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【2019年03月28日(木)投稿】
キャッシュレス関連銘柄 本命株・出遅れ株 ジョルダン
時価総額：8,823百万円
PER：(連) 30.77倍
PBR：(連) 1.89倍
≪2019/03/28時点≫
経路検索サイト＆アプリ「乗換案内」のジョルダンがここ数日急激に株価を伸ばしている。ジョルダンの買い材料はなかなか面白いぞ！
ジョルダンは2019年03月26日(火)の取引時間中に、全国の自治体や観光施設、交通事業者を対象に2019年05月より新モバイルチケットの提供を開始すると発表したのだ。
これは交通料金に加えて、買い物や飲食などの観光などにも使えるもののようだ。さらに日本語だけでなく、外国語にも対応しているため、インバウンド客でもカンタンに利用できるとのこと。
ジョルダンのモバイルチケットサービスは、イギリスのMasabi社が開発したモバイルチケットサービス「Justride(ジャストライド)」を利用するとのこと。チケットの確認方法はユーザーのスマホ画面に「ＱＲコードに似た独自の二次元コード」を読み取るか、画面上のチケット内容を目視で行うという。
面白いのは「単なるモバイルチケット」というだけでなく「買い物や飲食などの観光にも使える」という部分。そして「多言語対応で外国人も使える」という点だ。
つまりジョルダンは単なる経路検索サイト・アプリ関連銘柄から「キャッシュレス関連銘柄」、さらに「インバウンド関連銘柄」の仲間入りをした格好ともいえそうだ。
特にキャッシュレス関連銘柄への仲間入りはかなりインパクトがあるな。キャッシュレスといえば、今まさに政府が気合いを入れて普及を目指す、いわば「国策」だ。これまでキャッシュレス関連銘柄としてはノーマークだったジョルダンが、いきなりキャッシュレス関連銘柄の本命株へと浮上したとなればこれは株価急騰も当然の材料といえそうだ。
加えてジョルダンは時価総額規模も小粒で値動きも軽い銘柄。短期資金や投機的資金も巻き込みやすい素地もある。熱いテーマ性を持っただけに、この先も引き続き注目したい銘柄といえそうだ。
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