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このページでは半導体関連銘柄・半導体製造装置関連銘柄の本命・出遅れ 一覧をまとめる。
半導体関連銘柄・半導体製造装置関連銘柄とは
半導体とは電気を通す「導体」と電気を通さない「絶縁体」の中間の電気伝導率をもつ物質のことであるが、一般的には素材そのものではなく、半導体素材にさまざまな機能を持たせたIC(集積回路)のことを指す。
半導体はもはや我々の生活に欠かせないものだ。
半導体が使われているものの例を上げればキリがない。まずパソコンやスマートフォンはもちろん、炊飯器や冷蔵庫、エアコンや自動車など今やありとあらゆる電子機器に使われている。
≪半導体そのものを手掛ける企業≫を半導体関連銘柄と呼び、また≪半導体を製造する過程で使用される「半導体製造装置」を手掛ける企業≫を半導体製造装置関連銘柄と呼ぶ。
なぜ半導体関連銘柄・半導体製造装置関連銘柄が注目されるか?
特に昨今ではIoT分野での技術発展が著しく、あらゆるものがオンライン化される時代になってきている。2020年までには500億台もの電子デバイスがインターネットに繋がりオンライン化すると言われている。
そうなれば必然、あらゆる電化製品に半導体が使われることとなる。つまり従来よりも半導体の需要が爆発的に高まってきていると言える。
この時代の流れにより、これまで以上に半導体関連銘柄は注目されている。半導体関連銘柄は、この先も非常に注目される旬なテーマ株となる可能性が高い。
また、半導体そのものの需要も高まるにつれ、半導体を製造する過程で使用される「半導体製造装置」に関連する銘柄も一つのテーマ株として物色人気を集めている。
半導体関連銘柄 半導体製造装置関連銘柄 一覧
半導体関連銘柄の一覧と半導体製造装置関連銘柄の一覧をわけてみた。
半導体関連銘柄 一覧
- 9984 ソフトバンクグループ イギリスの半導体設計大手アームHDを買収
- 6502 東芝 半導体メーカー
- 4063 信越化学工業 半導体用シリコンウェーハ
- 3436 SUMCO 半導体用シリコンウェーハ
- 6723 ルネサスエレクトロニクス 車載半導体事業・車載マイコン
- 6627 テラプローブ 半導体の製造やテスト
- 6769 ザインエレクトロニクス 半導体メーカー
- 6875 メガチップス 半導体メーカー
- 6963 ローム 半導体メーカー
- 6730 アクセル ファブレスの半導体メーカー
- 6832 アオイ電子 半導体集積回路の設計、開発、製造
- 6767 ミツミ電機 電源IC・リチウムイオン電池関連ICなど
- 6616 トレックス・セミコンダクター アナログ電源用IC
- 6707 サンケン電気 半導体素子・パワー半導体
- 6336 石井表記 半導体製品製造
- 7741 HOYA 半導体製造用マスクブランクス・フォトマスク
- 4047 関東電化工業 半導体用エッチングガス
- 6323 ローツェ 半導体ウェーハ製造
- 6490 日本ピラー工業 フッ素樹脂製品・半導体洗浄装置
- 6256 ニューフレアテクノロジー マスク描画装置
- 6656 インスペック 半導体などの外観検査装置
- 6315 TOWA 半導体モールディング装置
- 7271 安永 半導体用検査測定装置
- 6874 協立電機 半導体基板検査システム
- 6890 フェローテック 半導体製品
- 6480 日本トムソン 半導体製造装置の部品
- 7748 ホロン 半導体及びナノテクノロジー分野への検査・計測技術
- 2743 ピクセルカンパニーズ 傘下企業(中央電子工業)が半導体製品を製造
- 3652 DMP 画像処理半導体 GPUコア「ant200」
- 4062 イビデン 半導体FCパッケージ基板
- 8020 兼松 総合商社から専門商社にシフト、半導体製品も
半導体製造装置関連銘柄 一覧
- 8035 東京エレクトロン 半導体製造装置
- 6756 日立国際電気 半導体製造装置
- 6298 ワイエイシイ 半導体事業・子会社が半導体製造装置
- 6857 アドバンテスト 半導体製造装置
- 7735 SCREEN HD 半導体製造装置
- 7729 東京精密 半導体製造装置
- 6146 ディスコ 半導体製造装置
- 6300 アピックヤマダ 半導体製造装置金型総合メーカー
- 7567 栄電子 半導体製造装置用の電子部品を取り扱う
- 6323 ローツェ 半導体製造工程に必要装置
- 8036 日立ハイテク 自社開発の半導体製造装置
- 7875 竹田印刷 半導体関連マスク製造
- 6264 マルマエ 半導体製造装置向け精密部品加工を主力
- 6490 日本ピラー工業 半導体製造装置向け継ぎ手を手掛ける
- 6928 エノモト 半導体用部品大手
- 7637 白銅 半導体商社
- 6265 妙徳 半導体製造装置向け製品
- 6668 アドテック プラズマ 半導体製造装置向け製品
- 5759 日本電解 半導体用パッケージ
- 6336 石井表記 半導体用プリント基
- 6521 オキサイド 半導体レーザー
- 6613 QDレーザ 半導体用レーザー
- 7713 シグマ光機 半導体製造装置向け製品
- 2332 クエスト キオクシアを主要顧客に持つ半導体企業
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半導体関連銘柄 半導体製造装置関連銘柄 本命・出遅れ
それでは本題の半導体関連銘柄・半導体製造装置関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄や出遅れ銘柄などをピックアップしていこう。当方の主観込みの内容となるので参考程度にお願いしたい。
本命 ソフトバンクグループ
ソフトバンクは2016年7月18日にイギリスの半導体設計大手のアーム・ホールディングスという会社を3兆3000億円もの巨額で買収することを発表し、見逃せない半導体関連銘柄となった。アームホールディングスという会社はそれほど知られていないが、スマホ向けのCPUで市場シェア9割以上とも言われている。
そしてこの買収が決定した後に、世界最大の半導体大手インテルが受託生産事業の拡大を目的にアームホールディングスと提携を発表している。ソフトバンクはもはや半導体関連銘柄の本命とも言えるのではないだろうか。ただし、ソフトバンクほど巨大な時価総額を誇る銘柄、やはり値動きは軽くない。長期的なスタンスで臨む銘柄と言えるだろう。
本命 ピクセルカンパニーズ
ピクセルカンパニーズは子会社のLT Game Japanがカジノ用のゲーミングマシンの開発・製造・販売を行っていることからカジノ関連銘柄としても注目される銘柄だが、同時に半導体関連銘柄としても注目だ。ピクセルカンパニーズの子会社「中央電子工業」は半導体製品を製造している。
ピクセルカンパニーズはその他の半導体関連銘柄に比べ、非常に時価総額が小さく値動きの妙味的にも面白い。カジノ関連銘柄という側面も併せ持つため、複数のテーマが絡んでいる銘柄としても面白い。
本命 SUMCO
SUMCOも半導体関連銘柄の本命として注目する。SUMCOは半導体用シリコンウェーハを手掛ける企業だ。シリコンウェーハとは、高純度のシリコンから切り出された円形の薄い板のことで、半導体デバイスの材料になるもの。日本における半導体シリコンウェーハではSUMCOと信越化学工業が二強と言える。信越化学工業も本命銘柄として見る向きもあるが、SUMCOのほうが時価総額は小さく、値動きの面で妙味がある。2016/12/09時点でややPERが高いのが気になるが、当方は半導体関連銘柄の本命として注目したい。
本命 インスペック
インスペックは半導体などの外観検査装置などを手掛ける銘柄だ。インスペックはマザーズ上場の新興銘柄で、値動きも軽い。加えて、人工知能(AI)関連銘柄としての材料も出ており、テーマ性を複数もつということからも注目したい銘柄である。
本命 東京エレクトロン
半導体製造装置関連銘柄では東京エレクトロンに注目したい。東京エレクトロンは半導体製造装置の世界におけるリーディングサプライヤー。2015年の半導体製造装置メーカーの売上高では世界4位となっている。半導体製造装置関連銘柄では東京エレクトロンは外せない銘柄といっていいだろう。ただ、やはり時価総額がデカイので値動き的な妙味は薄い。どちらかというと長期的な取り組みで挑みたい銘柄と言える。
本命 アピックヤマダ
アピックヤマダは半導体製造装置の金型総合メーカーである。金型技術に強く樹脂封止成型装置で高いシェアを誇る。アピックヤマダは時価総額が小さく値動きが軽いため、短期スタンスで取り組んでも十分面白いのではないだろうか。値動き的な妙味で、ある意味では半導体製造装置関連銘柄本命とも言えるかもしれない。
本命・出遅れ ワイエイシイ
ワイエイシイは自動化機器の中堅で、半導体事業も手掛けている。また、子会社のワイエイシイガーターは半導体製造装置を手掛ける。ワイエイシイも時価総額はさほど大きくなく値動きも重くない。やや出遅れている印象もある。半導体製造装置関連銘柄として人気化すれば、面白い銘柄となるのではないだろうか。
【2016年12月13日(火) 追記】
本命 アドバンテスト
アドバンテストも半導体製造装置関連銘柄の本命として注目したい。アドバンテストは半導体試験装置で世界シェアトップを誇る企業だ。アドバンテストはその他、半導体製造装置関連銘柄とくらべ特に値動きが軽いわけではないが、半導体製造装置関連銘柄では外せない銘柄。チャートもここ非常に堅調な右肩上がりのかたちを形成中。中長期スタンスでも面白い半導体製造装置関連銘柄と言えるのではないだろうか。
【2017年02月02日(木) 追記】
出遅れ ウインテスト
ウインテストはイメージセンサー検査などを手掛ける銘柄だ。イメージセンサーとはレンズから入った光を電気信号に変換する半導体のこと。人間の目でいうと網膜の役割と担う半導体であり、デジタルカメラやスマートフォンのカメラなどにも欠かせないものである。このイメージセンサーという半導体を検査する装置を手掛けるウインテストは半導体製造装置関連銘柄と言えるな。
ウインテストは2017年01月31日に国内の大手電機機器メーカーからイメージセンサー検査装置を受注したと発表。受注金額はおよそ1億円とのことだ。これにより大きく株価を上げ、半導体製造装置関連銘柄としても注目された格好だ。
またウインテストはその後にも、茨城大学と太陽光パネルの発電効率向上に関する共同開発を始めると発表するなど、太陽光パネル関連銘柄としても注目。さらにIoT関連銘柄としての側面もある。意外に材料豊富な銘柄なので注目。どちらかというと半導体製造装置関連銘柄というテーマ性としてはさほど目立っていないように感じる。出遅れ銘柄としてみるのも面白いかもしれない。
またウインテストの面白さは規模の小ささだ。時価総額は「2,362百万円(2017/02/02時点)」。材料が出ることで一気に株価が急騰する可能性もある。もちろん逆もしかりだが。短期スタンスで狙うのは面白い銘柄と言えるかもしれない。
【2017年10月06日(金)追記】
本命株・出遅れ株 栄電子
時価総額:3,064百万円
PER:(連) 13.41倍
PBR:(連) 1.13倍
≪2017/10/06時点≫
半導体製造装置関連銘柄の出遅れ株として栄電子に注目だ。栄電子は産業機器メーカー向け電子部品商社で、半導体製造装置用の電源・コネクターなどの電子部品が主力の企業。まさに半導体製造装置関連銘柄といえる事業内容だ。
また栄電子の時価総額規模は小粒で値動きが軽い点も面白い。半導体製造装置関連銘柄のなかでは出遅れ感もあり、PER・PBRをみても現状ではまだ過熱感はないように思う。半導体製造装置関連の出遅れ・本命株として注目したい。
【2019年11月01日(金)追記】
半導体 量子コンピュータ関連銘柄追記
アドバンテストなど半導体関連が一服となっているが、半導体関連の銘柄は今はただの押し目、ここから切り返すと期待していいだろう。
googleによる「量子超越」発表により半導体の更なる躍進に注目があつまっている。
直近、googleの量子超越の論文発表で、量子コンピュータの発展が期待される中、この量子コンピュータの半導体デバイスも注目を集めているのはご存じだろうか。
以前、記事を執筆した際にはまだまだ課題の多い話でもあったのだが、この度、高速で高精度な半導体量子コンピュータに向けて「2方式の半導体量子ビットを結合」に成功した事を報告しているが。
まず分かりやすく説明すると、これまでのコンピュータは半導体デバイスを微細化する事によって情報処理能力の速度向上を図ってきた。近年では原子100個程度の大きさで一つの素子が構成されるまでの微細化に成功した為、この研究も頭打ちという陰りが出てきている。つまり、これから更なる処理速度向上の為には、動作原理を見直し、次世代コンピュータへ採用できる半導体が必要不可欠になるわけだ。
そこで注目を集めているのが量子コンピュータだ。
量子コンピュータは最近株式投資をしているものなら耳にした事も多いと思うが、この量子コンピュータをひとくくりに出来ない事はご存じだろうか。
これまで光学素子、超電導回路、ダイヤモンド結晶中窒素など、他にもいくつか物理系を用いた量子コンピュータの研究を進めていたのだが、その中でも『半導体中の電子スピン』を利用した【電子スピン半導体量子コンピュータ】というものがある。
これまでのコンピュータは半導体デバイスを微細化する事で情報の処理速度を上げて来た。
つまり、今の世の中はこの情報処理技術を用いた集積回路技術が当たり前なのだが、量子コンピューター技術の発展が起こったとしても、その技術をすぐに採用する企業はどの位なのかというと、少し前に下町ロケットというドラマが人気化したが、こうしたアンダーグラウンドな企業はなかなか新技術の採用に踏み切れないのは言うまでも無い。しかし、こうした既存産業の集積回路技術と相性が良いのが、実はこの『電子スピン半導体量子コンピュータ』なのである。つまり、今の所、大規模量子コンピュータの実装に一番適していて、一番身近とも言える。
その電子スピン半導体技術だが、これまで注目されていたのは、高精度制御に適した「スピン1/2量子ビット」と高速読み出しに適した「ST量子ビット」である。この二つには互換性が無いので、全く別物として扱われていたのだが、この二つの特徴を融合出来れば極めて効率的な量子コンピュータを設計できると言われてきた。
そしてこの度、理化学研究所(理研)らの国際共同研究グループは、【両方式の互換性を確保することに成功】したと発表したわけだ。この成果は、従来の半導体量子コンピュータなどの主要課題を解決できる極めて高い技術基盤として、今後の半導体量子コンピュータの大規模化に道筋を示した形になる。
じゃあこの量子コンピュータ半導体デバイス関連の本命銘柄はどれなんだ?と思っているだろうから記載しよう。
半導体関連 量子コンピュータ関連 本命・出遅れ株
それでは半導体、量子コンピュータ関連の注目しておくべき本命株・出遅れ株を記載したぞ。
三菱ケミカルHD
時価総額:1,244,194百万円
PER:(連)6.98倍
PBR:(連) 0.87倍
≪2019/11/01時点≫
三菱グループを代表する総合化学持株会社。傘下には国内首位の三菱ケミカルを筆頭に、田辺三菱製薬などを擁す。2005年に三菱化学と三菱ウェルファーマが共同持株会社方式で統合して発足し、以後は旧・田辺製薬や三菱レイヨンなどを順次加えてきた。石油化学分野では、低採算品からは思い切って撤退し、世界市場で競争できるような戦略製品へ絞り込み。産業ガス大手の大陽日酸をTOBで子会社化。
半導体の進化により量子コンピュータ分野の進化があると、まず最初に行きつく先がAI技術の発展や、IoTデータなどの統括。そして、製薬やこの世には存在しない新たな元素などの開発、研究が進む期待が高い。こうした分野も同社は得意。更に言えば、その先にあるのが『デジタルトランスフォーメーション』だが、このデジタルトランスフォーメーションとは聞きなれない方も多いと思うので簡単に説明する。
デジタルトランスフォーメーションとは、【進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく】というもの。つまり、今ある進化したデジタル技術を元に、更に進化した技術を応用し、今以上に人々の生活をより良いものへと変革する事だ。
この三菱ケミカルHDは、19年7月、デジタルトランスフォーメーションのための新しいフレームワークとして「機械学習プロジェクトキャンバス」を考案したと発表した。機械学習プロジェクトキャンバスは、新たにビジネスモデルを構築する際に標準的に使用されるフレームワークであるビジネスモデルキャンバスをヒントに考案。同社グループで実際に進められている数十のデジタルプロジェクトから得られた知見をもとに、機械学習のプロジェクトを推進する上で検討が必要な項目を12の要素に分け、それぞれの要素が有機的に連動していることを視覚的に表現する事に成功している。
株価は、2016年7月に437円の安値を叩き出し、そこからは2018年の1月まで堅調に右肩上がりの推移をキープ。安値から高値までの乖離率はおよそ、882円で上昇率は概算で【201%】。一度上昇波に乗ると、息の長い上昇が見込める事は投資界隈では周知の事だろう。1,319円をマークしてからは緩やかに低迷を続けてきた。発表の決算内容はよくはなかったが、半導体セクターの盛り上がりや、量子コンピュータ関連というこれからの事業を手掛けている事を考えると今後の株価には期待できるのではないだろうか。今後の動きを知っている投資家はこうした銘柄に投資をするのが最善という事を知っているのかもしれない。
【2019年12月25日(水)追記】
年明けのスタートダッシュを狙うなら!〝半導体関連銘柄に注目だ!〟
2019年の有望テーマ株として名をはせた半導体関連の銘柄だが、2020年も5Gと並び半導体関連銘柄は〝絶対に外せないテーマ株の一つ〟として注目だぞ。そして半導体関連銘柄でも〝妙味〟あるのが半導体装置の製造・販売の企業だ。
2019年下半期、半導体装置の業績が上向き!2020年はさらに回復基調を予測!
2019年11月の日本製半導体製造装置だが、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)の発表によると販売高は、前月比2.3%増、前年同月比9.6%減の1849億3200万円と前年同月比では相変わらずマイナス成長となるが、2019年7月から4ヶ月の販売高は確実に増加傾向にある様だぞ。特に3D NANDへの投資が、先端ロジックとファウンドリに関する投資増加に加わったことが背景となっている様だが、北米の装置企業と同様、来年に向けて明るい見通しがでているといえる状況となっている。
そして半導体事業に対しての半導体工場などの設備投資も回復している。2020年は5Gが本格化という事を考えれば半導体製造装置の業績も2020年は上向きになると考えていいだろう。
本命 6323 ローツェ
時価総額:75,235百万円
PER:(連) 15.97倍
PBR:(連) 3.27倍
≪2019/12/25時点≫
半導体装置の製造工程に欠かせないウエハー搬送機を扱うローツェは半導体関連でも本命と言える銘柄の一つだろう。創業より三十余年、半導体、FPD(フラットパネルディスプレイ)業界において、独自の技術を進め半導体・PDF関連の自動化・搬送装置に強みをもっている。
直近10月の決算をみても、20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益が前年同期比51.8%増の42.1億円となっている。ベトナム新工場棟の一部稼働開始で生産効率が改善した事、そして主力であるウエハー搬送機などの利益率の高い製品の販売が好調で好決算を発表している。半導体装置などの生産が今後も好調の兆しを考えれば同社の業績もまだまだ期待ができるだろう。
本命 8036 日立ハイテクノロジーズ
時価総額:1,068,853百万円
PER:(連) 24.29倍
PBR:(連) 2.46倍
≪2019/12/25時点≫
日立系半導体製造装置メーカーの日立ハイテクノロジーズも本命銘柄の一角だ。自社開発の半導体製造装置や分析・解析機器、医用分析装置といったエレクトロニクス関連製品の製造・販売を主力としている。世界トップレベルの製品を複数有して、半導体前工程製造装置で、同社は世界で80%という圧倒的シェアを確立しているぞ。
業績も好調で10月29日に発表した直近の決算では20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比9.4%減の309億円になってはいるが、通期の同利益を従来予想の560億円から600億円に7.1%上方修正をしている。日立グループという事からもTOBの噂もされ、チャートも見事なまでの右肩上がりを続けているだけに順張りを好む投資家が注目する半導体関連銘柄と言えるぞ。
本命 7875 竹田印刷
時価総額:8,263百万円
PER:(連) 16.94倍
PBR:(連) 0.51倍
≪2019/12/25時点≫
竹田印刷は商業印刷が主力とするが、半導体パッケージ用マスクメーカーとしても実績も高い。CAD設計からマスク製造まで一貫させた生産体制を敷いており、受注の増えている。
何よりも注目するべき点はPER0.51倍という低さからも竹田印刷は、突如株価が急騰してSTOP高をつけている。時価総額も低く、低PBR、そしてテーマ株という事からも、半導体関連でまだまだ上値の余地がある妙味ある銘柄と言えるだろう。
本命 6928 エノモト
時価総額:10,126百万円
PER:(連) 10.77倍
PBR:(連) 0.66倍
≪2019/12/25時点≫
半導体・LED用リードフレームやコネクター用部品大手のエノモトも半導体関連の小型株として本命銘柄と言えるぞ。技術力が高く小型部品の精密プレス金型などで優位性を同社はもっている。
同社も竹田印刷同様にPBR10.77倍、PER0.66倍と割安銘柄だ。そして業績も堅調、同社の決算を見るとコネクタ用部品製品群の売上高は前年同期比37.8%増の28.13億円、自動車向け部品は堅調に推移。半導体関連の小型株でチャートもしっかりで上値余地もある銘柄なだけに半導体関連の本命の小型株とみれるぞ。
出遅れ 6265 妙徳
時価総額:3,196百万円
PER:(連) 22.39倍
PBR:(連) 0.66倍
≪2019/12/25時点≫
半導体製造装置向けに真空発生機や吸着パッドを製造を手掛けるのが妙徳だ。半導体関連として同社は出遅れ株といえるだろう。足元の業績は今一つではあるが、時価総額の低さ、そしてPBRの低さからも半導体関連銘柄への物色買いとなれば同社にも注目が集まる可能性は高い。
というのもの出来高も少なく板も薄い同社だがチャートは1900円近辺で底堅く推移している。2017年~2018年にかけてに大相場となっている銘柄という事からも思惑が強い銘柄なだけ半導体関連銘柄が動き出せば注視する銘柄と言えるだろう。
2020年01月19日(日)追記
2020年5G本格化で半導体関連銘柄に追い風!
今、需要拡大から業績が改善が期待されているのは、やはり【半導体】だろう。
半導体関連株は、2017年頃から5Gというテーマを背景にブームとなり2018年には関連銘柄は急騰となったが、5G投資への本格化は2020年という事からブームはさり需要も落ちたわけだが、今年は遂に5Gが本格化!5Gが原動力となり【半導体の需要は一気に拡大】しているぞ。
実際、2020年は半導体分野の回復基調が鮮明になりそうとの専門家の見方も多く。世界半導体市場統計(WSTS)の世界半導体市場予想によると、2019年の前年比12.8%減となったが2020年は同5.9%増となっている。
在庫調整の進展に加え、5Gやデータセンター関連の需要が今後さらにけん引するとみられている。
その需要拡大を裏付ける確証となったのは、台湾積体電路製造(TSMC)が好決算を発表している。
台湾積体電路製造(TSMC)の取引先だが
米アップル
クアルコム
中国の華為技術(ファーウェイ)
などを顧客に持っている。今回、台湾積体電路製造(TSMC)の業績が良かったというのは世界のハイテク需要を反映しているものといえるぞ。
旬なテーマ株は常に先回りで投資するという動きは投資家にとっては欠かせないものだ。
半導体関連の企業の業績は今後さらに上昇基調にあるとみれるだけに、5G同様、2020年の【顔役】となる【半導体関連】注目の本命・出遅れ銘柄を記載するぞ。
》》今見ておくべき半導体関連の有力銘柄を扱う投資顧問はココだ《《
本命 8035 東京エレクトロン
時価総額:4,134,403百万円
PER:(連) 23.64倍
PBR:(連) 4.97倍
≪2020/01/19時点≫
東京エレクトロンは半導体を語る上でアドバンテスト同様に外す事はできない半導体の筆頭銘柄といえるだろう。半導体製造装置メーカーで世界でもトップシェアをもっているぞ。
データセンター向けメモリー需要の拡大からもさらなる業績が見込める。大型株という事はあるが半導体装置の筆頭株として半導体関連をけん引していく銘柄といえるだろう。
本命 5217 テクノクオーツ
時価総額:8,159百万円
PER:(連) 9.26倍
PBR:(連) 0.88倍
≪2020/01/19時点≫
半導体製造装置用の高精度な石英ガラス・シリコン・セラミックスの製品を提供する企業だ。直近の業績面も安定しており、20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.6億円から7.7億円に66.5%上方修正しているぞ。
チャートは右肩上がりを続けているが、今の位置でもPER9.26倍、PBR0.88倍と割安水準、そして時価総額の低さからも妙味は十分だ!
本命 7735 SCREEN HD
時価総額:401,787百万円
PER:(連) 21.71倍
PBR:(連) 2.12倍
≪2020/01/19時点≫
半導体関連でSCREEN HDも東京エレクトロン同様に半導体の主力銘柄といえるぞ。同社は半導体・液晶製造装置に強みを持ちウエハ洗浄装置で世界首位の企業だ。
チャートを見ると新高値を更新、上値をまだまだ目指す展開が期待できるぞ。1月末に決算を控えているが台湾積体電路製造(TSMC)の業績が良かった事を考えると同社の決算も期待できるとみているぞ。
出遅れ 4215 タキロンシーアイ
時価総額:69,908百万円
PER:(連) 5.17倍
PBR:(連) 0.95倍
≪2020/01/19時点≫
樹脂加工の大手、IT向け樹脂板でトップシェアを誇るのがタキロンシーアイだ。5Gの本格化となる2020年、同社は高精度な製造装置材料に強みをもっており半導体工業用プレート・半導体チップや製造に必須となる素材を提供しているぞ。
PER5.17、PBR0.95はかなりの割安水準だ。PERは土地の売却などの利益もある為、実際のPERは9倍程度だが、そして何といっても配当利回り3%を超えているという事からも、投資家が注目するポイントといえる。半導体関連銘柄として出遅れとみていいだろう。
出遅れ 6167 冨士ダイス
時価総額:15,020百万円
PER:(連) 15.17倍
PBR:(連) 0.80倍
≪2020/01/19時点≫
超硬耐摩耗工具・ 金型の大手企業だ。同社の半導体金型は評価が高い事から半導体市況の動向と同社株も連動する傾向にある。
5G本格化による半導体の需要は今後拡大していく状況を考えれば、来期にはさらなる同社の金型の需要拡大も見込め、決算で2ケタ増益となる期待も高いといえるだろう。株価も底値から再び切り替えしてきており、ここから注目の半導体銘柄といえるだろう。
【2021年05月06日(木) 追記】
車載向けなど品不足が深刻で設備投資本格化の恩恵も大!
最近では半導体製造装置関連が世界中の投資家の視線を集めている。産業のコメと呼ばれる半導体は、データセンター、5Gやスマホの通信、自動車などのあらゆる場面で使われており、その需要は拡大の一途を辿っている。
半導体はデジタル社会構築に向け欠かせないキーパーツである事から、中国と米国の覇権争いにも関連し、国際的な競争も激化している。更に足もとでは車載向けなどを中心に品不足が深刻化している状況だ。日本は半導体製造装置関連で世界的高シェアを誇る企業が多く、強力な追い風が吹いている。
本命 6323 ローツェ
時価総額:173,225百万円
PER:(連)21.46倍
PBR:(連)5.50倍
≪2021/05/06時点≫
ローツェはウエハー・ガラス基板搬送装置最大手で、半導体ウエハーの運搬装置では、窒素を充填して製品の劣化を防ぐ機器などに強みを持っている企業だ。
22年2月期連結営業利益は、前期比9.6%増の102億800万円と4期連続最高益更新へ。テレワークによる新しい様式の定着による設備需要に加えて、高速通信規格「5G」の本格普及や自動車高機能化などで、半導体関連装置の需要拡大を見込んでいる。
株価は4月に1万円の大台に乗せ、上昇基調を鮮明にしている。現在の世界的な需要やテーマ性を考えると、今後も強い動きに期待が持てそうだ。
本命 7713 シグマ光機
時価総額:13,625百万円
PER:(連)19.07倍
PBR:(連)0.95倍
≪2021/05/07時点≫
シグマ光機は半導体や液晶製造装置など、産業応用分野向けのレーザー光学関連部品メーカーで、光学加工・機械加工・システム化という、3つの技術をワンストップで提供する事が強みの企業だ。
業績面では21年5月期第3四半期累計(20年6月~21年2月)の連結営業利益が、7億300万円(前年同期比19.4%増)となった。国内やアジア地域を中心とした電子部品・半導体業界向けに、レーザー加工機・検査装置の組み込み用光学素子・薄膜製品や、光学ユニット製品の需要が堅調に推移した。
株価はコロナショックの昨年3月880円を底に堅調に値を戻しているが、依然として割高感はない。根強いテーマを背景とした今後の上昇に期待をしたい。
本命 6668 アドテック プラズマ テクノロジー
時価総額:15,695百万円
PER:(連)23.77倍
PBR:(連)2.51倍
≪2021/05/07時点≫
アドテック プラズマ テクノロジーは半導体装置向け高周波プラズマ電源装置のトップメーカーだが、足もとでは設計案件が増加しており、今後の受注回復に備えて国内外における技術サービス、生産ラインの増強などトータル体制を強化している。
業績面では21年8月期第2四半期累計(20年9月~21年2月)の連結営業利益が、前年同期比1.5%増の4億4400万円となったが、今後は中国や台湾、韓国の現地装置メーカーへの営業、技術提案を強化して現状シェアの2倍を目指している。
株価は昨年1月の高値2030円に届く勢いで直近急騰を見せており、新展開入りが期待される銘柄だ。
【2021年6月13日(日) 追記】
世界で半導体への安定確保への結束!台湾TSMCと連携への期待!TSMC関連の国内企業一覧
英国で先進国の首脳が集まって会議をするG7が開催されているが、この会議でデジタル化の進展で世界的に不足する半導体の安定確保に向けた議論が行われている。
半導体は、今後殆どの電子機器(ゲーム、パソコン)で使われているが、半導体不足で車載用の半導体も供給不足が深刻となっている。
この半導体を巡って、米中は経済安全保障の観点から、半導体をめぐって覇権争いを展開しているが、産業でデジタル化が進み、経済だけではなく安全保障の観点からも半導体の重要性が増しており、米国では「アメリカ・イノベーション競争法」という法案が成立。
各国が半導体に巨額投資!!半導体の需要はさらなる拡大へ!
半導体やAI=人工知能、次世代通信ネットワークなど、国の安全保障にも関わる先端技術分野を強化することを柱としていて、研究開発や、サプライチェーンの構築などのために5年間で総額2500億ドル、日本円で27兆円近く投資するとの事だが、その内、半導体製造強化や研究開発の補助金として計520億ドル(約5兆7000億円)の支給するとの事だ。
中国も半導体製造強化に巨額投資をしており、半導体を巡る覇権争いは今後も激化すると言えるだろう!
今回の米国の支給する520億ドル(約5兆7000億円)だが、台湾の世界最大の半導体ファウンドリ(受託会社)TSMCの誘致のほか、日本が強みを持つ半導体製造装置・材料メーカーの米国への誘致費用も含まれているとの事からも、国内の半導体企業も恩恵は強い。
半導体の世界シェア(市場占有率)は、最先端製品の多くを台湾に依存していると言えるが、日本でも半導体戦略推進議員連盟で会長を務める甘利会長は、半導体産業強化の為に、「日本企業は海外勢と共同で国内に開発製造拠点を作るべきだ」との考えを示している。
提携候補としては、TSMCを挙げており、日本に研究開発(R&D)拠点を設けるのに続き、今度は大規模な半導体生産工場まで建設する案を推進している。
経済産業省も5月31日に、世界半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が新たに設ける日本拠点への支援を決め、総事業費約370億円の半分を拠出、日本企業20社超が参画し、TSMCは日本拠点で一段の集積化・高性能化に向けて半導体を縦に積み上げる「3次元実装」技術の確立を目指すとの事だ。
台湾積体電路製造(TSMC)と国内連携予定の企業 一覧
- 4004 昭和電工マテリアルズ
- 4063 信越化学工業
- 6967 新光電気工業
- 4005 住友化学
- 4062 イビデン
- 3407 旭化成
- 4185 JSR
- 4204 積水化学工業
- 4186 東京応化工業
- 8012 長瀬産業
- 6590 芝浦メカトロニクス
- 7701 島津製作所
- 4004 昭和電工
- 6988 日東電工
- 5214 日本電気硝子
- 4901 富士フイルム
- 4183 三井化学
- 6861 キーエンス
- 6146 ディスコ
- 3402 東レエンジニアリング
》》今見ておくべき半導体関連の有力銘柄を扱う投資顧問はココだ《《
世界で不足となり需要が拡大している半導体!
テーマ株として今後も有望だ!台湾積体電路製造(TSMC)と国内連携予定の企業の中でも当方が注目する銘柄があったので記載するぞ!
4062 イビデン
時価総額:781,776百万円
PER:(連) 26.72倍
PBR:(連) 2.45倍
≪2021/06/13時点≫
イビデンはパソコン・データセンター向けMPU、AI・車載向けGPU(画像処理)などの半導体などのFCパッケージ基板の電子事業、DPFや特殊炭素のセラミック事業を主力展開する企業だ。
SAP(Semi Additive Process)と呼ばれる導体形成技術を中心に、超微細配線を可能にする導体形成技術では世界でもトップクラスの技術を持っている。
直近の決算では、テレワーク普及、データセンター市場の拡大からも、主力展開する電子事業でICパッケージ基板の需要が拡大。
21年3月期の連結経常利益は前の期比90.6%増の407億1600万円と急拡大となっている。大型商用車向け製品の拡販活動も今後収益の期待ができる事から、22年3月期も前期比10.5%増の450億円に伸びる見通しと
している。
SMBC日興証券では目標株価も6400円から7600円に引き上げ、東海東京では投資判断を3700円から6500円に引き上げ。
チャートを見ると5月13日から株価は急反発して6月8日に年初来高値更新。高い位置で揉みあっているが、台湾積体電路製造(TSMC)と国内連携の期待からもまだまだ株価としては上昇していく可能性は高いと言えるだろう。
【2021年7月31日(土)追記】
半導体関連銘柄の好決算続出!【6315】TOWAが大幅上方修正!
今年の顔役と言える「半導体関連銘柄」は需要が拡大している事で、【4063】信越化学工業【6723】ルネサス、【6890】フェローテックと好決算が続いているが、直近で上方修正から急騰している【6315】TOWAは、まさに始まったという動きをしているだけに来週も注目と見ているぞ。
6315 TOWA
時価総額:59,752百万円
PER:(連) 9.4倍
PBR:(連) 1.92倍
≪2021/07/31時点≫
TOWAは東証1部に上場する半導体モールディング(樹脂封止)装置分野においてリーディングカンパニー。半導体製品の超精密金型を市場に供給、切断加工や収納などを行うシンギュレーション装置などを製造する半導体ど真ん中の企業。
7月29日に上方修正を発表しているが、5G普及や新型コロナウイルス流行での巣ごもり需要。自動車需要の回復もあり同社の半導体モールディング(樹脂封止)装置の需要が増加。
中国での半導体内製化の加速もあり前期を上回るペースの大幅受注が継続している事で、22年3月期の連結業績予想は、売上高を460億円、前年同期比54.9%増加、営業利益は91億円と前年同期比2.5倍、純利益は63億5000万円と前年同期比2.4倍と過去最高を予想していた当初予想をさらに上回る見込みとなっている。
これだけの上方修正はまさにサプライズと言えるが、PER9.5倍、PBR1.92倍と割安水準で今後も高い受注水準が継続する見通し、チャートも年初来高値目前と迫っているが、4月5日に付けた2439円を明確に抜ければ、同社株はさらなる飛躍となる可能性は十分だ。
そこでこの上昇トレンドを制する為の当方が注目する銘柄だが、上昇相場となっても素性がしっかりしていない銘柄は思惑だけで行って来いという事になりかねない!それだけに、需要、業績、そしてテーマという部分で見ていくべき!当方は需要拡大が続く半導体関連銘柄は魅力は絶大と見ている。
【2021年9月5日(日)追記更新箇所】
6614 有望株 シキノハイテック
時価総額:15,855百万円
PER:(連) 78.52倍
PBR:(連) 12.20倍
≪2021/09/05時点≫
シキノハイテックは東証ジャスダックに上場、マイクロエレクトロニクス事業、製品開発事業(カメラ事業・システム開発)、電子システム事業を展開。車載用バーンイン半導体検査装置で世界トップシェアを誇り半導体検査装置の開発・製造を手掛ける企業だ。
業績も新型コロナウイルスの影響で材料納期遅延を受けたが、顧客のプロジェクト(製品開発等)サイクル、当年度の量産開始が下期から開始する
傾向などにより、売上・利益ともに4Qが最も高くなる傾向があり、アナログ半導体設計受託も復調、デジタル半導体設計受託も大型案件を受けて堅調となっている。
今期計画は、売上高の変更なしとしているが、半導体デジタル設計受託の堅調な推移、IoT-PLC通信モジュールや画像センシング用カメラ、半導体後工程商材の受注回復から営業利益は30.2%増、経常利益18.7%増、当期純利益19.0%増と上方修正を発表。半導体における受注が増え増産に対応する対応の為に人員を強化している。
2年4月に始まる東証の新市場区分で「スタンダード市場」の上場維持基準適合が確認されている。
同社の業績は需要拡大を背景に高い伸びしろを感じる。チャートも切り返して再び高値を目指す展開を予想しているぞ。
【2021年9月15日(水)追記更新箇所】
6336 石井表記
時価総額:9,035百万円
PER:(連) 7.43倍
PBR:(連) 1.99倍
≪2021/09/15時点≫
石井表記は東証2部に上場するプリント基板製造装置大手。デバイス事業・装置事業・インクジェット事業を主軸とし、インクジェット塗布機はテレビ液晶用で高シェアを誇る企業だ
同社の精密板金は全てカスタム製品の為少量多品種のニーズに強く、工作機械メーカー・半導体メーカー様から多くの採用実績があり、製品作りの元となる設計及び原稿から部材の調達、単製品の製作、実装・組立・検査まで全て社内工程している。
業績面も抜群だが22年1月期業績予想を上方修正しているが、売上高が138億200万円(前期比19.1%増)、営業利益を6億3300万円から15億5600万円(同44.3%増)、さらに純利益を4億7200万円から12億1200万円(同66.8%増)としているのだ。
営業利益が6.33億円から15.56億円、純利益を4億7200万円から12億1200万円、時価総額90億円と小粒企業だが、これは高い伸びしろを感じるな。
上方修正の理由は、工作機械および産業用機械向け操作パネルのほか、自動車向け印刷製品を中心に想定を上回り、中国の子会社において、5G、EV、産業機械、家電製品などを中心に電子部品実装の需要が増加となっている。
今後の伸びしろの高さもだが、同社はPER7.47、PBR1.98倍と超割安水準。チャートは上方修正から急伸して、一旦売られている動きだが、〝半導体、業績抜群、割安〟と揃っているだけに期待は高いと言えるだろう。
【2021年9月19日(日)追記更新箇所】
5759 日本電解
時価総額:25,846百万円
PER:(連) 29.42倍
PBR:(連) 5.05倍
≪2021/09/21時点≫
日本電解は東証マザーズに2021年6月25日に上場のIPO銘柄、プリント配線板用電解銅箔・半導体パッケージ用電解銅箔・リチウムイオン電池用電解銅箔・PDP電磁波シールド用電解銅箔など銅箔製品を主力展開する企業だ。
世界的な脱炭素社会への取り組みからEV(電気自動車)の加速からリチウムイオン電池の需要が高いが、トヨタ自動車が「今後、カーボンニュートラル実現に向けた電池の開発と供給で投資額は30年までに約1.5兆円になると見込んでいる」、そして半導体需要が高まっているが、同社はリチウムイオン電池用電解銅箔を手掛けており今後の恩恵も見込める。
そして、半導体パッケージ用電解銅箔を扱っているが、半導体需要からも半導体分野での活躍の機会が多い!
直近の決算では、22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は2.8億円となり、通期計画の12.2億円に対する進捗率は23.1%と順調に推移、チャートはIPO人気から大きく押し目を入れてから回復傾向となっている。期待の銘柄と言えるだろう。
【2021年11月16日(火)追記更新】
日の丸半導体の急騰期待銘柄は!好チャートで業績抜群【6315】TOWA
日の丸半導体がさらなる上昇となる期待だな!
世界で経済安全保障面からも重要度が増している半導体だが、日本政府は、半導体戦略の当面の支援策をまとめた「半導体産業基盤緊急強化パッケージ」を示した。
萩生田光一経済産業相は「国策としてパッケージ打ち出す為に必要な法整備」を進めるとしているが、
この内容を見ると、既存工場の競争力強化に向けた施設改修などを国が支援して、2030年の日本企業の半導体売上高を20年の約3倍となる約13兆円と目標を設定としている。
日本の半導体産業は各国に抜かれ過去30年間で低下を続けていたが、半導体の世界シェアを再び高めていく為に、政府は本格的に動きだしたと言えるだろう。
台湾の受託半導体製造最大手のTSMCの誘致もだが、近年は「二酸化炭素排出削減」「カーボンニュートラル」への取り組みが世界的に加速し、その鍵を握るといわれる電気自動車(EV)に使われるパワー半導体の需要も高まっている。
半導体は、大小と様々な物があり一括りで言えない程ではあるが、パワー半導体ならば自動車、コンピュータゲーム機やスマホ、パソコンにはCPUなどの半導体部品が使われおり今の身近な生活用品の全てにおいて半導体は必須となる。
従来の国力のファクターは主に、人口、経済力、軍事力の3つの項目は変わらずだが、世界各国は半導体が技術覇権の核心部分であることを認識している。
サプライチェーンの重要分野を抑えている日本は、今後の中期的なビジョンを考えても半導体をないがしろにするわけにはいかないが、半導体需要は2021年は同19.7%増の5,272億ドル、2022年は同8.8%の5,734億ドル市場規模が拡大する見通しだが、脱炭素社会からもさらなる市場規模の増加が見込めると言われている。
半導体関連の記事がどうしても多くはなってしまうが、今が旬のテーマ株おいて「半導体」をないがしろにする投資家は当方からすればありえない!
株は需給があってこそ!市場の規模も大きく、各国が注力している半導体は息の長いテーマだけに、やはり有望銘柄はしっかり抑えておくべきと言える。そこで当方が注目する半導体関連銘柄の注目銘柄を記載するぞ!
6315 TOWA
時価総額:90,454百万円
PER:(連) 11.03倍
PBR:(連) 2.56倍
≪2021/11/16時点≫
TOWAは半導体モールディング装置、半導体等電子部品の樹脂封止技術のリーディングカンパニー。売上げの80%以上が海外顧客、世界中の半導体メーカーから支持される半導体製造関連装置の大手企業だ。
半導体を保護する樹脂の封止装置や封止に使われる金型を販売する同社だが、高速通信規格5Gの普及、自動車需要の急回復を背景にした半導体需要の増加。中国、台湾で大手半導体メーカーを主要顧客に持つ同社だが、半導体内製化の加速を背景に想定以上の受注推移が続き業績は右肩上がりとなっている。
需要拡大から22年3月期業績予想は期中2度にわたる上方修正をしているが、上方修正の内容は、営業利益段階で115億円、前期比3.2倍)を予想。また、同社の過去営業最高益は98年3月期に達成した41億1600万円を超えてきている。
時価総額908億小さくはないが、半導体関連で業績抜群、PER11.1倍、PBR2.57倍と割安水準、チャートは強い上昇トレンドに入っており今後の動きも注目と言えるだろう!
【2021年01月03日(月)追記更新】
6264 マルマエ
時価総額:40,856百万円
PER:(連) 32.19倍
PBR:(連) 6.1倍
≪2022/1/03時点≫
マルマエは東証1部に上場する半導体と液晶製造装置用の精密金属部品の加工業を手掛け、真空チャンバー、電極などの高精度加工を持つ、半導体装置向けの顧客には東京エレクトロン、アプライドマテリアルズなど大手企業が名を連ねる半導体製造装置の企業だ。
世界的な半導体製品の需要から半導体装置向け部品加工はロジック用が順調拡大傾向、メモリー用も堅調となり12月28日に発表した、22年8月期第1四半期(9~11月)の決算では売上高が19億3800万円(前年同期比76.1%増)、営業利益が5億9500万円(同3.0倍)と大幅増収増益を発表している。
半導体分野では新規顧客からの受注も急拡大しており伸びしろは高い。PER32倍、PBR6.1倍と割安面はないが足元のチャートはやや上値が重たい動きとなっているが、週足、月足は右肩上がりとなっており、まだまだ上を目指せるチャートと見る。
【2021年01月13日(木)追記更新】
6323 ローツェ
時価総額:235,847百万円
PER:(連) 21.05倍
PBR:(連) 5.7倍
≪2022/1/13時点≫
ローツェは東証1部に上場、1985年設立、半導体、FPD(フラットパネルディスプレイ)など製造工程で使用される自動化・搬送装置の開発や製造・販売を手掛ける。ウエハー・ガラス基板搬送装置最大手の半導体企業だ。
独自のクリーン搬送技術による製品開発力と特許を取得しており、国内は勿論だが、米国、中国、台湾、韓国などに半導体に強い国に大口顧客を持つ。
世界的にテレワークなど新しい様式の定着による設備需要に加え、IoT、5Gの本格普及や自動車高機能化などで半導体の需要が高まる事から業績拡大が続いている。直近の2022年1月12日の決算では、米アプライド・マテリアルズを中心に旺盛な需要やベトナム生産工場での生産効率の改善により、22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比72.9%増の119億円、通期計画の148億円に対する進捗率は80.8%と抜群の決算を発表している。
PER21倍、PBR5.7倍と割安面はないが、半導体を代表する企業なだけに今後の業績も期待がもてるだろう。チャートを見ても日足、週足、月足と見事な上昇チャートとなっている。まさに崩れるまでついていけ!というチャート形成なだけに順張り投資家は注目するべき銘柄と言えるだろう。
【2023年05月15日(月)追記更新】
2332 クエスト
時価総額:7,491百万円
PER:(連) 11.10倍
PBR:(連) 1.17倍
≪2023/5/15時点≫
クエストは東証スタンダード上場、ティアンドエスに続くラピダス・キオクシア関連、ソフト開発とシステム運用を2本柱に、半導体に強みを持つ企業だ。
同社だがラピダスに出資しているキオクシアが主要顧客に名を連ねており、5月12日引け後に決算発表では2024年3月期最終利益6億5,800万円予想は前期比4.7%減ながら、同売上高145億円予想は過去最高。3円増配も発表している。
同社の予想EPS123.24円。5月12日終値1,425円で、今期予想PER11.6倍。時価総額78億円。3月17日発売の会社四季報春号は、2024年3月期最終利益7億5,000万円予想。予想EPS140.2円。今期予想PER10.16倍。短期的利確値目安を1,800円に設定するが、全体相場動向を見極めつつ中長期的には昨年4月に付けた上場来高値2,290円トライに向かう可能性秘めていると言えるだろう。同じくラピダス・キオクシア関連の【4055】ティアンドエスが、4月3日にかけ2,247円へ上昇。昨年11月4日安値1,122円から2倍高となっているだけに同社も注目が集まれば!
【2023年05月30日(火)追記更新】
8020 兼松
時価総額:158,269百万円
PER:(連) 6.66倍
PBR:(連) 1.22倍
≪2023/5/30時点≫
兼松は東証プライム上場、総合商社から専門商社にシフト。電子、食糧、鉄鋼・プラント、車両・航空が柱とし、半導体製品も扱う専門商社だ。
ここ最近で外国人投資家の日本株の買いが続いているが、米投資顧問業のグランサム、マヨ、ヴァン オッテルローで、5.01%を新規取得した事が、24日付大量保有報告書で明らかになっている。
保有目的欄には「純投資および状況に応じて重要提案行為等を行う事もありうる」とあり、グランサムは3月20日以降、ほぼ毎日のように市場内で取得、5月9日の決算発表後は買い付けぺースをやや加速させた模様。人気の高い商社で半導体も取り扱う企業だけに注目だ。
》》今見ておくべき半導体関連の有力銘柄を扱う投資顧問はココだ《《
半導体関連銘柄 半導体製造装置関連銘柄 まとめ
半導体・半導体製造装置はこれからIoT技術や自動運転技術など、次世代テクノロジーが発展すればするほど需要が高まる可能性をもつ、重要なテーマ株だ。長期的に人気を集めるテーマとなる可能性も十分にあるので、注目しておく必要がある。
他にも半導体関連銘柄・半導体製造装置関連銘柄で本命・出遅れ銘柄が台頭してきた際にはこのページに追記していくつもりだ。