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さて4月相場が本格的に始まっているわけだが、スタートはやや厳しい展開か。4日は下げ幅こそ小さかったが、日経平均株価は5日続落だ。
まぁドル円相場が円高方向に振れたことが嫌気されたのが大きな影響なので、ドル円相場が反発してくれれば日経も反発基調となってくれるのではないかな?
3月の米雇用統計は好悪入り混じりといったところだったんだが、ドル円が下がるのは少し不安だが。まぁ長期トレンドが下降トレンド気味だから仕方ないといえば仕方ないが。
さて、外部環境によって上値が抑えられている展開だが、こういう時はバイオ関連株が強い。
04/04(月)もバイオ関連銘柄は非常に強かったな。
当方がよくみてるザックリ代表的なバイオ関連株(2016/04/04の動き)
4563 アンジェス MG +18.98%
4571 ナノキャリア +16.90%
4572 カルナバイオサイエンス +15.35%
4576 DWセラピ研究所 +11.07%
4586 メドレックス +10.82%
4594 グリーンペプタイド +9.22%
2369 メディビックグループ +7.88%
2370 メディネット +5.26%
4585 UMNファーマ +3.09%
うむ。この辺の動きはすごくいいな。今ちょっぴりとバイオ祭りがきてるような気すらする。日経の動きが弱いときはバイオ関連に注目するのはけっこう面白いと思うぞ。
この中でも当方が特によく注目しているのはカルナバイオとアンジェスかな。
バイオ関連銘柄
4572 カルナバイオサイエンス
カルナバイオサイエンスはバイオ関連の中でも注目している方だ。ここはキナーゼ阻害薬に特化している創薬ベンチャー。キナーゼ阻害薬とは抗がん剤。がんの薬の研究を行っている創薬バイオベンチャーということだ。国立がん研究センターとも共同で研究している。
つまり、バイオ関連でもあり「がん関連銘柄」でもあるといえる。
そしてがん関連のIRはバイオ関連銘柄の中でも、株価が敏感に反応する気がする。
当方もそうなのだが「バイオ関連企業がIRを出しても、良いのかどうかよくわかんねえ!」という人は多いのではないだろうか!?よくわからないアルファベットやカタカナが並んでて難しいもんな。シロウトにはIRを解読するのも至難のワザだ。
カルナバイオはがん関連のIRをたくさん出してくる企業なので、そういう面ではわかりやすくてよい。
そして、これも重要なのだが、カルナバイオはバイオ関連銘柄の中ではめずらしい「黒字ベンチャー」なのだ。バイオ関連の企業は赤字だらけだが、そんな中黒字であることは投資家にとってはかなり頼もしい。現状はやや高値圏にも思えるが、引き続き注目したい。
4563 アンジェス MG
アンジェスも注目しているバイオ関連銘柄の一つだ。アンジェスは遺伝子治療薬に特化した創薬バイオベンチャー。遺伝子治療もがんに有効だと言われているんだよな?こちらもがん関連銘柄でもある。
で、アンジェスはここ最近ゴリゴリに株価を上げている。04/04(月)も材料が報じられた。メディキットと共同で詰まった血管を広げるバルーンカテーテルに薬剤を塗った製品を開発したと一部で報じられたようで、これが買い材料視されたようだ。
さすがに今は25日線との乖離も大きく、入るのは勇気がいるがバイオ関連のプチ祭りが続くようであれば注目に値する銘柄だ。
【2016/04/05(火) 追記】
バイオ関連銘柄
4579 ラクオリア創薬
04/05(火)はラクオリア創薬が地合いの悪い中、株価を伸ばしている。4日、マイケル・J・フォックス財団パーキンソン病研究機関から同社の5-HT4部分作動薬「RQ-10」の米国医師主導治験への助成金、3年間で総額86万8000ドルを受けることが決定したと発表したことが買い材料視されている。
チャートではいちおう、26週線の上でもみ合っている状況だが、これをきっかけに上に行く可能性はあるか!?引き続き注目だ。
バイオ関連銘柄
7777 スリー・ディー・マトリックス
04/05(火)はスリー・ディー・マトリックスが一時ストップ高と急伸。こちらも材料が出てるな。4日の大引け後に米国子会社が出願していた自己組織化ペプチド技術について、心臓の組織再生による心疾患の治療に関する特許が日本で成立したと発表していることが買い材料だ。
このまま引ければ、上値抵抗線として意識される13週線と26週線を上抜ける。この先の推移にも注目だ。
【2016/04/07(木) 追記】
うーむ、やっぱりバイオきてるなぁ。
04/07(木)もプチバイオ祭りになっているんじゃないか?
主だったバイオ銘柄の13時時点での推移はこんな感じだ。
4565 そーせいグループ +21.16%
4572 カルナバイオサイエンス +7.88%
4563 アンジェス MG +11.77%
4571 ナノキャリア +5.06%
4576 DWセラピ研究所 +2.80%
4579 ラクオリア創薬 +3.02%
4978 リプロセル +5.61%
4583 カイオム・バイオ +5.27%
4594 グリーンペプタイド +4.11%
4586 メドレックス +3.63%
なかなかきてるね。特にそーせいはすごいぞ、ストップ高だ。値嵩株なので、1単元でも値上がり幅がデカイ。
やはり地合いが微妙なところで、外部環境に影響されにくいバイオの物色人気が高まっているようだな。引き続き注目してよさそうだ。