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【2018年05月15日(火)投稿】
2018年5月14日、15日と連続で株価上昇ランキングで上位に食い込んでいる銘柄がある。
求人情報やクラウドソーシングを手掛けるクラウドワークスだ。今回はクラウドワークスの株価が上昇している材料・理由を簡単にまとめておく。
クラウドソーシング関連銘柄 クラウドワークス
時価総額:26,048百万円
PER:-倍
PBR:(連) 16.91倍
≪2018/05/15時点≫
※クラウドソーシングとは
群衆(クラウド)に発注(ソーシング)する意味の造語で、発注者がオンライン上で受注者と繋がり、仕事を依頼する事の出来る仕組み。インターネット上で全国の発注者と受注者が仕事をすることが出来る。
クラウドワークスは主にクラウドソーシングの大手として注目していた銘柄ではあるのだが、2018年5月11日に興味深い発表を行っている。
クラウドワークスの100%子会社である株式会社電縁が、住友生命と「ブロックチェーン技術を活用した保険管理業務に関する実証実験を5月より開始する」と発表。
「生命保険とブロックチェーンに何の関連性が?」と思われた方も多いかもしれないが、ブロックチェーン技術は今後様々な分野に浸透して行く可能性の高い技術でもある。
今は民泊やカーシェアリングなど、「必要なものは購入するのではなく、必要なときに共有する」シェアリングエコノミーへの意識が高まっている。生命保険市場においても多様なニーズにタイムリーに対応すべく、ブロックチェーン技術を活用した仕組みを構築する狙いだという。
時代の変化に対応すべく、生命保険の在り方も変わって行く必要が有るという事だろう。
クラウドワークスの興味深い発表はそれだけではない。
2018年5月14日には、大和証券グループ、三菱UFJフィナンシャルグループと資本業務提携を発表。更に三菱UFJグループとは合弁会社を設立するなどを発表した。
クラウドワークスは個人事業主の為に新たな金融インフラ「クラウド経済圏」の構築を目指しており、大和証券、三菱UFJと提携する事で、生き方が多様化する時代に即した新たな金融サービスの提供を目指すそうだ。
もしクラウドワークスが目指す金融インフラ「クラウド経済圏」の構築が完成する事になれば、金融市場にも大きな変革を齎すかもしれない。
とにかくクラウドワークスにとって今回の提携発表は大きな刺激材料になったようで、株価上昇ランキングでも連日上位に食い込んでいる。こういう銘柄を動意づく前に探す事が出来れば、見える風景も変わって来るのだが。