TOB関連銘柄

やはりTOB本命銘柄!昭和電工が日立化成をTOBの優先交渉権獲得

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昭和電工が日立化成買収の権利獲得!TOB関連の本命銘柄として記載の日立化成がやはりきたな!

前回の記事でも日立化成がTOBの本命となるのではないか?と記載したが、本日ニュースでも配信があるが、「日立製作所は25日、日立グループの御三家の一つグループの中核子会社である化学大手、日立化成の売却を総合化学メーカーの昭和電工に買収の優先交渉権を与えることを決めた。」との報道がでてたぞ。

2次入札で米投資ファンドのベインキャピタル、カーライル・グループ、日東電工、昭和電工の4陣営が進んでいたわけだが、この優先交渉権を昭和電工が手にしたというわけだ。昭和電工側は「企業価値向上を目的に、日立化成の株式取得を含め、常にさまざまな検討を行っているが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表もしているが、まあこの辺りはそう答えるものだ。

日立化成のプレミアムはいくらになるのか?

問題は既に株価水準の高い日立化成に対して全株の買収をするのか?そしてプレミアムをいくら乗せるのか?

そこが焦点となっている。今回の買収額は9000億と言われる巨大規模なわけだが、既に日立化成の株価は今回の報道から急騰して4000円を超える上昇となった為、時価総額は8300億円超となっている。

買収額9000億規模と言われているが、昨日終値をベースでの時価総額は7200億円程、9000億との差額が1800億となる。日立化成の発行株式数は208,364,913株×株価4000円と考えると既に8334億。9000億としてもプレミアムのMAXで4200円という感じだろう。

まあ昭和電工の時価総額をはるかに上回る投資となるわけだから実際のところの買収額は8500億程度、つまり日立化成の現状の株価4000円での買収となるとみているぞ。

昭和電工、日立化成TOBのリスク

今回の買収がうまくいけば、時価総額1兆6000億の大手化学メーカーが誕生する事となる。ここまでニュースがでている以上、ほぼ決まっているとはいえるが懸念点はある。あくまで優先交渉の権利を獲得したというわけで完全に決定したわけではない。そして日立化成は今はプレミアムの思惑などで上がっているが、昭和電工サイドはできれば安く買いたいのは当たり前だ。昭和電工の時価総額をはるかに上回る買収という事だけに、価格帯が高く突如のちゃぶ台返しの危険性はないわけじゃないぞ。

しかし、今の相場は面白いな。親会社から子会社のTOBもだが、同業他社とのTOBなど今後、国内外で戦っていくためには今の環境のうちに何とか色々と立て直したいという動きが良く見られる。今後も間違いなくTOBはでてくるだろう。

TOB関連 本命 銘柄 LIXILビバ

そして、当方が思う今後のTOB関連銘柄の本命銘柄として既出ではあるが一つ上げるとするならばLIXILビバが注目銘柄として記載しよう。

時価総額:85,281百万円
PER:(連) 16.15倍
PBR:(連) 1.29倍
≪2019/11/25時点≫

ホームセンターチェーン「ビバホーム」「スーパービバホーム」等の運営を行なっている企業だ。同社はリクシルグループの子会社として親会社が保有割合52.25%。前回、年初来高値を更新する動きとなった時、TOBの噂などがあり、それに個人の買いが集中。結局でなかった…という個人から売りの連鎖が重なり2280円までつけた株価は1800円を一時割り込む動きとなった。

ただ、同社の株価がそれでは今の位置ならばどうなんだ?というところだが、個人の投げ売りが収まってからはチャートは1900円近辺で落ち着きを見せている。そしてLIXILビバは何といっても業績は抜群だ。大型ホームセンターは業者向け、個人向けの防災グッズもだが、災害、復興関連での銘柄としても注目するべき銘柄だ。今後さらなる変革を考えても親会社が完全子会社化とする可能性はあるのではないだろうか。

今の投資の流れ的にとにかく注目を集めるテーマ株に参戦していくべきだぞ

石破新内閣の誕生と波乱の幕開け!
今後どうなる?日本株、最注目のテーマ株とは?

波乱の幕開けとなった石破新総裁の選出と新政権の誕生。

新内閣誕生によるご祝儀相場への期待が乏しい中、改めて物色意欲が高まる株式テーマや関連銘柄に注目している方も多いのではないだろうか?

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KABU S

投資歴17年、都内で働く兼業トレーダー。 とにかく噂となる銘柄や仕手株に乗るのが好きだ。これまで数々の暴騰暴落を経験した中年トレーダーが「今後の注目銘柄」や「優良・悪徳 投資顧問会社」などの使える情報を公開していくぞ。デイ・スインガーのフォロー大歓迎!とにかく業界の裏話なども多数入手して記載するので応援宜しく頼むぞ! 管理人プロフィールはコチラ

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