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【2017年04月12日(水)】
2017年04月10日、有名な個人投資家「片山晃」氏がトレンダーズという銘柄の大量保有報告書を関東島財務局に提出したようだ。
片山晃氏は04/03時点でトレンダーズの株式を11.38%保有していることが明らかになった。その結果、トレンダーズは翌日11日には勢いよくストップ高に。そのまた翌日12日も+12%を超える大幅高となった。
一人の有名個人投資家「片山晃(五月)」氏の大量保有によって多くの投資家の爆発的な思惑買いが入った格好だ。これはなかなか凄いな。短期資金の流入で、もしかすると思ったほど人気は長続きしないかもしれないが、注目しておくべきかもしれない。
この機会に「片山晃(ハンドルネーム:五月)」氏とはいったい何者なのか?片山晃関連銘柄はどんなものがあるのか?という点についてわかりやすくまとめて紹介しよう。
片山晃(ハンドルネーム:五月)とは
片山晃氏とは日本の有名な個人投資家だ。ブログを運営しており、ハンドルネーム「五月」としても知られる人物。
投資の世界に入る前は、高校卒業後に入学した専門学校を1年で中退し、4年間もネトゲ廃人として過ごしたこともあったそうだ。
片山氏はその後、株を題材にしたTVドラマに影響を受けて株式投資を始めたとのこと。資金はバイトで貯めた65万円からスタートし7年半で元の資金65万円を25億円にまで増やしたことで知られている。一部では「究極の個人投資家」とも言われているな。
ちなみに片山晃氏の著書は「勝つ投資負けない投資」が有名だ。
片山氏は2013年には、運用会社のレオス・キャピタルワークス株式会社に入社し、カリスマファンドマネージャーとして有名な藤野英人氏のもとで機関投資業務に従事。その後2014年に独立し、未上場企業への投資を行うシリウスパートナーズ株式会社を立ち上げている。
片山晃(五月)関連銘柄とは
2017年4月に片山氏の大量保有が発覚したトレンダーズのように、過去に片山氏が投資していた銘柄はいくつかが判明している。片山晃(五月)関連銘柄とは、その名の通り片山晃(五月)氏の投資している銘柄、または投資していた銘柄の総称である。
今回のトレンダーズはまさに片山晃(五月)関連銘柄の最新本命株と言えるだろう。
片山晃(五月)関連銘柄 一覧
過去に片山晃氏がたびたび投資していた銘柄でわかっているものは一覧として挙げておこう。あくまで下記の一覧で挙げるのは過去に「片山晃(五月)関連銘柄」として話題になったものである。今後、再び片山晃氏が投資するとは限らないので参考程度に。
- 4369 トリケミカル研究所
- 7575 日本ライフライン
- 3641 パピレス
- 6062 チャーム・ケア・コーポレーション
- 7185 ヒロセ通商
- 6239 ナガオカ
- 6069 トレンダーズ
片山晃(五月)関連銘柄 本命
片山晃(五月)関連銘柄で最新の本命銘柄をピックアップする。
片山晃(ハンドルネーム:五月)関連銘柄 最新本命 トレンダーズ
当ページの冒頭で述べた通り、片山晃(五月)関連銘柄の最新の本命銘柄はトレンダーズである。2017年04月10日に提出された大量保有報告書により、トレンダーズ株を片山晃氏が04/03時点で11.38%を保有する大株主となっていることが明らかになった。
トレンダーズは翌日11日は勢いよくストップ高、12日も+12%を超える大幅高となった。
このトレンダーズの急騰は片山氏のネームバリューに乗っかった短期資金が大半だと思うし、人気が長続きしない可能性もあるかもしれないが、片山晃氏の基本的な投資手法が「小型の成長株を中長期スタンスで保有する」ということである点から、当方は少し長めのスパンでも注目したいと思っている。
短期的に急騰すれば、その後は調整を挟むだろうがその後はジリジリと株価を上げていく展開もあり得るのではないだろうか?
65万円を7年半で25億円に増やした片山晃(五月)氏の投資手法 まとめ
有名な個人投資家、片山晃(五月)氏の伝説といえば
「バイトで貯めた65万円を7年半かけて25億円に増やした」
ということだろう。
片山氏はどのようにしてこのような爆発的な利益を得ることができたのだろうか?誰もが気になるところだと思うので、片山晃氏の投資手法をザックリとまとめてみよう。
※ただし「ザックリと」である。片山晃氏の投資手法をイチからじっくりと知りたい場合は、片山晃氏の著書「勝つ投資負けない投資」を読むことをオススメする。
まず読者の皆さんは「バリュー株」「グロース株」という言葉をご存知だろうか?
バリュー株とは一般的に、売上や利益の成長がさほど期待できないなどの理由から、株価が本来の企業価値以下の株価水準で放置されている株、いわゆる「割安株」のこと。この割安株は長い目でみれば適正な株価水準に戻っていく傾向にあり、これを中長期スタンスで投資することをバリュー株投資という。
バリュー株の対義語といえるのは「グロース株」、いわゆる「成長株」だ。グロース株は企業の売上や利益の成長率が高く、優れた成長性ゆえに株価の上昇が期待できる。わかりやすい例をいえば、ひところのITバブル銘柄やスマホアプリ銘柄などがグロース株と言えるだろう。
片山晃氏の投資手法は、中小型株のなかでもグロース株寄りの銘柄を中長期目線で投資するという方法だ。もっと具体的にいえば、
小型のグロース株が成長し始める初動をみつけ集中的に投資する
ということだ。
「それができれば苦労しないよ!」
なんて意見も聞こえてきそうだが、そうなんだから仕方ない。片山晃氏はこの投資手法を実現するために驚くべき時間と労力、そして情熱を情報収集に注いでいるとのこと。
片山晃氏の投資手法① 適時開示情報をチェックする
片山晃氏が前述の「小型のグロース株が成長し始める初動をみつけ集中的に投資する」という投資手法を成功させるために用いたのが「適時開示情報」だ。
片山氏はほぼ全ての適時開示情報をチェックしているとのこと。
上場企業数千社の適時開示情報を毎日、ほぼすべてチェックするなんて、想像するだけで当方はアタマが痛くなってしまう。
とにかくハンパじゃない労力と時間、そして情熱を要する作業だが、株で片山氏と同じようなやり方で儲けたいならば、それなりの時間と労力、情熱を注ぐことを覚悟すること、そして数年かけて収穫期に入るぐらいの時間感覚が必要だという。
片山晃氏の投資手法② 次のトレンドを見つける
また、情報収集だけでなく株の基本である次のトレンドを考え続けることも重要だ。
「人の行く裏に道あり花の山」という相場格言がある。意味は「他人と反対のことをしたほうが株ではうまくいく」という意味だが、この格言を実践したのが「片山晃」氏だ。
一般的な投資家が見向きもしないような小型株を常にチェックし、世界の次のトレンドを探し続ける。地味で泥臭い作業にも思えるが、これが成功した時には爆発的な利益になる可能性を秘めている。
なにせ、注目するのが中小型株だ。人気の初動を掴めれば株価数倍~テンバガーなどもあり得るということだろう。
結局、片山晃氏の投資手法は一般投資家に真似できるのか?
ハッキリ言って片山晃氏の投資手法は、一般的な個人投資家には真似できるものではないと思う。
専業投資家ならともかくとして、兼業投資家やサラリーマン投資家には適時開示情報をすべてみるなんて無理だ。そんなことやってる時間も労力もないだろう。それに「人の裏をいく」というのも「次のトレンドを見つける」というのもセンスあってこその話だ。とてもじゃないが、一般の個人投資家に真似できる芸当ではない。
つまり株で儲けるには情報収集に費やす時間・労力、そして天性のセンスが必要だということだ。カンタンに億トレーダーになれるほど株式市場は甘くはない。
「なんだよ、結局株式投資は限られた才能ある人の独壇場なのかよ…」
このように思われた方も多いと思うが、悲観するのは早い。
片山氏は「それでもどうにか株式投資で勝ちたい」という人は、
信頼できるプロフェッショナルを見つけ自分の代わりに運用してもらう
という選択肢を薦めているようだ。この意見は、当方も一部賛同する。
当方の場合「お金を預けて運用してもらう」というよりは、信頼できる投資顧問会社を何社かみつけておいて情報収集をするという方法がベストだと思っている。