この記事にはプロモーションが含まれます。
》》【要確認】黙って登録すべき投資顧問!急騰期待銘柄を配信してくれるぞ《《
彼岸底と言われる3月相場が終わり、遂に本格的な新年度相場となる4月の相場に突入となったな!
新年度相場への期待、そして日銀短観が大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス5と、市場予想を上回った日本株はしっかりの上昇からのスタートとなっているな。
コロナバブルの金融緩和、そして強固な経済対策が行われている状況だけに株高アノマリーの4月相場は期待は十分と言えるだろう。
昨日のニュースで衝撃的なものと言えば、世界でも高品質の音響機器を扱う【6628】オンキヨーが「上場廃止の見込み」と発表されたな。
7月末に上場廃止か!【6628】オンキヨー
同社は戦後間もない1946年、松下電器産業(現パナソニック)のスピーカー製造工場の工場長を務めていた五代武氏が、輸入品に引けを取らない高音質の国産スピーカーを自分で作ると一念発起して大阪に有限会社大阪電気音響社を設立。
大阪でうぶ声を上げた同社は、1948年にオンキヨーブランドのスピーカー第一号機「ED-100」を発表!
その後も特許をとった独自の製作法(ノンプレスコーン)で「軽量」「高品質」の製品を生み出し、1956年には、「特許技術として日本初のプラスチックを素材」にしたスピーカー「POP CONE」を発売。
その後もホーンユニット搭載のスピーカー「E-83A」や伝説の名機「GS-1」などヒット作品を多数輩出して、日本のオンキヨーから世界のオンキヨーと大躍進した!
一世を風靡したオーディオ界の名門ブランドだが「スマホの普及からオーディオ機器離れが加速!」
この10年の間に数々のオーディオメーカーが消えていったが、20年には日本ビクターとケンウッドが経営統合。高級アンプで名を馳せた山水電気は26年に破産。
1980年代後半には「ミニコンポ」ブームを牽引する企業となったオンキヨーも、スマホの普及から「オーディオ機器市場」は音楽鑑賞スタイルの変化で業績が低迷となり、2019年5月には、主力の音響事業を外資に売却する事となった。
主力製品を失った事でその後は、坂道を転がる勢いで赤字を積み重ね、東京証券取引所が指定した期限の31日までに債務超過を解消する事ができず、遂に「上場廃止の見通し」を発表した。
上場廃止の懸念から株価は僅か1日で70%を超える下落!!
今年1月に投資ファンドのEVO FUND約12億円を新株予約権の権利行使や3月30日に取引先など12社から現物出資などで21億5700万円の出資を受けて債務超過を目指していたが、直近の決算では2021年3月期(連結)の最終利益が59億8000万円の赤字見通しなどから「ファンドがもうこの会社はダメだ!行使をしないとギブアップを宣言」
ファンドからの新株予約権の発行の行使が見込めず、債務超過の解消が困難な状況となった事で、遂にオンキヨーも債務超過の解消が困難な状況となり「7月末に上場廃止」となる見込みを発表。
この上場廃止の見込みの発表から戦慄が走り投資家の投げ売りが相次ぎ、株価は22円から5円までの下落!
勿論上場廃止となれば「同社の株は紙屑となる」わけだが、上場廃止を発表した株は、マネーゲームとなる事が度々ある。
過去にはエアバックのタカタが「東京地裁に民事再生法を申請し、1兆円を超える負債で製造業としては戦後最大の倒産」となり大暴落したが、株価は484円から15円まで下落したが、急落からは再上場の思惑やギャンブラー投資家が入り乱れて153円とテンバガーの上昇!
まあこういった例もあるが、今は株高の流れでギャンブラーの投資家が多い、そしてオンキヨーはブランド力が高い事からも…
今回も下手したら2倍、3倍の上昇のマネーゲームが行われる可能性は否定できない!
勿論、上場廃止は最後は紙屑となるだけに、ただのギャンブルだけにオススメはしないが、上場廃止が発表された銘柄がどういった動きとなるのか…一つのネタとして注目みるのも面白いと言えるだろう。