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【2018年09月26日(水)投稿】
最近はスマホゲーム関連銘柄が何かと騒がしい印象を受ける。例えば2018年8月に急騰したエクストリームは中国市場で人気IP「ラングリッサー」の配信をスタートした事が大きな刺激材料となり大急騰した。とにかくゲーム関連銘柄は年齢層の若い投資家からの短期資金が集中し易い傾向があるようで、エクストリームのような急騰は発生し易いのかもしれない。
そして明日、2018年9月27日は新たにスマホゲーム業界の「覇権」を取るのではないかと噂されるビッグタイトルの配信がいよいよ開始される事となり方々より大きな注目が集まっている。
ドラガリアロストは以前にも当ブログで取り上げた事もあるが、任天堂とサイバーエージェント子会社のサイゲームスが共同で開発・運営するスマホ向けアクションRPGの完全新作タイトルとなる。
任天堂といえば世界のゲーム業界を牽引する大企業だが、主に家庭用ゲーム機市場を主力に展開しており、スマホゲーム市場への参入には消極的だった。だが社長の交代などで方針転換、スマホゲーム市場で「グランブルーファンタジー」など大成功を収めたサイゲームスと業務提携を発表し、「ドラガリアロスト」の開発・運営を発表した。
これには大きな注目が集まり、ゲーム配信前の事前登録者数も50万人を突破、2018年のスマホゲーム市場で一番の注目株となりそうな勢いとなっている。また任天堂は日本だけではなく、台湾、香港への配信も行う方針で、更に任天堂グループのバックアップにより北米や欧州地域での配信も目指して行く方針だそうだ。市場が「世界」となれば、その可能性はとんでもなくデカいのではないだろうか。
スマホゲーム市場のヒット作と言えばガンホーが手掛けた「パズル&ドラゴン」や、サイゲームスが手掛けた「グランブルーファンタジー」など、ヒットすればアニメ化やグッズ展開など様々な分野でのビジネス拡大にも繋がる可能性があるし、一気に株価が急騰する可能性もありそうだ。
任天堂はTOPIXコア30に構成される日本を代表する大企業だけに、時価総額も大きい。余り値動きを大きく望む事は出来ないかもしれないが、それでも2016年に社会現象となった「ポケモンGO」で一気に急騰した事は印象に残っている方も多いのではないだろうか。任天堂ほどの大型株であっても、ゲームが大ヒットすれば株価急騰の可能性は十分あるのだ。
また今回、共同で開発・運営を行うサイゲームスの親会社にあたるサイバーエージェントにも注目をしておきたいところだ。