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海運株が好決算ラッシュ！【9101】日本郵船が超絶決算＆大幅増配！
【9104】商船三井の好決算、大幅増配から海運株全体が連れ高する動きが続いていたが、注目の本日は12時に日本三大海運の【9101】日本郵船、【9107】川崎汽船の決算が発表されたな！
川崎汽船も22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は884億円の黒字と抜群ではあったが、期待の配当は無し。
配当がないという部分からも3大海運株の中でも魅力は劣る。配当という面では【9101】日本郵船は抜群の決算もだが、商船三井同様に大幅増配を発表したな！
海運株 本命 9101 日本郵船
時価総額：1,183,583百万円
PER：(連) 3.36倍
PBR：(連) 1.88倍
≪2021/08/04時点≫
日本郵船は8月1日に「超割安×高配当！海運株の急騰ラッシュがくるか！商船三井が上方修正＆増配！海運株の本命【9101】日本郵船」と記載しただけに企業情報は改めて記載する必要はないと思うが念のために記載する。
日本郵船は東証1部に上場する1885年9月29日に創立された海運売り上げでは国内トップの海運大手。傘下に郵船ロジ、日本貨物航空。日本の3大海運会社（日本郵船、商船三井、川崎汽船）の一角、海運を主力とするが空運、陸運など総合物流に事業を展開している。戦後の株式特定銘柄12社の一つの日本を代表する企業だ。
今回発表した決算だが、第1四半期連結累計期間（2021年4月1日から2021年6月30日までの3ヶ月間）の業績は、コンテナ船部門の、定期船事業で持ち分法適用会社ONE社が港湾・内陸部での混雑により船舶・コンテナの回転率が低下となったが、引き続き旺盛な貨物需要を受け、主要航路で運賃・消席率は前年同期を上回る水準で推移した事で収支は大幅に良化。
国内及び海外ターミナルでは、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた前年同期から取扱量が回復した事で、定期船事業全体は前年同期比で増収増益となり連結売上高5,046億円、前年同期比1,434億円増、営業利益530億円、前年同期比440億円増、経常利益1,536億円、前年同期比1,370億円増と大幅増益の抜群の内容となっている。
同社は新型コロナウイルスの世界的な経済影響は受けるものの、コンテナ船部門において、定期船事業で持ち分法適用会社ONE社は、旺盛な輸送需要の継続に伴い、想定を上回って推移、足許では旺盛な需要が継続。
新型コロナウイルスは未だにその正常化の時期は不透明としているが、第3四半期以降、徐々に正常化に向かうことを想定している事で、22年3月期の連結経常利益を従来予想の3,700億円から5,000億円、前期比2.3倍へ上方修正も発表している。
そして何といっても最大のサプライズは、今期の年間配当を従来計画の200円から700円と大幅としているのだ。
前回の記事にも記載したが、同社は2019年40円から増配を続けて2022年3月期は200円と増額していたが、今回は500円の大幅増益！配当利回りは10％を超える！これは商船三井同様にインパクト抜群と言えるだろう。
この決算を受けて後場は急騰してのスタートではあったが、直近で海運株が強い上昇となっていた事で利益確定売りが出て上げ幅を縮小。だが10％を超える利回り、9月配当取りが後ろ盾となっている。海運株の最大手の本命銘柄だけに今後の動きはまだまだ期待と見ているぞ！
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