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【2018年09月27日(水)投稿】
2018年もいよいよ近付いてきたな!ノーベル賞の発表シーズン!!
2018年のノーベル賞の発表スケジュールは以下の通りだ。
2018年 ノーベル賞 発表スケジュール
10/01(月) 生理学・医学賞
10/02(火) 物理学賞
10/03(水) 化学賞
10/05(金) 平和賞
10/08(月) 経済学賞
ちなみに以前の記事でも書いたが、2018年はノーベル文学賞の受賞発表は行われない。選考組織のスキャンダルによって今年は見送られるとのことだ。
と、いうことでもう間近に迫ったノーベル賞発表だが、やはり株式市場で話題になるのは「生理学・医学賞」「物理学賞」「化学賞」の自然科学部門の3部門だ。
本当は、2018年もしっかりとノーベル賞関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧をまとめておきたかったが時間的に厳しかったので、本命株を少しだけピックアップしておきたい。
2018年 ノーベル賞関連銘柄(生理学・医学賞関連銘柄) 本命株 小野薬品工業
時価総額:1,744,126百万円
PER:(連) 32.68倍
PBR:(連) 3.05倍
≪2018/09/27時点≫
2018年のノーベル賞関連銘柄として本命株として小野薬品工業に注目したい。小野薬品工業はがん治療薬の「オプジーボ」を手掛けており、がん関連銘柄としてもかなり注目される銘柄だ。
昨年に引き続き、2018年のノーベル生理学・医学賞でも「免疫分野」はアツい注目を浴びている。免疫分野では「PD-1」という免疫抑制たんぱく質を発見した京都大学の「本庶佑(ほんじょ たすく)名誉教授」が有力視されている。
このPD-1により小野薬品工業のがん治療薬「オプジーボ」は開発されたものであり、もし「本庶佑名誉教授」がノーベル生理学・医学賞を受賞することになれば、小野薬品工業はかなり市場の注目を集めるはずだ。2018年のノーベル賞関連銘柄ド本命株と言って過言ではない。
ただ、すでに小野薬品工業はノーベル賞関連の思惑で株価を上げつつあり、また時価総額規模が大きいためそこまでの爆発的な急騰は見込めないかもしれない点には注意だ。
2018年 ノーベル賞関連銘柄(生理学・医学賞関連銘柄) 本命株 医学生物学研究所
時価総額:10,867百万円
PER:(連) 71.87倍
PBR:(連) 1.52倍
≪2018/09/27時点≫
医学生物学研究所も2018年のノーベル賞 生理学・医学賞関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
京都大学大学院理学研究科の「森和俊教授」は細胞の中にある「小胞体」という機関でたんぱく質に異常がないかを検知し選び分けられる仕組みを発見しており、こちらもノーベル賞候補の一角とされているようだ。
もし「森和俊教授」がノーベル生理学・医学賞を受賞すれば、京都大学と共同で研究を進めている医学生物研究所は注目されそうだ。
しかも医学生物学研究所は時価総額規模も小さく値動きが軽い点にも注目。値動き妙味の観点からもノーベル賞関連銘柄の本命株といえそうだ。
2018年 ノーベル賞関連銘柄(物理学賞) 本命株 日本電子
時価総額:119,897百万円
PER:(連) 29.64倍
PBR:(連) 3.29倍
≪2018/09/27時点≫
ノーベル物理学賞関連銘柄としては日本電子を本命視したい。2018年のノーベル物理学賞では「マルチフェロイック物質」が候補の一つとされているようだ。
「マルチフェロイック物質」は強誘電性・強弾性の性質を有する物質で、将来的には省エネメモリーに繋がるとみられている。この新材料の開発には、日本電子の「環状明視野法」という技術が用いられていることからノーベル賞関連銘柄の一角とされている。
日本電子はそこまで時価総額規模が小さいわけではないが、巨大というわけでもない。ある程度の値動きには期待できそうだ。
2018年 ノーベル賞関連銘柄(化学賞) 本命株 堺商事
時価総額:3,414百万円
PER:(連) 9.10倍
PBR:(連) 0.44倍
≪2018/09/27時点≫
2018年のノーベル化学賞ではペロブスカイト型太陽電池に注目が集まっている。これは「ペロブスカイト型」という結晶構造物を用い、板などに塗るだけで発電できるという薄い・軽い・低コストでの太陽電池となる。
堺商事は堺化学工業子会社で、化学品が軸の中堅専門商社。同社はペロブスカイト化合物を取り扱っていることからノーベル化学賞関連銘柄の一角として注目される。
また堺商事は時価総額規模が非常に小さく値動きが軽い点にも注目したい。現状ではPER・PBRも過熱感なく、PBRに至っては1倍以下。もし人気化した場合、火柱が立つ可能性もあるか?!引き続きノーベル賞関連銘柄の出遅れ株として注目したい。