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イベント・コンサート関連銘柄は「今は触るな危険！」
今、世界的に新型コロナウイルスが流行から〝イベント中止〟が相次いでいる！
新型コロナウイルスの厄介なところは、〝とにかく感染力が強い〟という事。
この狭い密閉された空間だと、感染者が〝爆発的に増える〟という事は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で2401検体が検査されそこから542検体が陽性反応、【22.5％】と要請反応の数を見ても高い感染力が証明されたと言えるだろう。
これだけの感染力となると、室内でのイベントなどで〝感染者がいた場合、爆発的に増える事が予想される〟
この流れから〝各種イベント会社はイベント開催を中止、コンサートなどの休演、テーマパークなども休園〟が相次いでいる。
現時点では〝イベント開催〟などに関して、まだ様子身をしている状況ではあるが、開催自粛の流れは日々の感染者の数を考えれば〝中止〟という決断をするイベント会社が3月以降増えてくるといえるだろう。
東京マラソン中止！サンリオが休園決定！イベント・コンサート中止が相次ぐ！
東京都の小池百合子知事は都主催の屋内大規模イベントを原則延期か中止とすると発表！
21日午後の記者会見で、国内での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、「22日から3月15日までの3週間を重点期間」として、都主催の屋内大規模イベントを原則延期か中止を発表、屋外でも食事を提供する場合は延期か中止にする発表している。
既に都内でのイベントも禁止となっており今後も増えていくとみていいだろう。
東京マラソン開催中止
サンリオピューロランド休園
三鷹の森ジブリ美術館 休館
イベント会社やドームなどのコンサート会場の運営会社は、会場の貸し出しや物販、イベント開催で収益を得ているという事を考えれば、新型コロナの感染の拡大が収束しない限りは〝多大な売り上げ減少〟となるだろう。
そしてイベント会社からしたら一番やっかいなのは、今回の新型コロナウイルスはまさにイレギュラーなもの、ここまでの爆発的な感染スピードは〝遥かに想像を超えたもの〟だった事から新型コロナウイルスは〝保険適用外〟となる。
中小のイベント会社からしたら〝公演中止〟などが相次ぐ事で〝倒産〟という危険性まであるだろう。
その中でも当方が要注視しているのがPerfumeの東京ドーム公演だ。
人気ガールズアーティスト Perfumeの東京ドーム公演が2月25日と26日開催決定に賛否の声！
2月20日、Perfumeの公式サイトで、政府などからの「正確な情報の収集に努めるとともに、感染拡大の防止に細心の注意」を払い、予定通り公演を実施すると発表している。
だが、この公演開催の中に「感染者」がいた場合。東京ドームは5万人が密室空間で3時間以上「声を出したり」、「熱狂する」という事からも「感染者の一気拡大の懸念」がある！
今回の東京ドーム公演で感染者が出る様な事態となれば、「各ホール会場やドーム公演」に対して「開催中止」という事が予想される。
プロ野球もオープン戦がスタートしていく事を考えれば〝ドーム・スタジアムなどかなりの大打撃〟となるだろう。
今、注意するべき！イベント関連銘柄
イベント関連銘柄銘柄 9681 東京ドーム
時価総額：88,956百万円
PER：(連) 12.06倍
PBR：(連) 0.79倍
≪2020/02/23時点≫
ドーム球場主力に遊園地やホテルも展開する企業だ。「大規模コンサートなどの東京ドームは、新型コロナウイルスの蔓延から「今、非常にリスキーな銘柄といえるだろう。」
2月25、26日のPerfumeの2days公演、そして3月3日にはアイドルグループ TWICEの公演を予定している。
もし東京ドームの開催で「感染者」を出す事となれば、今後予定している公演やプロ野球の開催が危ぶまられる事態となれば、東京ドームシティの隣接している遊園地にも人が来なくなる可能性は高い。
イベント関連銘柄銘柄 9603 HIS
時価総額：169,594百万円
PER：(連) 12.91倍
PBR：(連) 1.47倍
≪2020/02/23時点≫
格安旅行会社で最大手、外国人旅行客にも人気の「テーマパーク ハウステンボス」を運営する企業だ。
ハウステンボスは国内、中国人、韓国人、台湾人、香港人などアジアの訪日外国人観光客に人気があるテーマパークだ。
九州地方でも新型コロナウイルスの感染者は広がっている傾向からも既に来場者に影響が及んでいるという。
新型コロナウイルスの感染状況が感染が拡大した場合に備えて休園も含めた対応の検討しているとのことだ。
ハウステンボスは年間国内外から250万人以上の来場者があるだけに休園となった場合、業績に対しての懸念は大きいといえる。
そして旅行業界は既に多大な影響を受けており、日本への渡航禁止がさらに制限をかければ、同社は業績に大きなダメージが予想できるだけに要注意だ！！
イベント関連銘柄銘柄 3995 SKIYAKI
時価総額：5,194百万円
PER：(連) 48.70倍
PBR：(連) 4.12倍
≪2020/02/23時点≫
SKIYAKIは様々な音楽アーティストのファンクラブ・ファンサイト制作・運用やチケット・グッズ販売を主力とする企業だ。
新型コロナウイルスの感染拡大でアーティストのコンサート中止などが相次ぐ動きとなれば、チケット販売、グッズ販売を主力とする同社も業績に大きな懸念がある企業と言えるだろう。
シンガポールに海外子会社SKIYAKI 65 Pte. Ltd.を設立して現地のファンやアーティストに対し、ファンメディアやマーチャンダイジングなどのプラットフォームのプロモーションやサービスを提供するサービスを発表しているが、シンガポールでも新型コロナウイルスの影響は大きい。
チャート的にも売り圧力は強く下落基調を強めており、上場来安値の383円を下回る可能性も高いといえるだろう。
