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年明けからの相場はイランと米国の争いから株価の乱高下、その後は新型コロナウイルスで流行により日経平均は再び急落となった。週明け相場の本日は新型コロナの世界的な感染拡大を背景に日経平均株価は-483円と大幅な下げとなっつた。新興市場もジャスダック-1.21%、マザーズ指数は-2.06%とまさにチャート的には落ちるナイフという状態。
だが年明けからの流れを考えても急落後にチャンス有という展開となっているだけに、如何に、ここで有力な銘柄を仕込めるか!そこが「株式投資で大きく勝つチャンス」と言えるだろう。
そこで当方は日本株においてチャンスがある銘柄は「インテルの好決算から見て、半導体関連銘柄が決算期に期待できるものが多いのではないか」と見ているぞ。実際、半導体は「5Gの需要」から今年のテーマ株だ。
日経平均が下落しようが、「5G」が今年のテーマ株というのは事実だ。こういった急落後は「仕込み場」と思っていいだろう。まずインテルの決算内容は売上高は予想192.3億ドルに対して202億ドル、売上高成長率は前年同期比+8.3%と非常にいい内容だ。
半導体事業は2018年から〝決算的に厳しい〟というものが多かったが、ここにきて半導体メモリ大手の業績は増加傾向にある。当然、半導体だから何から何までいいという事はない。
ただ半導体大手の業績がいいという事は、「日本は半導体材料(シリコンウエハー、半導体洗浄液、レジスト(感光材)、エッチングガス、封止材)のシェアが5割との試算」もあるだけに半導体材料関連の銘柄などは好決算が期待できるのではないかとみているぞ。
それでは「本題」の半導体関連銘柄の好決算期待の有望銘柄を記載するぞ。
半導体関連銘柄 好決算期待 6920 レーザーテック
時価総額:559,118百万円
PER:(連) 53.48倍
PBR:(連) 17.44倍
≪2020/01/27時点≫
決算発表予定日 2020/02/03
レーザーテックは液晶・半導体マスクブランクス検査装置で世界でもトップシェアを独占している企業だ。半導体関連銘柄のなかでも、同社はグローバルニッチトップの代表格という事からも日経平均が軟調の中でも同社は綺麗な上昇チャートを続けている。今後、半導体の微細化が進む中、極端紫外線リソグラフィ(EUVL)と呼ばれる技術を採用する半導体メーカーが増加すると見られている事から、レーザーテックのEUVLに対応した製品の受注拡大が見込まれている。
そして1月21日付でマッコリー証券もレーティングを強気見通しで目標株価を6250から7300円に引き上げているぞ。
半導体関連銘柄 好決算期待 5217 テクノクオーツ
時価総額:8,697百万円
PER:(連) 9.87倍
PBR:(連) 0.93倍
≪2020/01/27時点≫
決算発表予定日 2020/02/04
テクノクオーツは半導体製造装置用石英ガラスの製造販売の企業だ。半導体事業の受注高からも全開の決算はしっかり。世界的に半導体業界の設備投資が進んでいる事を考えても、回路形成の工程で使う石英やシリコンなどの半導体部材を製造する同社は業績の上振れが期待できるとみているぞ。株価は綺麗な上昇チャートをしているとは言え、PER9.87倍、PBR0.93倍と割安水準、時価総額の低さからも半導体関連の大化け候補銘柄の一つと言えるだろう。
半導体関連銘柄 好決算期待 5821 平河ヒューテック
時価総額:26,477百万円
PER:(連) 10.05倍
PBR:(連) 0.84倍
≪2020/01/27時点≫
決算発表予定日 2020/02/05
平河ヒューテックは機器用電線ケーブルやネットワーク機器などケーブル押出技術に強みをもつ企業だ。通信用ケーブルの中でも電装化が進む自動車向けの車載用ケーブルが好調という事から自動車業界の技術革新トレンドである「CASE、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(カーシェアリング)、Electric(電気自動車)の頭文字をとった造語。」が今後の業績にも反映されていくと期待されているぞ。
4K・8K衛星放送向け大容量の情報に対応できる性能を有した超高速ケーブルの期待値も高く、決算前に大きく売られているこのタイミングは妙味あるとみているぞ。
半導体関連銘柄 好決算期待 6928 エノモト
時価総額:8,568百万円
PER:(連) 9.11倍
PBR:(連) 0.56倍
≪2020/01/27時点≫
決算発表予定日 2020/01/31
エノモトは家電や自動車、IT機器などで使用される半導体パッケージのメーカー向けに半導体用リードフレームやコネクター用部品などを製造販売している企業だ。技術力の高さには定評があり、半導体デバイスの人気は勿論だが、精密プレス金型などでも多方面で実績をもっている。何よりも一番の同社の注目ポイントはPER9.11倍、PER0.56倍、そして時価総額が85億と半導体関連でも小型で非常に値動きが軽く急騰しやすい銘柄だ。
半導体関連銘柄 好決算期待 3436 SUMCO
時価総額:536,126百万円
PER:(連) 16.70倍
PBR:(連) 1.82倍
≪2020/01/27時点≫
決算発表予定日 2020/02/13
SUMCOは、半導体素材でもシリコンウエハーで世界でトップシェアを誇っている企業だ。インテルなどの半導体の決算が良かった事を考えても同社の様に半導体素材を提供する企業は受注が期待でき業績面も良好な可能性は高い。時価総額5000億と大型株ではあるが、半導体全体を牽引する銘柄の一つという事からも決算は注目される銘柄だ。チャートを見ても週足の1950円を抜ければ上昇トレンド形成となる。