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【2019年03月25日(月)投稿】
直近でがん免疫療法関連銘柄にふたたび注目が集まっているようだ。
昨年(2018年)11月のノーベル医学・生理学賞を京都大学の特別教授「本庶佑(ほんじょ たすく)」先生が受賞したことによって、一気に注目を浴びたがん免疫療法関連銘柄だが、今回はがん免疫療法のなかでも「光免疫療法」という新しいがんの治療法に注目が集まっているようだ。
がんの光免疫療法の原理は非常にシンプルだ。がん細胞にナノレベルの「爆弾」を仕掛け、近赤外線を照射し、光エネルギーで爆発させがん細胞を攻撃するというもの。
これは周囲の健康な細胞にはほとんど影響がないらしく副作用も少ないという。
がん光免疫療法は、2018年12月には「頭頸部がん向け」に第3相臨床試験が開始されたが、この治療法は頭頸部がんだけではなく、乳がんや大腸がん、肺がんなど、およそ9割のがんへの対応が可能と言われている。
がん光免疫療法の注目すべき点は「低コスト」である点だ。近赤外線を照射する装置が比較的安い金額であることや、投与する薬もそれほど高額でなく、免疫療法などに比べても比較的安い料金で高い治療効果が得られる可能性が高い。
がん免疫療法に代表される小野薬品工業の「オプジーボ」は非常に高額であることが知られるが、高額な治療を受けることができない人にも希望が見えてきたといえそうだ。
がん光療法は低コストで受けられるがん治療として、早ければ数年で実用化される可能性があるのだ。
これは非常に面白いテーマ株といえる。
がん免疫光療法関連銘柄のなかでも特に時価総額規模が小さく、短期的な値動き妙味の観点で面白みありそうな銘柄をピックアップしてみよう。
がん光免疫療法関連銘柄 ネクシィーズグループ
時価総額:29,430百万円
PER:(連) 18.53倍
PBR:(連) 3.99倍
≪2019/03/25時点≫
がんの光免疫療法関連銘柄として、ネクシィーズグループに注目しておきたい。
そもそも光免疫療法関連銘柄はけっこう数が少ないが、代表格とされるのは「楽天」や「SBIホールディングス」だろう。
と、いうのもがん光免疫療法は楽天グループの米バイオベンチャー「楽天アスピリアン」が米国や欧州、日本などで臨床試験を進めているからだ。楽天アスピリアンの親会社にあたる楽天はまさに、がん光免疫療法関連銘柄の中核株・本命株といえるだろう。
また、SBIホールディングスは「楽天アスピリアン」に出資する企業。こちらもがん光免疫療法関連銘柄の本命株といえそうだ。
そしてネクシィーズグループは、楽天アスピリアンの前身である「アスピリアン・セラピューティクス社」に出資していることから関連銘柄の一角とされる。
ネクシィーズグループは楽天やSBIホールディングスなどと比べると、時価総額規模も小さい方。短期的な値動き妙味としては非常に面白そうだ。がん光免疫療法関連銘柄の穴株、出遅れ株として注目しておくと良さそうだ。
なお、当サイトではその他の「がん免疫療法関連銘柄」についても本命株・出遅れ株 一覧をまとめており、光免疫療法関連銘柄も「がん免疫療法関連銘柄 まとめページ」に追記したのでぜひこちらもチェックしておいてほしい。
がん免疫療法関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
(コチラのまとめ記事に「光療法関連銘柄」も03/25に追記しました)