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06/08(水)の日経平均株価はなかなか堅調に動いた模様。
この調子が続けばいいけどな。
さて注目銘柄はやっぱりバイオ関連銘柄、というかiPS細胞関連銘柄だな。
6日に理化学研究所が京都大学iPS細胞研究所などと「滲出型加齢黄斑変性に対するiPS細胞由来網膜色素上皮細胞移植に関する臨床研究」の実施を発表し、他人の細胞から作ったiPS細胞を使って網膜の細胞を作成し、目の難病患者に移植する世界発の臨床研究を開始する方針を示したことから、iPS細胞関連銘柄が一斉蜂起状態だ。
目立っていたiPS細胞関連銘柄といえばこの辺か。
4589 アキュセラ +25.84%
4978 リプロセル +5.47%
4974 タカラバイオ +2.62%
4591 リボミック +4.02%
6340 澁谷工業 +0.57%
特に注目なのはアキュセラだ。
iPS細胞関連銘柄 バイオ関連銘柄 4589 アキュセラ・インク
4589 アキュセラ 1,461円 前日比+300(+25.84%)
アキュセラに関してはまずはこのチャートをみてほしい。
5月後半で激しく叩き落されている。この間は寄らずの連続ストップ安を含む9日続落で、なんと一時は株価が4ケタを割る場面も見せたほどだ。激しい下落だったので注目していた投資家も多いはず。
アキュセラは05/26の早朝にドライ型加齢黄斑変性治療薬候補「エミクススタト塩酸塩」の臨床第2b/3相試験で有効性を示すことができなかったと発表したことがデカイ売り材料になったワケだ。
直近で激しく株価を落していたアキュセラがここにきて再生医療関連、iPS細胞関連銘柄として再び注目を浴びているというわけだ。さらにアキュセラにはもう一つの材料が出ている模様。
7日の大引け後に提出された大量保有報告書で、SBIグループの保有割合が21.07%から22.30%に上昇したとのこと。この保有割合の上昇も追加で材料視されているとのこと。
直近で大きく株価を落していることもあり「今の株価なら…」という心理も働いたのかもしれん。
とはいえ、取り組んでいたことで結果が出なかったことを発表したのは事実で、この場面で買いが継続するとは限らない。市場でも、今買っているのはデイトレ組などの短期資金が大部分を占めるとの見方もある。
短期資金に遊ばれているだけなのかそれとも…
アキュセラはこの先も荒い値動きをする可能性があるので、デイトレ組にとっては面白いかもしれんな。引き続き注目だ。
【2016/06/09(木) 追記】
06/09(木)も引き続きアキュセラが凄い勢いで株価が騰がっていたな。やはり短期資金のターゲットにされている可能性は濃厚だ。
iPS細胞関連銘柄 バイオ関連銘柄 4589 アキュセラ・インク
4589 アキュセラ 1,461円 前日比+300(+25.84%)
前場から買い気配で高く始まり、すぐにストップ高に。その後は何度も張り付いたり剥がれたりと不安定ではあったが、後場の大引け前にはしっかりストップ高に張り付いていた。何度か剥がれているとはいえ、2日連続のストップ高はなかなかのもんだ。
理研の発表により、iPS細胞関連銘柄が刺激されていることもあるがアキュセラに関しては、SBIグループの株式保有割合が増えたことの方が買い材料視されているように思う。直前に大きく下げているのも投資家の心理的には買いやすいはずだ。確かにデカく下げるだけの悪材料ではあったが、アク抜けしたとの見方もある。
今日の株価推移をみると危なっかしい気がするが、ここからアキュセラがどんな動きになるか楽しみではある。ザラ場を監視できる人ならデイで触るのも面白い?ちょっと怖いけどな。