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【2016年08月23日(火)】
最近、また無電柱化関連銘柄がきているようだ。
7月末の都知事選で「小池百合子」氏が勝利し新都知事となったことで、小池知事が推進すると掲げていた無電柱化関連銘柄が盛り上がった。
そして08月02日に政府が打ち出した事業規模28兆円の経済対策でもインフラ整備として無電柱化の推進があげられたことで、再び関連銘柄が動意づいているようだ。
国策に売りなし
ってな言葉もあるし、注目だな。
と、いうことで無電柱化関連銘柄の一覧をまとめておこう。
無電柱化関連銘柄 一覧
5815 沖電線
5287 イトーヨーギョー
5289 ゼニス羽田ホールディングス
5807 東京特殊電線
5805 昭和電線ホールディングス
1721 コムシスホールディングス
1942 関電工
1944 きんでん
1949 住友電設
5262 日本ヒューム
5268 旭コンクリート工業
5269 日本コンクリート工業
5285 ヤマックス
5922 那須電機鉄工
9624 長大
3528 プロスペクト
この辺が注目の無電柱化関連銘柄と言えるのではないだろうか。
無電柱化関連銘柄 本命・出遅れ
そんじゃあ特に無電柱化関連銘柄で本命視されている銘柄を挙げてみよう。
本命 ゼニス羽田ホールディングス
ゼニス羽田HDはマンホールやカルバートなどの電線地中化に関連したコンクリート2次製品を手掛ける企業だ。株価も無電柱化関連のニュースに敏感に反応することも多く、市場での注目度も高いことが伺える。無電柱化関連銘柄で本命視されていると言ってもよいかもしれない。
本命 イトーヨーギョー
イトーヨーギョーも無電柱化関連銘柄で本命視される一角。コンクリート2次製品で無電柱化製品を育成。まさにドンピシャな事業を行っているな。動きは荒いがチャートをみれば無電柱化関連のニュースに敏感に反応していることがわかる。今後の動きにも注目だ。
本命 沖電線
沖電線は電線・ケーブルと放電加工機用電極線の2本柱の企業。これもまさに無電柱化のドンピシャ銘柄といえる。これも7月末から伸びてるな。8月中旬以降は、揉み合っているようだが…
他にもあれば追記していく。
【2016年10月18日(火) 追記】
またもや無電柱化関連銘柄に後押しのニュースだ。
13日に終了した東京都議会では、再び小池百合子知事が2020年に控える東京オリンピックの開催に向けて年のバリアフリー化に加え、無電柱化などの知事選での公約を踏まえた都市計画の推進に意欲を見せた。
これは無電柱化関連銘柄にとっては追い風だな。
それでは引き続き無電柱化関連銘柄を追記していく。
本命 協和エクシオ
協和エクシオはNT工事などの電気通信工事の大手。地下鉄駅間対策の工事やWifi関連の工事の受注が拡大している企業で、無電柱関連銘柄の本命とも言えるだろう。時価総額はかなりデカめなので、値動きはさほど激しくない。激しい値動きを嫌う人や中期以上のスタンスで取り組みたい人は押し目で狙うのも面白いかもしれない。
本命 虹技
虹技は鉄鋼鋳型を展開している企業だが、マンホールのふたなども手掛けている。無電柱火関連銘柄の中では、なかなか時価総額が小さい部類に入るのではなかろうか。7月くらいから勢いよく株価をあげているが、サポートラインに接近するタイミングがあれば、面白そうだ。
本命 関電工
関電工は東京電力系の企業で、電気設備工事の最大手。ゆえに無電柱化関連銘柄のなかでも大本命といえば大本命なのだが、イトーヨーギョーや沖電線、虹技などと比べるといかんせん時価総額のケタが違う。安定的な投資を好む人にはいいのではなかろうか。とはいえ、押し目狙いでということは絶対条件にはなるが。
【2016年10月24日(月) 追記】
出遅れ 日本鋳鉄管
日本鋳鉄管が無電柱化関連の出遅れ銘柄として注目されているようだ。
同社は鋳鉄管業界3位の企業。関東を地盤として上水道向けダクタイル鉄管が主力だが、電線共同溝も手掛けており無電柱化関連銘柄でもある。さらに同社はPBRが1を切っており、割安感から現状短期資金の物色の的となっているようだ。
無電柱化関連としては動意づくのが遅く、出遅れ銘柄と言えるのではないだろうか。テーマ性を備えながら、PBRが1を切っているのは魅力的だ。引き続き株価推移に注目したい。