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【2019年01月17日(木)投稿】
自動翻訳関連銘柄 本命株 ソースネクスト
時価総額:85,221百万円
PER:(連) 44.52倍
PBR:(連) 7.51倍
≪2019/01/17時点≫
中国の「春節」が迫って来ている。
「春節」とは、旧暦の正月の事で中華圏ではこの時期に長期休暇を取る文化がある。この休暇を利用して海外旅行へ出る人も多く、日本ではその受け入れ先として毎年のようにインバウンド需要が高まる時節となる。
今年(2019年)の春節は2月5日となるが、前後のカレンダーと併せて、今年は2月2日から春節の長期休暇に入る人が多いと予想されている。もう春節直前だ。
この「春節」を利用して日本へ旅行に来た中国人観光客による「爆買い」が一時期大流行したのだが、どうやら近年は趣向に変化が起きているようだ。「爆買い」から「体験型」へとシフトして来ているらしい。
確かに数年前に比べ、最近は中国人観光客が大きいスーツケースを引きながら「爆買い」している姿を見る機会が減ったように感じる。中国人観光客も文化的に成熟した事で、日本の文化に触れるような旅行体験を楽しみたいと考え始めたのかもしれない。
とはいえ、中国人にとって日本製の家電や化粧品などへの人気は依然高く、最近ではどうやらトイレが人気らしい。今年の「春節」でも、ある程度の「爆買い」には期待出来そうだ。
「爆買い」にしろ「体験型」にしろ、インバウンド需要に応える為に必要なのは「中国語」堪能なスタッフだろう。だが、近年は空前の人手不足だし、中国語堪能な人材を確保するのも難しいのが実情だ。
そこで注目されるのが「自動翻訳関連銘柄」だ。
自動翻訳機とは、コンピューターを利用して、様々な言語を自動的に翻訳出来る機械の事で、近年では人工知能(AI)搭載型や小型化が進んでいて、自由に持ち歩けるタイプのものが増えている。
特に注目したいのが【4344】ソースネクストが手掛ける「ポケトークW」だ。この商品は話しかけるだけで実際に通訳がいるかのように対話が出来、手のひらサイズで持ち運びに便利な上に、人工知能(AI)まで搭載する優れ物だ。世界74言語に対応しており、世界109カ国と地域で使用出来る4G回線対応のグローバル通信機能まで内蔵している。
中国の春節期だけではなく、ラグビーワールドカップや東京五輪開催時などのインバウンド需要場面で度々活用出来るだろうし、自身が海外旅行に良く行くならば1つは欲しい自動通訳機なのではないだろうか。
現在、「ポケトークW」は累計20万台を超える大ヒットとなっているが、ソースネクストは2020年までに100万台の販売を見込んでいるらしい。
まだまだ需要拡大が見込めそうだし、海外でも販路を拡大出来るかもしれない。また春節で中国人観光客が増加すれば、自動翻訳関連銘柄にも物色人気が高まる可能性もありそうだ。この分野の本命株として、ソースネクストには引き続き注目したい。
尚、当サイトでは中国の春節関連銘柄・インバウンド関連銘柄について、本命株・出遅れ株 一覧をまとめているので、併せてチェックしておく事をオススメする。