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【2019年08月21日(水)投稿】
あおり運転対策関連銘柄 ドーン
時価総額:4,003百万円
PER:(単) 24.14倍
PBR:(単) 2.62倍
≪2019/08/21時点≫
2019年08月21日(水)はドーンが大幅に株価を伸ばしたようだ。
ドーンは地理情報システムソフトの開発などを手掛ける企業。一時期はドローン関連株としても注目された銘柄だ。
今回、ドーンの刺激材料になったのは前日(20日)の大引け後に映像通報システム「Live110(仮称)」の実証実験を兵庫県警本部で開始したと発表した件だ。
普通、警察の通報は電話でするものだが、このシステムでは110番通報の際にスマホからのビデオ通話を行う。通報現場では電話の音声だけではうまく伝わらないこともあると思うが、このシステムではビデオ通話なので視覚的な情報をも伝えることができる。
例えば、最近話題の「あおり運転事件」でもこういったビデオ通報はかなり有効なのではないだろうか。運転しながらスマホで撮るのは危険だが、助手席に同乗者がいる場合などはビデオ通報はかなり有効に思える。
最近、あおり運転事件の余波で「ドライブレコーダー関連銘柄」が注目されているのも今回のドーンの物色に拍車をかけているように思える。
もちろん、あおり運転の対策だけでなくさまざまな事件でビデオ通報は有効だろう。事件解決には初動捜査が非常に大切だときくが、ビデオによる視覚情報を伝えることができれば、事件の解決率も大幅にアップするのではないだろうか。
ドーンは時価総額規模も小粒で値動きも軽いため面白い銘柄といえるだろう。引き続き注目しておきたい。