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05/12(木)は三菱自動車工業が爆発的に株価をあげていやがるな!
と、いうのもデカイ材料がでたからだ。
7211 三菱自動車 05/12(木)寄らずのストップ高気配
三菱自動車は今日、いまだ取引成立せず。寄らずのストップ高状態だ。
これは日産自動車が、三菱自動車に対して2000億円を超える規模の巨額出資を行い事実上の傘下におさめる方向で最終的な調整に入ったという報道が買い材料。
三菱自動車といえば、04/20に燃費データの不正問題が発覚し一気に半値近くまで株価が暴落した銘柄だ。
三菱自動車の燃費不正問題は2000年に発覚したリコール隠し問題に続く、かなりデカイ不祥事として連日世間を騒がせたニュースだ。
三菱自動車の燃費不正問題とは
三菱自動車の燃費不正問題を超ざっくり説明するが、燃費データの不正改ざんが行われていたのは三菱自動車の「ekワゴン」と「ekスペース」、日産自動車向けの「デイズ」と「デイズルークス」。販売台数はもろもろあわせて62万5000台。大変な台数だ。
これらの車の燃費を5%から10%、不正によく見せていたって話だ。
ユーザーへの対応としては、不正のあった車のユーザーに対して正しい燃費から計算したガソリン代の差額を補償することや、中古車として売るときの価格が下落した場合の補てんを検討していると26日の記者会見では発表していた。
ま、ユーザーからしてみれば「不正のあった車は買い取ってくれよ!」って話だが、なんせ62万台もの台数。費用の面から、この声にこたえるのは難しいらしく、どこまで納得のいく補償となるかは未定で、それゆえに株価の下落もデカイものになっていた。
まぁ、ここまでが三菱自動車の燃費不正問題のざっくりした内容。
で、ここにきて日産自動車が巨額の出資という助け舟を出して、事実上傘下におさめる方向というニュース。
そりゃ株価もドンと反応するわな。
日産と三菱自動車は今まで軽自動車などの分野では協力関係にあったが、会社本体どうしの資本関係はなかった。それがいよいよ日産の傘下に事実上はいるのか。三菱自動車は過去にもリコール隠し問題など、企業として腐った部分が見え隠れしていたが、今回の問題発覚と日産の傘下入りすることで改善していくかもしれんな。
それにしても
「さすがに三菱自動車はつぶれるわけがない。やばくなれば必ずどこかが助け舟を出す」
と、下がりきって揉みあっていたところで株を買っていた投資家は見事だ。
まさにドンピシャ。
三菱自動車は05/12(水)は寄らずのストップ高状態。買い圧力は現状売りの8倍程度もある。ここまでの下げ幅はデカイし、連騰の可能性は高いように思う。どこまで上値余地があるのか。引き続き注目したい銘柄だ。
↓三菱自動車のチャートね。さぁこっからどこまで上がるか?!