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またポケモンＧＯ関連の記事になるが、もう相場の話題の中心がポケモンＧＯなのだからしかたない。
ポケモンＧＯの世界的大ヒットを背景に、任天堂を筆頭とする数々のポケモンＧＯ関連銘柄が株価をあげている。
ポケモンＧＯの大ヒットにより、アプリ課金収益やスポンサードロケーションの収益などでインパクトの大きい収益源ができることになるが、侮れないのがポケモンＧＯをもっと便利に遊ぶためのデバイス「ポケモンＧＯ Ｐｌｕｓ」の販売収益だ。
ポケモンＧＯ Ｐｌｕｓとは
ポケモンＧＯはＡＲ(拡張現実)と位置情報ゲームを掛け合わせたゲームアプリであり、実際に現実世界を歩いて、ポケモンを探すゲーム性となっており、必然的に「歩きスマホ」が増えることになる。
歩きスマホってけっこうあぶないよな。
で、この歩きスマホを極力少なくするためのデバイスがこのポケモンＧＯ ＰＬＵＳってわけだ。これを装着することでスマホを見ることなく周囲のポケモンの察知や捕獲などの基本操作が行えるらしい。価格は3,780円らしい。けっこうするなｗ
このポケモンＧＯ Ｐｌｕｓは任天堂から発売されるようなので、収益性はなかなかデカそうか？！
それに今や世界で爆発的ヒットとなっているポケモンＧＯの専用デバイスだ。売れ行きは約束されているようなもの。これもポケモンＧＯが大ヒットした恩恵だと言えるだろう。
さて、このポケモンＧＯ専用デバイスであるポケモンＧＯ Ｐｌｕｓに関連するかたちで株価をガンガン上げているのがハピネットだ。
ポケモンＧＯ関連銘柄 ポケモンＧＯ Ｐｌｕｓ関連銘柄 ハピネット
7552 ハピネット 1,301円 前日比+300（+29.97%）
ハピネットは玩具卸で圧倒的なシェアを誇る企業だ。ハピネットといえば、少し前に妖怪ウォッチが大ヒットした時に、その恩恵で株価を急上昇させた銘柄。今回もポケモンＧＯ Ｐｌｕｓの販売恩恵を受けるのではないか？と思惑から期待買いが入っているようだ。こちらも引き続き注目だ。
ポケモンGOプラス 関連銘柄の本命
任天堂
やはり任天堂だ。アプリのポケモンＧＯは任天堂とポケモン、米ナイアンティックの共同開発であるが、専用デバイスのポケモンＧＯプラスは任天堂から発売される。すなわち収益性はデカイ。ポケモンＧＯプラスの価格は3,780円らしいが、これが世界中でいったいいくつ売れるか！？
やや、人気に陰りがでつつあるものの、まだまだ世界中で人気のアプリだ。特に子どもにやらせている場合などは、危険回避の意味をもつポケモンＧＯプラスを買い与える親は多いだろう。売れ行きが悪いことはあまり考えにくい。任天堂はポケモンＧＯプラス関連銘柄の本命視される一角と言えるだろう。
しかしながら、いかんせん時価総額がデカいという点だけがネック。ポケモンＧＯの祭りが一巡した今、再びあれだけの爆発的な上昇は見込めないのではないだろうか。既に織り込み済みという可能性も考えられるので、注意は必要だ。
ミツミ電機
まだ思惑ではあるが、ミツミ電機は任天堂製品の部品を手掛けたという実績のある企業のため、今回のポケモンＧＯプラスの部品にも一枚噛んでいるのではないか？！ということで注目される銘柄だ。ちょっとまだわからないが、一応引き続き注目してみる。
シライ電子工業
シライ電子はプリント配線板メーカーで任天堂の電子部品サプライヤーとして一躍注目を浴びた銘柄。任天堂が同社の2.4％の株式を保有し第７位の大株主となっていることからも注目された。
ただポケモンＧＯプラスに噛んでいるかどうかは現時点ではわからないのでシライ電子工業はポケモンＧＯプラスの関連銘柄というよりは、任天堂関連銘柄だ。
シライ電子は７月にポケモンＧＯ関連で一躍注目を浴びてから大幅に株価を上げたが、いってこいのチャートを形成。そして、再び人気が高まっている格好だ。またいってこいのチャートとなる可能性もあるので注意が必要だ。
