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【2017年07月31日(月)投稿】
ライザップ関連銘柄 本命 マルコ
時価総額:43,698百万円
PER:(連) 39.01倍
PBR:(連) 5.30倍
≪2017/07/31時点≫
ライザップ関連銘柄のマルコがなんだかいろいろ発表しているな。
まずマルコは07/31(月)の大引け後に決算を発表している。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は6800万円の黒字(前年同期は6億7500万円の赤字)に浮上して着地。あわせて非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常損益が4億8000万円の黒字(前年同期は2億1200万円の赤字)に浮上する見通しを示したようだ。
業績好調にともない従来未定としていた期末一括配当を1円実施し、3期ぶりに復配する方針へ。 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-25.8%から1.2%に急改善したとのこと。
ここまではなかなか良い材料にも思える。
そして、マルコは31日に新株式発行と自己株式の処分及び株式売出しを決定したとも発表している。
公募による新株式発行は、普通株式13,932,300株を発行。また、公募による自己株式の処分は、1,567,700株を払い出す。いずれも発行価格等は2017年8月8日~10日までの間のいずれかの日に決定するようだ。
オーバーアロットメントによる株式売出しは、一般募集の需要状況を勘案したうえで、SBI証券が同社株主から2,080,000株を上限として借り入れる普通株式の売出しを行う。
これに関連しSBI証券が同社株主から借入れた株式の返却に必要な株式を取得させるために、割当先をSBI証券とする普通株式2,080,000株の第三者割当による新株式発行を行う。
今回の資金調達は、マルコの成長に向けた戦略的投資を速やかに実施していくためのものとしており、ライザップグループとの資本業務提携以降の推し進めてきた改革の実効性を高めるとともに、本格的な「RIZAP型マーケティング」の展開強化を図っていくとしている。
マーケティング・広告宣伝に関する投資(全国的なテレビCM展開など)や新規事業開発投資、新規顧客の獲得など、戦略的に投資していく構えということだ。そして今回の資金調達により2018年3月期の売上高目標150億円、営業利益12億円の達成をより確実なものとしていきたいとしている。
企業が資金調達するとなると、嫌気されてもおかしくないが、なかなかの決算内容と同時にしっかりと具体的な内容まで発表しているあたり、かなりマルコもライザップも株主のことを意識しているような気がするな。
当方個人的意見ではあるが、今回の決算発表&資金調達発表は悪い印象は持っていない。今後もマルコふくめ、ライザップ関連銘柄に注目したい。