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【2016年08月25日(木)】
７月でポケモンＧＯ関連銘柄の大々的なお祭りは終わったように思えたが、８月でいったん調整し再び物色人気がでてきているようだ。
特にポケモンＧＯ関連銘柄のなかでも、最近特にポケモンＧＯプラスに関連する銘柄の動きが活発だ。
前にも説明したが、今一度ポケモンＧＯプラスについて簡単に説明しよう。
ポケモンＧＯプラスとは
ポケモンＧＯプラスとはポケモンＧＯをさらに便利に遊ぶためのデバイスだ。ポケモンＧＯとはＡＲ(拡張現実)と位置情報ゲームを掛け合わせたアプリ。現実世界を実際に歩きまわってポケモンを探すというゲーム性だ。
すなわち必然的に、社会問題にもなっている「歩きスマホ」が増えることになる。
この歩きスマホを極力少なくするためのデバイスが、このポケモンＧＯプラスというわけだ。
ポケモンＧＯプラスは腕時計型のデバイスで、これを腕に装着しておくと、近くにポケモンがきた時に振動して教えてくれたり、スマホを出さずとも捕獲など、カンタンな基本操作が行えるというものだ。
ポケモンＧＯは任天堂とポケモン、そして米ナイアンティックの共同開発であるが、専用デバイスであるポケモンＧＯプラスは任天堂から発売されるので、この収益は任天堂にとってけっこうでかそうだ。
ポケモンＧＯプラスの発売日
ポケモンＧＯプラスは当初、７月末の発売を予定していたが、準備に遅れが生じたため発売日を2016年9月に延期することになったらしい。まだ現段階では9月何日かは判明していないようだが、まぁそろそろということだ。
ポケモンＧＯプラスの発売日が近づいてきたということで、ポケモンＧＯプラスに関連する銘柄が物色されているのかもしれないな。
ポケモンＧＯプラス関連銘柄 一覧
7974 任天堂
7552 ハピネット
6658 シライ電子工業
6767 ミツミ電機
ポケモンＧＯプラスに関連する銘柄はこの辺だろうか。
ポケモンＧＯプラス関連銘柄 本命
任天堂
やはり任天堂だ。アプリのポケモンＧＯは任天堂とポケモン、米ナイアンティックの共同開発であるが、専用デバイスのポケモンＧＯプラスは任天堂から発売される。すなわち収益性はデカイ。ポケモンＧＯプラスの価格は3,780円らしいが、これが世界中でいったいいくつ売れるか！？
やや、人気に陰りがでつつあるものの、まだまだ世界中で人気のアプリだ。特に子どもにやらせている場合などは、危険回避の意味をもつポケモンＧＯプラスを買い与える親は多いだろう。売れ行きが悪いことはあまり考えにくい。任天堂はポケモンＧＯプラス関連銘柄の本命視される一角と言えるだろう。
しかしながら、いかんせん時価総額がデカいという点だけがネック。ポケモンＧＯの祭りが一巡した今、再びあれだけの爆発的な上昇は見込めないのではないだろうか。既に織り込み済みという可能性も考えられるので、注意は必要だ。
ハピネット
玩具卸で圧倒的なシェアを誇るハピネットもポケモンＧＯプラス関連銘柄の一角として注目される銘柄だ。ハピネットといえば、少し前に妖怪ウォッチが大ヒットした時に、その恩恵で株価を急上昇させた銘柄。今回もポケモンＧＯ Ｐｌｕｓの販売恩恵を受けるのではないか？と思惑から期待買いが入っているようだ。こちらも注目だ。
ミツミ電機
まだ思惑ではあるが、ミツミ電機は任天堂製品の部品を手掛けたという実績のある企業のため、今回のポケモンＧＯプラスの部品にも一枚噛んでいるのではないか？！ということで注目される銘柄だ。ちょっとまだわからないが、一応引き続き注目してみる。
シライ電子工業
シライ電子はプリント配線板メーカーで任天堂の電子部品サプライヤーとして一躍注目を浴びた銘柄。任天堂が同社の2.4％の株式を保有し第７位の大株主となっていることからも注目された。ただポケモンＧＯプラスに噛んでいるかどうかは現時点ではわからないのでシライ電子工業はポケモンＧＯプラスの関連銘柄というよりは、任天堂関連銘柄だ。
シライ電子は７月にポケモンＧＯ関連で一躍注目を浴びてから大幅に株価を上げたが、いってこいのチャートを形成。そして、再び人気が高まっている格好だ。またいってこいのチャートとなる可能性もあるので注意が必要だ。
