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【2016年8月10日(水)】
建設関連銘柄やリニア関連銘柄がキテルな。
政府の打ち出した経済対策は事業規模28兆円超におよび、リニア中央新幹線の大阪延伸前倒しや熊本地震の復興、国土強靭化をテーマにしたインフラ整備、防災整備などなど建設関連銘柄にとっては追い風だ。
さらに為替市場が円高方向に振れると、輸出関連株が買いにくくなり相対的に内需関連株が買われる傾向にある。
こういった背景から建設関連・インフラ整備関連・リニア関連銘柄が買われているようだ。
建設関連銘柄 インフラ整備関連銘柄 戸田建設
1860 戸田建設 535円 前日比+51(+10.54%)
戸田建設が堅調に推移。9日に発表した決算が買い材料視された模様。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比42.6%増の77.6億円に拡大して着地したとのことだ。
戸田建設は準大手ゼネコンで病院や学校に強い企業だ。インフラ整備関連銘柄ともいえよう。前述の理由から、戸田建設には追い風が吹いている状況だ。今日は大きく窓を開けての上昇となっているため、窓埋めが怖いが、引き続き注目したい。
建設関連銘柄 リニア関連銘柄 錢高組
1811 錢高組 351円 前日比+1(+0.29%)
リニア関連銘柄で比較的時価総額が小さく、株価が動きやすい錢高組にも注目だ。ここ半年の株価推移をみると乱高下しつつも下落傾向にある。株価水準としては、買いにくくはないがトレンドは下降気味なので注意は必要。下に目立ったサポートラインがないので注意しつつ監視といったところか。
建設関連銘柄 インフラ整備関連銘柄 三井住建道路
1776 三井住建道路 225円 前日比+25(+12.50%)
三井住建道路は08/10(火)に一時ストップ高まで上がったが、その後は下落。それでも前日比+12.5%はなかなかのもんだ。同社は10日の後場で上方修正を発表しているが、これが買い材料視されたようだ。
17年3月期の連結業績見通しについて、最終利益を7億4000万円から12億5000万円(前期比47.2%増)へ上方修正した模様。
三井住建道路は道路中堅のインフラ整備関連銘柄。現状の市場では追い風が吹いているため注目だ。