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【2017年11月15日(水)投稿】
※このページは最後に2017/11/16(木)に追記・更新しました。
ソーシャルゲーム関連銘柄 アカツキ
時価総額:89,363百万円
PER:---倍
PBR:(連) 6.27倍
≪2017/11/15時点≫
11/15(水)、ソーシャルゲーム関連銘柄のアカツキが突如としてストップ安となったようだ。
どうやら、これはアカツキの手掛けるスマホ向けソーシャルゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」にてガチャ不正疑惑が浮上したことが原因のようだ。
ドッカンバトル内のガチャ提供割合を記載されているタブ表記がユーザーごとに異なっていることが確認されたことがきっかけとのこと。新規実装された目玉キャラが排出されない設定になっているアカウントもあったようだ。
これがただの誤表記であれば全アカウントで同じ表記になるハズだが、それがアカウントごとに排出キャラが異なっているために、「アカウントごとに排出キャラ設定をいじくっているのか!」とネット上で話題になり炎上騒ぎになっているみたいだ。
このネット上の炎上騒ぎが日経新聞の記事にまで載ってしまい株式市場にもダイレクトに影響しているというわけだ。
アカツキの株価は一気にストップ安へ。
この炎上に対し、ドッカンバトルの公式ツイッターアカウントでは「ユーザー毎にガチャの提供割合が異なるような操作や対応は行っていない」旨を伝えているものの、炎上騒ぎはまだおさまりそうにはなさそうだ。確かにアカウントごとにガチャ排出表記が異なるという点は「不正疑惑」が浮上しても仕方ないような気もしてしまう。
兎にも角にもアカツキは15日(水)に株価前日比-1500円のS安。時価総額にして200億円が一日にすっ飛んだ計算になる。
もしアカツキが実際に提供割合の操作をしていたのならともかく、ただの誤表記だとしたらとんでもないミスをしてしまったものだ。
ちなみにアカツキの不正疑惑が浮上したことで、その他のソシャゲ関連株もとばっちりでゴリゴリと下がってしまったようだ。
ガンホー、ミクシィ、アクセルマーク、コロプラ、Klab、ドリコム、トーセなどなど。名だたるソシャゲ関連が軒並み下がっている。
「上場企業が運営するドッカンバトルが不正しているくらいなら、お前らがやってても不思議じゃないぞ!」という理論かな?
いずれにしろ今回のドッカンバトルのガチャ割合の炎上騒ぎは、今後もしかしたら消費者庁なども巻き込む大騒動になるかもしれない。
アカツキはこの件についてうやむやにするわけにはいかないだろう。今後の対応力が試されているな。今回、爆発的に株価を下げただけに、今後もしアカツキが無実を証明することができれば、その時は大幅なリバウンドが見込めるかもしれない。
いずれにしろ、今後の対応含めアカツキには注目したい。もしもリバるとすれば、そのタイミングはしっかりと見極める必要がある。
リバウンドを狙うなら、アカツキ以外にとばっちりで下げたソシャゲ関連銘柄を狙うのも面白いかもしれないな。
まぁ、こういう怖い銘柄には近寄らないのも一つの手だと思うが。
※アカツキは不正疑惑浮上の翌日にストップ高で復活!詳しくはコチラ↓
不正疑惑でS安となったアカツキが翌日ストップ高で大復活!!不正疑惑をソースコードを開示して説明
ソーシャルゲーム関連銘柄 Klab
時価総額:65,460百万円
PER:(連) 19.11倍
PBR:(連) 5.35倍
≪2017/11/15時点≫
さて、アカツキと反対に面白そうなソシャゲ関連株はKlabだ。ソシャゲ関連銘柄のKlabは11/15(水)の大引け後に、配当の修正を発表している。従来無配としていた17年12月期の期末一括配当は9円(前期は無配)実施する方針としたようだ。
Klabは11/06に上方修正をしているが、当期の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも期初の業績見通しを大きく超過し過去最高を記録する見込みとなっている。
これはKlabの主力アプリである「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」に加え、「BLEACH Brave Souls」「キャプテン翼~たたかえドリームチーム~」「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の売上が好調に推移したことで増収につながったようだ。
ともかく、増収によって株主還元で従来無配だった配当を実施しますという発表は好材料といえるだろう。
特に、アカツキのとばっちりでドンと株価を下げた日の大引け後の発表である。Klabの今後の株価推移には注目したい。