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7月19日(火)、週明けも相場はポケモンGOの話題でもちきりだ。
任天堂を筆頭に、ポケモンGO関連銘柄が軒並み株価をあげていたな。
いや、このアプリは本当にスゴイと思うぞ。
関連銘柄も日に日に増えてきている。
まさに関連株を自ら作り出しているといえる状況。大化け銘柄の特徴の一つだ。
いまやポケモンに少しでも関連する銘柄は軒並み騰がってきており、マネーゲームのような様相にすら見えてしまう。まぁマネーゲームというと少し危なっかしい感じもするが、材料としてポケモンGOは本当に大きいと思うぞ。
「たかがスマホアプリ」と思う人もいると思うが「されどスマホアプリ」だ。パズドラのガンホー、モンストのミクシィ、いずれも時価総額は任天堂と比べられるものではないが、アプリの大ヒットで爆発的な株価上昇を見せたことは記憶に新しいハズだ。
ポケモンGOの世界でのヒット、これはパズドラ、モンストに引けを取るものではなさそうに思える。
それに、ポケモンGOはこれまでのスマホアプリにはない拡がりを見せるアプリでもある。
当方は「ポケモンGOは地方再生に役立つかもしれない」と述べていたが、実際に開発元の米ナイアンティックが「スポンサード・ロケーション」の導入を予定していることが、一部の海外メディアにより報じられた。
「スポンサード・ロケーションってなに?」って話になるよな。説明しよう。
スポンサード・ロケーションとは
スポンサード・ロケーションとは「スポンサー付きの場所」という意味。企業や団体がスポンサー料を支払うことで集客に役立てるという新しいビジネスモデルだ。
ポケモンGOは、実際に現実世界を歩きまわりポケモンを捕獲するゲームであり、特定の場所で特別なポケモンが出現することにより、ユーザーはその場所を訪れることになる。
つまり、ポケモンGOには「集客機能が備わっている」と言っても過言ではない。
この集客機能は数多の企業が利用したがることだろう。例えばレストランやカフェなどがスポンサード・ロケーションとなれば集客効果はバツグンだろう。特に全世界が熱狂的にになっている今なら。
もちろん、企業や団体だけでなく当方が前に記事に書いたように、地方の町などが町興しなどで利用する可能性もあるかもしれない。そうなれば本当に地方再生関連銘柄だな
ポケモンGOには従来のスマホアプリとおなじくアイテムを購入したりする「アプリ内課金」に加え、この「スポンサード・ロケーション」という新しいビジネスモデルの収益源もあるのだ。
これまでのスマホアプリとは異なる面白さがある。
ま、ポケモンGOを褒めちぎるようなことばかり書いてしまっているが冷静さを欠くのは投資家としてはNGだ。ポケモンGOの収益が任天堂に与えるインパクトは限定的、というようなメディア記事も前にどっかで見たし、正直どこまで株価が騰がるかは未知数だ。
市場は熱狂的なポケモン祭りの様相となっているが、こういう時でも冷静さは大切。調整や急落には十分気を付けるべし。
さて、スポンサード・ロケーションという新しいビジネスモデルの話をしたので、その方面で関連する銘柄を紹介しておこう。
ポケモンGO関連銘柄 日本マクドナルドHD
2702 日本マクドナルドHD 3,200円 前日比+160(+5.26%)
日本マクドナルドHDが07/19(火)にポケモンGO関連銘柄として前場で一気に買われ一時ストップ高を付けた。これはマクドナルドがスポンサード・ロケーションになる可能性があると、一部のメディアが報じたことで思惑買いが拡がったためだ。
気を付けなくてはいけないのが、現段階(07/19時点)ではあくまで"思惑"であることだ。ポケモンGOアプリの中のソースコードの中に「McDonald(マクドナルド)」の文字列が書かれていたという話だが、公式に発表があったわけではない。
だが、もし本当にマクドナルドがポケモンGOのスポンサード・ロケーションとなれば、かなり面白いな。大ヒットしている今なら物凄い集客効果があるだろうし、いろいろなコラボも生まれる可能性がある。
今はまだ思惑での物色なので、注意が必要だが、引き続き注目だ。