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【2018年11月22日(木)投稿】
2018年11月22日(木)、安倍首相が2019年の消費税増税に向けた対策についてコメントしたようだ。
政府は以前から、消費税増税後の景気低迷対策としてキャッシュレス決済をした場合のポイント還元案を検討していると伝わっていたが、今回安倍首相はこのキャッシュレス決済によるポイント還元を「5%」で9カ月間実施する方向で検討する考えを示したようだ。
これまでは「キャッシュレス決済のポイント還元は2%」という見方が強かったが、それを大きく超える「5%還元案」が伝わったことにより、キャッシュレス関連銘柄にも改めて注目が集まった格好だ。
特に11/22(木)に勢いよく株価を上げたのはキャッシュレス関連銘柄の出遅れ株「高見沢サイバネティックス」か
キャッシュレス関連銘柄 高見沢サイバネティックス
時価総額:8,665百万円
PER:(連) 35.10倍
PBR:(連) 3.44倍
≪2018/11/22時点≫
高見沢サイバネティックスがキャッシュレス関連銘柄の出遅れ株として評価されつつあるようだ。
高見沢サイバネティックスは駅の自動券売機などを手掛ける企業で、非触型ICカード系のゲート管理システム、電子マネー決済システムなども手掛ける。また、2018年9月には新型のICチャージ機を東京メトロ向けの納入したと発表するなど、実際の納入実績もある。
さらに高見沢サイバネティックスは駅向けだけでなく、駐輪場向けのICカードシステムを展開している点にも注目だ。
なによりも高見沢サイバネティックスは、キャッシュレス関連銘柄のなかでも小粒な銘柄で値動きが軽いという点が面白い。値動き妙味があるため、短期資金・投機的資金も流入しやすく大相場に発展しやすい銘柄といえるだろう。それだけに、テーマ性の物色が落ち着けば大きく下落しやすいという面もあるが、キャッシュレス関連銘柄はまだまだこれから話題豊富なテーマ。定期的にキャッシュレス関連の話題が投入されれば、引き続き物色される可能性がありそうだ。