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【2018年07月20日(金)投稿】
深刻な人手不足が社会問題化しているが、逆にそれを追い風にしてしまっているのが「セルフレジ」業界だ。今年に入って一気に普及の流れが来ており、再度関連銘柄に注目が集まっている。
特に今年に入ってから、スーパーやアパレル店などで積極的にセルフレジを導入する店舗が増えている印象だ。最近ではRFIDと呼ばれる無線自動認識別電子タグを活用して、商品を特定の場所に置くだけで支払い金額が提示されるシステムが普及してきた。当方も先日、ユニクロでこのタイプのセルフレジを見たが、本当に自動で支払い金額が表示されるので驚いたものだ。
RFID(電子タグ)といえば、「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「ミニストップ」「ニューデイズ」のコンビニ5社が2025年までに店内全ての商品にRFIDタグを貼り付ける計画が報じられた事で大きな注目を集めた事を覚えている方も多いだろう。
同じく業績が好調で飛ぶ鳥を落とす勢いの国内大手ドラッグストア店舗でも2025年までにすべての店舗で無人レジを導入すると報じられた事を受けて、関連銘柄が一気に急騰したのは記憶に新しいところだ。
ユニクロなどへのRFIDタグタイプのセルフレジ普及スピードを見ると、我々の想定以上の早い時期にコンビニやドラッグストアなどで普及が進むかもしれない。コンビニにしろ、ドラッグストアにしろ、今は深刻な人手不足だし、導入を急ぎたい筈だからだ。もし全国一斉導入ともなれば「特需」は相当デカいものになるだろうし、採用される機器を手掛ける事となる銘柄はとんでもない火柱急騰となる可能性もある。
ちなみに日本よりもセルフレジ導入に積極的な海外では、人工知能(AI)を活用したものが流通業界などで大きく普及を始めているそうだ。つまり海外では既にセルフレジは次世代型へ進んでいる事となる。「人手不足」が社会問題化している日本でも、この流れに追従する可能性が高いだろう。
この分野のこれからの主流は「セルフレジ」+「人工知能(AI)]だとすると面白そうな銘柄があるのでピックアップしたいと思う。
セルフレジ・人工知能(AI)関連銘柄 サインポスト
時価総額:29,636百万円
PER:(単) 114.51倍
PBR:(単) 26.53倍
≪2018/07/20時点≫
サインポストは「セルフレジ」と「人工知能(AI)」を融合した「ワンダーレジ」の開発を行っている。既に大手企業の社内弁当販売でこの「ワンダーレジ」を試験設置して実利用も開始されている。もし今後、セルフレジの主流が「人工知能(AI)」を活用したものだとすると、サインポストにとっては大きなチャンスとなる可能性もありそうだ。
いずれにしろ、「セルフレジ」「人工知能(AI)」双方のテーマ性から物色人気を拾えるのはセルフレジ関連銘柄の中でも強みになると思う。
これは当方の個人的な予想ではあるのだが、セルフレジの普及は現在、ユニクロなどで普及を始めているRFIDタグ(電子タグ)を活用したものから始まり、次世代型「人工知能(AI)」を活用した完全無人レジへ移行するのではないかと考えている。
そういった意味では、2020年東京五輪開催の頃には首都圏の殆どのコンビニやドラッグストアなどで電子タグを活用したセルフレジが普及しているかもしれない。
どこの銘柄が手掛けるセルフレジがシェアを握る事となるか、この分野は特にアンテナを大きく張る必要がありそうだ。今の内にセルフレジ関連銘柄や電子タグ関連銘柄の 本命・出遅れ株 一覧はしっかりチェックしておきたい。