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従来のファンクラブとはまったく違った新しいファンコミュニティ―活動(推し活)、「ファンダム」という言葉をご存知だろうか?
今日の注目銘柄は、このファンダム立ち上げに関した業務提携が材料視されている「トレードワークス(3997)」を取り上げようと思う。
トレードワークス(3997)
トレードワークスは、証券会社やFX会社等の金融業界向けに特化した独立系システム会社。インターネット証券取引システムを中心に、ディーリングシステムや不公正取引監視システム等の開発、クラウドサービスを展開する。
今回、ファンダムの組成・運営を手掛ける「(株)BEAMING」、乃木坂46・SKE46・Novelbrightなどの著名アーティストの運営会社を傘下に持つ「(株)KeyHolder」、そして金融システムやWeb3、セキュリティ事業を展開する「(株)トレードワークス」による、ファンダム立ち上げに関した業務提携が材料視されている。
本日は取り引き開始直後から出来高をともなって急伸。一時「1,347円」まで値を上げる展開を見せて、「1,254円(+19.66%)」で取り引きを終えている。
そもそも「ファンダム」とは?
「ファンダム」とは、アニメ・映画・スポーツ・アイドルなどさまざまな分野における熱狂的なファン集団のことで、愛好家を意味する『fum(ファン)』と、領地や勢力範囲などを意味する『dom(ダム)』組み合わせた造語として使われている。
このファンダム、最大の特徴はファン自身から生み出されてファン同士で共有されていく新しい形の「ファンコミュニティ(推し活)」という点だ。たとえば、ファン自らが自主的に広告物を制作して街頭を一斉にジャック。アーティストの知名度アップに強く影響するなど、従来ある"ファンクラブ"の活動とは一線を画す。
BTSをはじめとするK-POPを世界的な大成功へと導いた「ファンダム」の影響力
このファンダムという言葉を知る上で、その強い影響力を強く世に知らしめたのが「BTSをはじめとするK-POPの世界的な躍進と大成功」である。
K-POPのファンダムは単なるファンとしての存在に留まらず、SNSを活用した推しの情報拡散、楽曲やコンサートチケットの購入、積極的に推しを宣伝する「広報活動」なども。
- 「推しの誕生日をお祝いしたい!」
- 「推しをもっと多くの人に知ってもらいたい!」
こうしたファンの純粋な気持ちを「応援広告」という形にする文化も韓国では一般的らしい。
日本版・ファンダムカルチャーをけん引する存在となれるか?
日本では応援するグループのCD購入から特典を得たり、ファンクラブの入会やコンサートチケットの購入などが一般的な推し活として定着している。
こうした従来の活動にくわえて、K-POPの大躍進となった日本版・ファンダムカルチャーが新しい推し活のトレンドとなるのか?
トレードワークス、KeyHolder、BEAMINGが今回発表した「ファンダム立ち上げ」の動きは、日本のアーティストを中心としたJ-POPカルチャーにどのような影響を与えるのか?引き続き注目したい。