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【2017年11月14日(火)投稿】
中国関連銘柄のナガオカと井関農機の急騰が目立っているな。直接の刺激材料となっているのは、両方とも決算発表のようだが、中国関連銘柄として知られる銘柄が揃って株価を上げているので、その他の中国関連銘柄にも物色が波及する可能性にも注目したい。
中国関連銘柄 本命株 ナガオカ
時価総額:3,886百万円
PER:(連) 31.04倍
PBR:(連) 1.96倍
≪2017/11/14時点≫
ナガオカは石油精製・石油化学プラント用の内部装置や取水用スクリーン、水処理装置の製造を手掛ける銘柄だ。ナガオカは日立造船と合弁で中国に那賀日造設備(大連)有限公司を擁し、インターナルや取水装置等の水処理装置などの製造を手掛けていることなどから、中国関連銘柄として知られる。
今回の急騰材料となったのは10日の大引け後に発表した決算だ。経常損益は1億5000万円の黒字(前年同期は9800万円の赤字)に浮上し、上半期計画1億800万円を超過したとのこと。
今回の決算内容にも注目だが、今後も中国関連というテーマ性で注目したい銘柄だ。
中国関連銘柄 本命株 井関農機
時価総額:62,450百万円
PER:(連) 21.16倍
PBR:(連) 0.89倍
≪2017/11/14時点≫
井関農機は農業機械を手掛ける銘柄で、こちらも中国や東南アジアへのグローバル展開を加速するとしている企業で、中国関連銘柄の一角とみられる。
井関農機も14日に大きく株価を上げたが、これも13日の大引け後に発表した決算が刺激になったようだ。17年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の54.4億円に急拡大し、通期計画の41億円に対する進捗率が132.8%とすでに上回り、さらに前年同期の98.5%も超えたとのこと。
井関農機、ナガオカと中国関連銘柄として知られる銘柄が揃って好決算を出したことで、今後その他の中国関連銘柄にも物色が波及する可能性に注目したい。