全固体電池関連銘柄

全固体電池関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめ

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全固体電池関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめ

全固体電池というものをご存知だろうか?

全固体電池は「ポストリチウムイオン電池の有力候補」と言われており、将来的にリチウムイオン電池に取って代わる存在となる可能性が指摘される次世代電池である。

世界的な自動車のEV(電気自動車)化の流れが押し寄せており、EVの動力源とされるリチウムイオン電池にも注目が集まっているが、リチウムイオン電池にとって代わる可能性のある全固体電池にも注目しておきたい。

追記【 2024年01月09日(火)追記 】

トヨタ、全固体電池・搭載EVを27年の実用化を発表!全固体電池の量産へ向けて出光興産との競合も。

全固体電池の実用化がいよいよ現実のモノとなる。

トヨタ自動車は2023年6月、EV向け全固体電池を2027~28年に実用化する方針を発表した。全固体電池が搭載されるのは、5月に新設したEV事業の専任組織「BEVファクトリー」が手掛ける次世代EVとのことだ。

また、トヨタ自動車と出光興産は同年10月12日、全固体電池の開発・量産へ向けて、硫化物固体電解質の開発やサプライチェーン構築に向けて協業を発表。全固体電池の実用化がいよいよ目前へと迫ったことで、全固体電池をテーマにした関連銘柄の物色が加速している。

2024年の注目テーマ「全固体関連銘柄」について、全固体電池の特徴にはじまり、関連銘柄の一覧、本命・出遅れと有望視される個別銘柄の情報まで詳しくご紹介する。

全固体電池とは

全固体電池とは液体を使わず全て固体で構成された電池のことである。

既存の電池には中に「電解液」と呼ばれる有機溶媒が入っている。例えばリチウムイオン電池ではエチレンカーボネート、鉛蓄電池では希硫酸、ニッケル水素電池では水酸化カリウムアルカリ水溶液が「電解液」に利用されている。こういった液体の電解溶液は気化しやすく燃えやすいため、発火・爆発などの事故リスクがある。また、液体が内部に入っていることから「液漏れ」のリスクも拭いきれない。

その点、全固体電池では内部を構成する全ての要素が固体で出来ており、またセパレーターを使用しない構造のため「液漏れ」の心配もなく「発火・爆発」といったリスクもはるかに少ない

さらに全固体電池の構成次第では、既存のリチウムイオン電池と比べてもエネルギー密度が高く、長寿命の電池を作る可能性もあるという。

全固体電池は既存の「液体材料を用いる電池」よりも安全性が高く、エネルギー密度の面でも遥かに優れた次世代電池であるということを覚えておこう。

全固体電池関連銘柄とは

全固体電池関連銘柄とは、その名の通り全固体電池の研究・開発・製造・販売などを手掛ける企業の総称である。

全固体電池はリチウムイオン電池とともにEV(電気自動車)の動力源としても期待される電池でありEV関連銘柄としての側面も併せ持つ。

全固体電池関連銘柄と併せてリチウムイオン電池関連銘柄やEV関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧もチェックしておくと良いだろう。

EV関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
リチウムイオン電池関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫

全固体電池関連銘柄 一覧

  • 5218    オハラ
  • 3891    ニッポン高度紙工業
  • 7004    日立造船
  • 6955    FDK
  • 7203    トヨタ自動車
  • 5334    日本特殊陶業
  • 6976    太陽誘電
  • 3407    旭化成
  • 4204    積水化学工業
  • 5019    出光興産
  • 4185 JSR
  • 4275 カーリットホールディングス
  • 6245 ヒラノテクシード
  • 6584 三櫻工業
  • 6277 ホソカワミクロン
  • 3402    東レ
  • 6501    日立製作所
  • 6981    村田製作所
  • 5706    三井金属
  • 6702    富士通
  • 4182    三菱ガス化学
  • 4471    三洋化成工業
  • 6937    古河電池
  • 6810 マクセルホールディングス
  • 9165 クオルテック
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全固体電池関連銘柄 本命株・出遅れ株

それでは全固体電池関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。なお、出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。

全固体電池関連銘柄 本命株 トヨタ自動車

トヨタ自動車のチャート画像

時価総額:21,865,346百万円
PER:(連) 11.39倍
PBR:(連) 1.12倍
≪2017/10/02時点≫

ご存知、日本が誇る世界的自動車メーカーのトヨタ自動車。こちらも全固体電池の開発に注力する銘柄である。

トヨタは東京工業大学と共同で高速充放電が可能な高性能全固体セラミックス電池を開発したと発表しており、2017年7月には「2022年にも全固体電池を搭載したEV(電気自動車)を国内販売する」と報じられた。

この報道によって全固体電池関連銘柄やEV関連銘柄の勢いに拍車がかかったと言っても過言ではないだろう。

トヨタ自動車はエコカー戦略で世界的に遅れを取っていたが、先日(2017/09/28)にはマツダ・デンソーと組んでEV開発を加速するための新会社を設立すると発表し、世界的に激化するEV化の波に乗ろうとしているが、もしトヨタが全固体電池を用いたEVで覇権を取れればエコカー戦略で後れをとった分を帳消しにして余りある恩恵を受ける可能性がある。

非常に注目したい全固体電池関連銘柄本命株と言えるだろう。ただし、やはりトヨタは大企業で時価総額規模も非常に大きい。値動きは重いので、中長期スタンスで取り組みたい銘柄と言えるだろう。

全固体電池関連銘柄 本命株 オハラ

オハラのチャート画像

時価総額:56,168百万円
PER:(連) 39.77倍
PBR:(連) 1.35倍
≪2017/10/02時点≫

オハラはリチウムイオン電池関連銘柄・EV関連銘柄としても本命株の一角としてピックアップした銘柄だ。

オハラは光学ガラスの老舗メーカーでリチウムイオン伝導性ガラスセラミックスを手掛けており、このリチウムイオン伝導性ガラスセラミックスはリチウムイオン電池の電解質やセパレーターなどに活用が見込まれることから、リチウムイオン電池・EV関連銘柄として注目される。

そしてオハラは2016年8月には酸化物系の材料を用いた全固体リチウムイオン電池の試作に成功したことを発表している。

一般的に全固体電池は界面抵抗が大きく、中でも酸化物系の無機固体電解質を用いたものは低温化での特性が著しく低下するという課題があるが、オハラはこの課題を試作においてクリアしたということだ。

オハラは全固体電池関連銘柄として本命視するに値する銘柄だと思うし、リチウムイオン電池関連・EV関連と複数のテーマ性を持つ銘柄としても注目だ。

また、オハラの時価総額規模は小粒というほどではないが、全固体電池関連銘柄のなかでは時価総額規模は小さいほうだと言える。値動き妙味という面でも面白い銘柄と言えるだろう。

全固体電池関連銘柄 本命株 ニッポン高度紙工業

ニッポン高度紙工業のチャート画像

時価総額:27,439百万円
PER:(連) 40.82倍
PBR:(連) 2.08倍
≪2017/10/02時点≫

ニッポン高度紙工業もEV関連・リチウムイオン電池関連銘柄の本命株としてピックアップした銘柄だが、こちらも全固体電池関連銘柄本命視したい。

ニッポン高度紙工業は電気絶縁体セパレーターの専業大手で、EV向けの2次電池用セパレーターを手掛けることからリチウムイオン電池関連・EV関連銘柄としてピックアップしたが、全固体電池関連銘柄としては固体電解質シートと全固体二次電池でサムスン日本研究所と共同で特許出願している点に注目したい。

ニッポン高度紙工業は時価総額規模も大きくなく値動き妙味の観点でも面白い。リチウムイオン電池関連・EV関連・全固体電池関連とテーマ性豊富。注目しておきたい銘柄だ。

全固体電池関連銘柄 本命株 日立造船

日立造船のチャート画像

時価総額:100,257百万円
PER:(連) 15.27倍
PBR:(連) 0.91倍
≪2017/10/02時点≫

日立造船全固体電池関連銘柄本命株として注目しておきたい。

日立造船は全固体電池の研究・開発を手掛ける企業であり、2020年をめどに全固体電池の販売を開始するとしている。日立造船の全固体電池はまずはロケットなどの特殊用途向けに展開し、その後にEV(電気自動車)向けへの採用を目指すとのことだ。EV向けの全固体電池ではすでに本田技術研究所の性能評価も受けている。また日立造船は全固体電池を低コストで製造する技術も開発している。

手掛けている内容から全固体電池関連本命株と言える銘柄だと思う。時価総額がやや大きめだが、値動きが重いと言うほどでもないだろうし、現状ではPBRも割安に見える。全固体電池関連中核銘柄として注目しておきたい。

全固体電池関連銘柄 本命株 FDK

FDKのチャート画像

時価総額:81,305百万円
PER:(連) 202.80倍
PBR:(連) 19.49倍
≪2017/10/02時点≫

FDKもリチウムイオン電池関連銘柄・EV関連銘柄の本命株としてピックアップした銘柄だが、全固体電池関連銘柄としても本命視したい。

FDKは2017/02/28には富士通研究所と共同で全固体リチウムイオン電池の正極材料で高エネルギー密度を有する「ピロリン酸コバルトリチウム」を開発したと発表している。

このピロリン酸コバルトリチウムを用いれば、より高い電圧と容量を持つ全固体電池の実現が可能とのことだ。面白い全固体電池関連銘柄の材料と言えるだろう。

FDKは時価総額規模はそこそこで値動き妙味の面でも面白いが、現状ではやや過熱感が感じられる。反落には注意したいが、テーマ性は豊富なので注目しておきたい。

全固体電池関連銘柄 出遅れ株 日本特殊陶業

日本特殊陶業のチャート画像

時価総額:513,083百万円
PER:(連) 13.41倍
PBR:(連) 1.42倍
≪2017/10/02時点≫

日本特殊陶業は自動車用プラグ・排気系センサーを手掛けることで知られる銘柄だ。他にはセラミックス事業を手掛けており、セラミックス技術を全固体電池に適用し2014年11月に全固体リチウム電池を開発したと発表している。

こちらも全固体電池関連銘柄の一角として注目しておきたい。日本特殊陶業は時価総額の規模がやや大きめなので、少し長めのスタンスで取り組みたい銘柄と言えるだろう。

全固体電池関連銘柄 出遅れ株 太陽誘電

太陽誘電のチャート画像

時価総額:202,891百万円
PER:(連) 22.05倍
PBR:(連) 1.27倍
≪2017/10/02時点≫

太洋誘電はセラミックコンデンサーを手掛ける企業で、こちらも全固体電池の開発を手掛ける企業であり、関連銘柄の一角として注目しておきたい。太陽誘電は時価総額の規模が少し大きめなので、こちらも中長期スタンスでの取り組みが前提になりそうだ。

全固体電池関連銘柄 本命株 出光興産

出光興産のチャート画像

時価総額:648,960百万円
PER:(連) 5.61倍
PBR:(連) 0.83倍
≪2017/10/02時点≫

ガソリンスタンドでお馴染みの出光興産全固体電池関連銘柄として注目しておきたい。

世界的にEV化の流れが激化しており、将来的にはガソリン車やディーゼル車がEV(電気自動車)に置き換わる可能性が指摘されているが、出光興産は早い段階から次世代の自動車動力になり得る電池も研究開発してきている。

出光興産は全固体電池に用いられる固体電解質の研究に早くから取り組んでいた大阪府立大学と共同研究しており、2004年には液体電解質と同じレベルの高イオン電導率を固体で達成しており、2006年にはリチウムイオン二次電池のプロトタイプを発表し気温0℃以下での作動性を実証している

こちらも全固体電池関連銘柄の本命株として注目だ。ただし出光興産も時価総額の規模は大きめ。値動き妙味の観点から中長期スタンスでの取り組みが前提となりそうだ。

全固体電池関連銘柄 本命株 三井金属

三井金属のチャート画像

時価総額:328,310百万円
PER:(連) 16.36倍
PBR:(連) 1.90倍
≪2017/10/02時点≫

非鉄大手の三井金属も全固体電池関連中核銘柄として注目しておきたい。三井金属は2016年11月、全固体電池に用いられる無機物系固体電解質を開発したと発表している。固体電解質は全固体電池に必要不可欠な材料であるため、三井金属全固体電池関連銘柄本命株として注目したい。

三井金属も時価総額規模は大きめ。値動きは相応に重いので、短期スタンスよりは中長期スタンスで取り組むべき銘柄と言えるだろう。

【2017年11月01日(水)追記】

全固体電池関連銘柄 本命株 村田製作所

村田製作所のチャート画像

時価総額:3,713,599百万円
PER:(連) 24.35倍
PBR:(連) 2.44倍
≪2017/11/01時点≫

全固体電池関連銘柄本命株として村田製作所にも注目しておきたい。村田製作所はソニーから電池事業を買収しており、EV向け電池や全固体電池なども開発している。全個体電池については2019年の製品化をターゲットに開発を進めている、としている。全個体電池関連銘柄としても注目しておきたい銘柄と言えるだろう。

ただし、村田製作所は時価総額の大きな大企業だ。短期スタンスの値動き妙味という面ではやや面白みに欠けると言えるかもしれない。どちらかというと中長期スタンスでどっしりと腰を据えて取り組みたい銘柄だ。

【2018年01月09日(火)追記】

全固体電池関連銘柄 本命株・出遅れ株 三菱ガス化学

三菱ガス化学のチャート画像

時価総額:474,504百万円
PER:(連) 18.22倍
PBR:(連) 0.87倍
≪2018/01/09時点≫

三菱ガス化学全固体電池関連銘柄本命出遅れ株として注目しておきたい。三菱ガス化学は天然ガス系化学品を手掛ける企業だが、全固体電池用の固体電解質の開発も手掛けている。三菱ガス化学は東北大学など複数の大学や企業と手を組み、EV(電気自動車)など車載向けの次世代電池材料の実用化を急いでいる。この全固体電池用の固体電解質は早くて2024年の採用を目指しているようだ。

同社は時価総額規模が大きい銘柄なので、値動き妙味としてはやや面白みに欠けるが、PER、PBRともに過熱感がない点は◎。長期保有スタンスでも面白い銘柄と言えそうだ。

【2020年11月25日(水)追記】

《次世代電池の有望テーマ!》全固体電池関連銘柄の出遅れ【6584】三桜工業は妙味有り!

日々様々なテーマ株が生まれる昨今だが、遂にリチウムイオン電池を超える「全固体電池」に注目が集まっているな!

全個体電池を改めて説明するが、まずどういうものか説明するが、既存のリチウムイオン電池は液体である電解質を固体にして構成する電池なのだが、全固体電池は電解質が固体である為、液漏れの恐れがない上、リチウムイオンに必要な正極と負極の接触を防ぐセパレーターも不要。

電解質が難燃性のため燃えにくく、安全性も高く、大容量化や長寿命化が期待できる事からも「最強のバッテリーと呼ばれている!」

様々な製品に可能性を持つが、特に電気自動車のさらなる発展には全固体電池は必要不可欠と言えるだろう。

昨今は世界中で環境問題に対する様々な取り組みが行われ、ガソリン車やディーゼル車はエンジンを動かすと汚染物質を含んだ排気ガスを排出する事からも、ガソリン車から電気自動車(EV)への移行が進んでいるが、全固体電池のEV車は「一回の充電で500~600kmも走れる」さらに安全性も高いという事からも、まさに未来の電池だ。

「全固体電池」は世界が環境問題に取り組んでいるだけに、ここからの相場で注目の有望テーマ株と言えるぞ!

実際に、米国カリフォルニア州、中国などでは、2035年までにガソリン車の販売を禁止する方針を発表しているが、米国大統領のバイデン氏がパリ協定への復帰を始め、菅総理も2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると宣言するなど、世界的な環境問題への取り組みで全個体電池は世界各国の企業で開発が加速している。

海外のEV車の先駆者とも言えるテスラやドイツのフォルクスワーゲン、日本のTOYOTAを始めとする自動車業界で、全固体電池のEV車がいつでるのか!と注目されているが、「IoTで使われる次世代電池」という事からも実用化となれば、全固体電池関連の銘柄はまだまだ急騰する可能性は高いと言えるだろう!

全固体電池関連銘柄 本命株・出遅れ株 6584 三桜工業

時価総額:24,345百万円
PER:(連) 23.85倍
PBR:(連) 0.88倍
≪2020/11/25時点≫

三櫻工業は東証1部に上場する自動車用チューブ、集合配管などで国内高シェアを誇り世界21ヵ国87ヵ所に製造拠点を有する自動車部品を取り扱う企業だ。

国内外の大手自動車メーカーに部品を提供しているが、ブレーキチューブ、フューエルチューブ、フューエルインジェクションレール、スチールチューブ製品および樹脂チューブ製品、クイックコネクター、シートベルト用バックル・ショルダーアジャスター等など幅広い自動車部品を取り扱っているが、同社の出資先のソリッドパワーは次世代電池「全固体電池」の開発を手掛けている。

全固体電池関連の中ではチャート的に出遅れており、PER23.7倍、PBR0.88倍とまだ過熱感はなく、日足チャート、週足チャートを見ても全固体電池関連の中では出遅れ気味となっている。

11月10日に発表した決算は、21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は23.8億円の赤字とはなっているが、通期の同損益を従来予想の5億円の赤字から6億円の黒字(前期は47.2億円の黒字)に上方修正しており、今後全固体電池の進捗などを考えれば、今の水準は妙味あると言えるだろう。

【2021年02月03日(水)追記】

全固体電池関連銘柄 本命株 7004 日立造船


時価総額:112,172百万円
PER:(連) 27.77倍
PBR:(連) 0.97倍
≪2021/02/03時点≫

日立造船はゴミ焼却発電施設を柱に舶用機器などを展開し、圧力容器に強みを持つ企業だが、06年から全固体電池も開発しており、国際宇宙ステーションで全固体電池の実証実験を始めると発表した事も注目を集めそうだ。

2021年末にも宇宙航空研究開発機構と共同で実施するとの事だが、全固体電池は低温、真空の環境でも性能を発揮するために、人工衛星等への活用も期待される。

リチウムイオン電池は液体の電解質が低温下で凍るため、宇宙での利用には温度を管理する特殊な設備が必要だが、同社の全固体電池はセ氏120度~マイナス40度の環境でも動き、人工衛星などの小型化に繋がる可能性がある。

株価も昨年末からリバウンド基調が強まり、1月20日には705円まで上昇。その後は利益確定の流れから25日線を割り込んでいたが、再び25日線を突破してきている。一目均衡表でも雲を上回っての推移であり、基準線が転換線を捉えてきている。

全固体電池関連銘柄 本命株 6810 マクセルホールディングス


時価総額:76,118百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 0.82倍
≪2021/02/03時点≫

マクセルホールディングスは持株会社下に電池や産業用部材、美容家電など展開し、コイン電池で高い商品競争力を持つ企業だ。出資先企業が車載用リチウムイオン電池を生産し、日産自動車の新型ノート向け採用を決めている点も注目だ。

全固体電池ではウェアラブル端末や医療機器向けで、来年にコイン型製品を量産する計画にある。

1月29日の決算発表では、21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益が、11.4億円の赤字(前年同期は12.5億円の黒字)に転落した。しかし、併せて通期の同損益を、従来予想の34億円の赤字から10億円の赤字(前期は104億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

株価は週足ベースで一目均衡表の雲抜けが目前であり、昨年1月の高値1566円奪回から一段の上値が期待される。

【2021年03月04日(木)更新】

「日立造船が世界最大級の全固体電池を開発」

全個体電池関連 本命 7004 日立造船

時価総額:156,598百万円
PER:(連) 34.46倍
PBR:(連) 1.31倍
≪2021/03/04時点≫

日立造船は東証1部に上場するゴミ焼却発電施設、海水淡水化プラント、上下水・汚泥再生処理プラント、舶用エンジン、プレス、プロセス機器、精密機械、橋梁、水門、シールド掘進機、防災関連機器等の設計・製作する企業だ。

脱炭素社会の実現に向けて次世代の蓄電池、「全固体電池」は世界的なテーマの一つだ!

この全個体電池は、「リチウムイオン電池」に代わる次世代電池として期待されているものだが、現在のリチウムイオン電池は電解液の発火性などが課題となっており、電解液の部分を固体材料に変えた全固体電池はそのリスクを解消できるほか、電気貯蔵能力・エネルギー効率の高さから次世代電池として注目度が高いものだ。

この期待される全固体電池を同社が「容量が世界最大級の全固体電池を開発」を報じた事で急落相場の中でもSTOP高!

この世界最大級の全個体電池は「容量は1000ミリアンペア時で同社の従来品から約7倍に増え、セ氏マイナス40度からプラス100度の厳しい環境でも動作するのが特徴で、人工衛星や産業機械などに活用されていく」との事だ。

業績面も21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.6億円の黒字、通期の同利益を従来予想の65億円から75億円(前期は94.2億円)に15.4%上方修正し、減益率が31.1%減から20.5%減に縮小する見通しを発表している。

世界最大の容量を持つ全固体電池の開発した企業と独自技術を持ち、22年3月期は業績面はさらなる期待もできる。投資家が注目する有望テーマ「全固体電池」の本命と言える銘柄だけに期待値は高いと言えるぞ!

全固体電池関連 出遅れ 9165 クオルテック

全固体電池関連銘柄 「クオルテック(9165)」のチャート画像

クオルテックは、全固体電池などに用いられる固体電解質の電気特性のひとつ「インピーダンス」の計測治具を開発。EV向け電子部品の信頼性評価試験を手掛ける企業。

23年7月に東証グロース市場に新規上場。2024年6月期の営業利益は6億1900万円(前期比2.0倍)と2期ぶりに過去最高益を更新する見通し。注目テーマに関連するだけでなく、好業績・高配当利回りなど、注目度は高い。

【2021年03月20日(日)追記】

投資家人気テーマ「全固体電池関連」の有望銘柄【6584】三桜工業は要注目だ!

不安定な相場こそ力を発揮するのはテーマ株だ!

2021年は世界的な環境問題への取り組み、脱炭素、EV(電気自動車)、全固体電池,半導体,5G,DX(デジタルトランスフォーメーション)、仮想通貨関連など、様々なテーマ株が注目されている!

そして今は資金が寄与度の高い大型から、中小型株への資金が投入されていく事を考えても、テーマ株への積極的な投資姿勢はさらに加速するとみているぞ!

FOMC通過、日銀決定会合通過と重要イベントを通過!米国長期金利の不安定さや大型株が崩れる事によって日経平均株価は不安定な動きをする場面もあるだろう。

だがこの大型株への資金が、新たに中小型の株に投資されるならば値動きが軽いだけに、大きく勝てるチャンスも生まれるといえる!

そこで今回は有望テーマの中でも「全固体電池」に白羽の矢を立ててみたぞ!

全個体電池関連 EV関連 三桜工業

時価総額:49,767百万円
PER:(連) 18.02倍
PBR:(連) 1.63倍
≪2021/03/20時点≫

三桜工業は東証1部に上場する自動車用チューブ、集合配管などのを主力展開。20ヵ国84ヵ所 に製造拠点を有するグローバル自動車部品メーカー。国内外の自動車トップ企業に部品提供、国内高シェアを誇っている企業だ。

同社の製品は、ブレーキチューブ、フューエルチューブ、フューエルインジェクションレール、スチールチューブ製品および樹脂チューブ製品、クイックコネクター、シートベルト用バックル・ショルダーアジャスターなど多岐にわたる。

自動車製品のみならず、世界のスーパーコンピュータの性能ランキング 「TOP500」、「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」、「HPL-AI」、「Graph500」において第1位を獲得し、6月に続き2期連続で4冠を達成したスーパーコンピュータ「富岳」に同社の「冷却水用樹脂配管製品(押出成形品・射出成型品)」が搭載されるなど非常に高い技術力を誇っている!

世界のトップの自動車メーカーへの部品提供している事からEV(電気自動車)関連でも、同社は中小型の本命銘柄と言えるが、同社は「出資先の米ソリッドパワーが全固体電池を開発・出荷を開始している。

業績面は、2月12日発表の21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比73.8%減の9.6億円と落ち込んでいるが、通期の同利益を従来予想の6億円→33億円(前期は47.2億円)に5.5倍上方修正を発表している。

チャートも抜群の右肩上がりを続け年初来高値を日々更新と見事な好チャートを形成!EV関連そして全個体電池と期待の有望テーマと持つ銘柄という事からも要注目銘柄と言えるだろう。

全固体電池関連銘柄 まとめ

全固体電池関連銘柄は「ポスト・リチウムイオン電池」と呼ばれ、将来的にリチウムイオン電池に取って代わる可能性を秘めた安全性の高い電池である。世界的にEV化の流れが激化しており、今後さらに全固体電池への期待は高まるだろう。息の長いテーマ株となりそうなので本命株出遅れ株 一覧はしっかりとチェックしておきたい。

また、全固体電池はEVの動力として期待される電池なので、EV関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄への物色人気が全固体電池銘柄へと流れてくる可能性も十分あり得るだろう。EV関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄も併せてチェックしておきたい。

EV関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
リチウムイオン電池関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫

石破新内閣の誕生と波乱の幕開け!
今後どうなる?日本株、最注目のテーマ株とは?

波乱の幕開けとなった石破新総裁の選出と新政権の誕生。

新内閣誕生によるご祝儀相場への期待が乏しい中、改めて物色意欲が高まる株式テーマや関連銘柄に注目している方も多いのではないだろうか?

防衛・防災関連」「地方創生」「金融正常化」「原子力発電」「防災相の創設」「アジア版NATOの構築」など、これまでの政策・発言から注目すべき関連株が徐々に明らかになりつつある。

今から注目すべき「最注目テーマ・関連株」とは何か?

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KABU S

投資歴17年、都内で働く兼業トレーダー。 とにかく噂となる銘柄や仕手株に乗るのが好きだ。これまで数々の暴騰暴落を経験した中年トレーダーが「今後の注目銘柄」や「優良・悪徳 投資顧問会社」などの使える情報を公開していくぞ。デイ・スインガーのフォロー大歓迎!とにかく業界の裏話なども多数入手して記載するので応援宜しく頼むぞ! 管理人プロフィールはコチラ

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