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【2019年02月04日(月)投稿】
02月04日の注目ニュースといえば、やはりペイペイの「100億円あげちゃうキャンペーン第二弾」についてだろう。
2018年12月にキャッシュレス決済の普及を狙って、ソフトバンクとヤフーの共同出資会社「PayPay(ペイペイ)」が100億円あげちゃうキャンペーンを行ったのは記憶に新しいが、早くもあのキャンペーンの第二弾がスタートするようだ。
2019年02月04日、ペイペイが2019年02月12日より新たに「100億円あげちゃうキャンペーン」の第二弾をスタートすると発表したのだ。
ただ前回の「100億円あげちゃうキャンペーン」とは少し毛色が異なるようだ。
支払い金額の20%がポイント還元されるという点では同じなのだが、今回は決済の上限額を5000円、ポイント還元の上限額を1000円とするとのこと。○分の1の確率で決済金額分のポイントを全額還元というのも、上限額は1000円とのことだ。
前回は一回の決済のポイント還元上限額は10万円だったのに対して、今回は1000円だ。ずいぶんと上限額を絞ってきたな、という印象だが、キャッシュレス決済を日常的に普及させるにはむしろこちらの方がいいのかもしれない。
狙いはやはり「コンビニ」とか「ドラッグストア」とか「スーパー」など、日常的に利用するところでのキャッシュレス決済ではないだろうか。
前回はソフトバンクユーザーやヤフープレミアム会員の人は、10分の1の確率で決済金額全額がポイント還元されるということで、家電量販店などで「もしかすると家電がタダで手に入るかも!」とユーザーが殺到し、いわゆる「ペイペイ祭り」となった。確かに初手としては、これは非常に有効だったと思う。ニュースなどでも連日、報じられ一気に話題になった。
だが、キャッシュレス決済を日常生活で気軽に使ってもらうことが目的なのだとすれば、狙うべきはやはりコンビニやスーパーなどだろう。
特に、誰もが日常的に利用する施設といえばやはりコンビニ。
つまり、ペイペイはまずは家電店などで10万円分がタダになるというエサで話題になることを狙い、次はコンビニでの日常使いをターゲットにしてきたのではないかと思う。
なかなかうまいやり方だ。
たしかにコンビニで使うのならばポイント還元の上限額が1000円でも十分だと思うし、日常的に利用することができれば一気にキャッシュレス決済の覇権を握ることもできるかもしれない。
このペイペイ「100億円あげちゃうキャンペーン」の関連銘柄としては、コンビニ各社も恩恵を受ける可能性がありそうだ。
引き続き、ペイペイ関連銘柄には注目しておきたい。