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昨日の大引け後に、スクエニ、コロプラの決算があったが、スクエニHD、4-12月期(3Q累計)経常は68%増益・通期計画を超過と決算内容は良好ではあったが、通期計画で上方修正がなかったという点から〝出尽くし〟の売りという感じになっているな。
そしてコロプラも決算内容としては38億の黒字に急浮上と「ドラクエウォーク」の収益が牽引となり業績は改善となったが、同日に発表された【3911】Aimingの「ドラゴンクエストタクト」をスクエニと共同開発!という材料が「投資家が離れる切っ掛け」となったようだ。
まあコロプラはドラクエウォークのヒットで〝株価が2倍を超える急伸〟そして業績を牽引しているとの決算内容だけに、「同業他社である【3911】Aiming」に「ドラゴンクエストという同タイトルのゲームアプリ」が開発となれば、「ユーザーが離れる」、「ホルダーが離れる」という切っ掛けになるのは仕方ないと言えよう。
新たにヒットコンテンツ「ドラゴンクエストタクト」をスクエニと共同開発する【3911】Aimingだが本日STOP高をつけている。
ゲーム関連銘柄 注目 【3911】Aiming
ドラゴンクエストタクトは、「ドラクエ」シリーズに登場するおなじみのモンスター達を指揮して戦うタクティカルRPG。戦闘は「ドラゴンクエスト」ならではのターン制のコマンドバトルの要素を踏襲しつつ、マス目で区切られたバトルマップ上で、3Dで描かれたモンスターたちが白熱のバトルを繰り広げるのを楽しむことができるというアプリゲームとなっている。
まずこの【3911】Aimingだが、主にスマホやPC向けオンラインゲームを開発配信している企業だ。『剣と魔法のログレス』などの、累計1000万人以上がダウンロードしたログレスシリーズが同社の最大のヒット作となっている。
直近の決算では主力タイトルである『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』のKPI推移が低調に推移しているという事からも業績は今一つではあったが、今回のドラクエというヒットコンテンツを抱えるというのは業績に改善となる可能性は高い。
昨日の発表から本日STOP高張り付きとなっているわけだが。リリースは2020年予定と、まだ確定していないという事からも現在は「思惑先行」で株価を押し上げるという状況ではある。
同社の決算は2月14日を予定している
昨年コロプラが「ドラクエウォーク」発表した時は650円の株価が900円近くまでの上昇を見せ、その後600円割れまで落ちてから1800円の上昇という動きとなった事を考えれば、〝決算、そしてリリース日の予測など含め、今後ともゲーム関連の注目株となるだろう〟
ドラクエウォークの「急騰」で乗れなかった投資家が「熱視線」を送っているだけに注目度はかなり高いと言えるだろう。