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【2017年06月20日(火)投稿】
空き家・空き地バンク関連銘柄 地方創生関連銘柄 Lifull(旧ネクスト)
時価総額:96,694百万円
PER:(連) 32.94倍
PBR:(連) 5.23倍
≪2017/06/20時点≫
Lifullに注目だ。Lifullは不動産情報サイトのホームズを手掛けるネクストが2017年4月に社名変更した会社名だ。
Lifullは06/19(月)の大引け後に、なかなか面白い買い材料が出しているぞ。
国土交通省が主体となって推進する「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業」の実施事業者として採択されたと発表しているのだ。
国交省の推進事業の実施事業者とは面白い。これは国策銘柄と言えるのではないか?!
そもそも、国内におよそ820万戸ある空き家の利活用を図るために、各地方自治体が空き地・空き家バンクを運営しているようだが、各地方自治体がそれぞれに運営している情報サイトでは、利用者が全国の空き地・空き家の情報を収集・比較をすることが難しいという問題があったようだ。
この問題を解消するために「全国版の空き地・空き家バンクを構築する」ということらしい。この実施事業者に、もともと、不動産情報サイトのノウハウを持っているLifullに白羽の矢が立ったということだ。
Lifullではこの採択を受けて、各自治体が運営する空き地・空き家バンクの情報を集約し、空き地・空き家の利活用を求めるユーザーとマッチングするサービス「LIFULL HOME’S空き家バンク」の構築を目指すとのことだ。
これは国策の一つである「地方創生」にも役立つことだと思うし、そもそも国土交通省が主体となって推進するモデル事業であるということからも国策と言えると思う。
Lifullの時価総額の規模はそこそこ大きいが、値動きが重いというほどでもない。だが、国策銘柄として取り組むのであれば、短期スタンスというよりは中長期スタンスでじっくり…の方がよいだろうか。いずれにしても今後の株価動向にも注目したい銘柄だ。