブル要素は高い」が時価総額も低くネズミ年で「マウス」を扱う同社は面白い出遅れ株と言えるだろう。
今回は大型のものを多く記載したが、時価総額の小粒で妙味ある「ネズミ年関連の銘柄も明日以降記載するぞ。」
ネズミ年、そしてテーマ株のダブルテーマの銘柄を記載していこうと思っているからな!
2020年 干支銘柄(子年関連銘柄) まとめ
2020年の干支銘柄(子牛関連銘柄)についてはこんなところだろうか。もし、他にも「こんな子年関連銘柄でおもしろいものがあったら記載していくぞ」。
ちなみに干支銘柄は毎年、年末年始時期に一時的に物色人気を集めるが、やはり語呂合わせのようなもので業績とはほぼ無関係。物色人気も一時的なもので終わるただのゲン担ぎテーマである。干支銘柄は短期決戦が基本。干支銘柄で時価総額の規模が小さめの銘柄を狙う場合は短期スタンスで取り組むくらいがちょうどいいのではないだろうか。
5Gや業績が安定している干支銘柄ならともかく、業績が今一つのただ干支関連という銘柄は長期スタンスでどっしり腰を据えて取り組むものではないので、その点は注意だぞ。