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2018年の株式市場で年内最後の大きな話題といえば、やはり国内過去最大級のIPO銘柄となるソフトバンク(9434)の新規上場だろう。
ソフトバンク(9434)の新規上場については、連日のようにニュースで報じられていることもあり、また携帯通信業という我々の生活に深く関わる大企業の上場ということで普段、株をやらない人でも気になっていることだろう。普段から株式市場をチェックしている個人投資家ならば尚更だ。
ソフトバンクの上場日もいよいよ近付いてきたことだし、この機会にIPO銘柄「ソフトバンク(9434)」の新規上場(IPO)について、普段株をやらない人にもわかりやすいように以下の点について当方の見解をまとめておく。
- ソフトバンクの上場日
- ソフトバンクの初値予想
- ソフトバンクは公募割れするか?
- ソフトバンクの上場後の推移
- ソフトバンクの株主構成
また、ソフトバンクの上場によって恩恵を受けそうなソフトバンク関連銘柄についても本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすくまとめておこう。
IPO ソフトバンクの上場日はいつ?
まずソフトバンク(9434)の上場日は以下の通りだ。
ソフトバンク(9434) 新規上場日:2018年12月19日(水)
ソフトバンクの上場日は「2018年12月19日(水)」が予定されている。上場する市場はもちろん東証1部だ。
ソフトバンクの仮条件は1500円で、市場からの調達金額は2兆6000億円規模となり、1987年のNTT(調達金額:2超3000億円)を超え国内で過去最大規模となる。ソフトバンクの時価総額は7兆2000億円規模となりそうで、まさに圧倒的な巨大IPOといえる。
世間的にもIPO銘柄がこれほど話題になるのは「日本郵政グループ3社」の上場以来のことではないだろうか。
良くも悪くも非常に話題になっているIPO銘柄だけに、ポジティブな意見・ネガティブな意見どちらもネット上では散見される。当ページでは、あくまで当方の個人的見解をもとに書いているため、参考程度にしてほしいが、たくさんの意見があることを知っておけば判断材料の一つにはなるはずだ。
IPO ソフトバンク(9434)は公募割れするか?新規上場後は上がる?下がる?
さて当ページの本題の一つ。ソフトバンク(9434)が2018年12月19日(水)に新規上場し、初値をいくら付け、またその後どんな推移を辿るのか?公募割れする可能性はあるのか?という点だ。
ソフトバンク(9434)は上場が決まってから大きな話題となり「ソフトバンクを買うための換金売りが出る可能性」も話題になっていたが、このところはソフトバンクの上場後の動きを危ぶむ見方も多い。
そもそも、現状の携帯電話キャリアは日本政府に「値下げを要請されている」という背景がある。日本政府からは「携帯電話料金は4割値下げする余地がある」とも言われており、政府は携帯料金の値下げに本気の姿勢だ。
今後、実際に携帯料金が4割値下げされるかどうかはわからないが、ソフトバンクを含む携帯キャリアの収益が低下していく懸念があることはあらかじめ把握しておくべきだろう。
さらに言えばご存知のとおり、ソフトバンク(9434)は新規上場直前で「大規模な通信障害」や「日本政府のファーウェイ排除方針」など苦難が続いている。
特に2018年12月06日に全国規模で発生したソフトバンクの「大規模通信障害」の影響は大きそうだ。この通信障害ではおよそ3060万回線に影響が出たようで、総務省例で定める「重大な事故(1時間以上継続し3万人以上に影響する)」に該当するもの。
通信障害は数時間で解消したものの、上場直前にこのような事故があったことはマイナスインパクトが強い。
また、直近でファーウェイのCFOがカナダ当局に逮捕され、また日本政府も安全保障上の観点からファーウェイとZTEの製品を排除する方針を示したこともソフトバンクにとってはマイナスイメージだ。
ドコモ・au・ソフトバンクの国内3大キャリアのなかで、ファーウェイとの関係がもっとも強いのがソフトバンクだからだ。ソフトバンクは現行の通信規格「4G」の設備でもファーウェイ製品などを使っているようだ。
今後ソフトバンクはファーウェイ製品をなくしていく方針を示しているが、これまでファーウェイと関係性が強かったという点は現状マイナスイメージと言わざるを得ない。
ソフトバンクの上場直前で「大規模な通信障害」「日本政府ファーウェイ製品排除の方針」とネガティブな材料が立て続けに出たことによって、ソフトバンクは当初よりも「厳しい船出になりそう」との見方が強まっている。
もとより、ソフトバンク(9434)ほどの巨大IPOの場合、爆発的な値上がりを見込むものではない。良くてもジリジリと株価を伸ばしていってくれれば恩の字というレベルだろう。
あくまで個人的な意見だが上場直前に悪材料が立て続けに出ていることを考えると、ソフトバンク(9434)の上場後の動きは「それほど期待できない」というのが正直なところではないだろうか。
ちなみに、個人投資家として超有名なcis氏は、ソフトバンクのIPOを下記のように感想を述べている。
それと今話題のIPO案件
個人的にはやばいと思っている
発表から環境が変わり過ぎて本来であれば延期すべき案件— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) 2018年12月13日
確かにその通りかもしれない。もちろんイチ個人投資家の意見ではあるが、Cis氏はただの投資家ではなく、株業界のインフルエンサーともいえる有名人だ。cis氏の意見に同調し、売られる可能性も視野にいれておくべきかもしれない。
ペイペイ効果は?
「大規模通信障害」・「ファーウェイ排除方針」はソフトバンク(9434)にとってマイナス材料といえるが、反対に直近でポジティブ材料となりそうな話題もある。
それが今、旋風を巻き起こしているキャッシュレス決済サービス「ペイペイ」だ。
ペイペイはソフトバンクとヤフーが共同で設立した「ペイペイ株式会社」が提供するキャッシュレス決済サービスで、「100億円あげちゃうキャンペーン」と題して大々的なポイントばらまきを敢行していることで最近の話題の中心になっている。
ソフトバンクとヤフーのタッグといえば、インターネット黎明期において「モデムの無料配布」などを行い、一気にADSL旋風を巻き起こしたことでも知られる。今回のペイペイでも最初に大々的なキャンペーンを打ち出し、一気にシェアを獲得しにいくつもりだろう。
キャッシュレス関連銘柄といえば、2018年末現在かなり旬なテーマ株の一角。
ペイペイが今後キャッシュレス決済サービスの覇権を握ると市場で認識されるとすれば、ソフトバンクはキャッシュレス関連銘柄の中核銘柄として注目される可能性も十分にありそうだ。そういった点を踏まえると、ソフトバンクの上場後の動きも面白そうに思える。
キャッシュレス関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
IPO ソフトバンクの売り文句はズバリ高配当
ソフトバンク(9434)のIPO最大の売りは「高配当銘柄」であることだ。ソフトバンクは早々に、配当性向の高さを「売り」にしており、年間の配当利回りは「およそ5%」と非常に高い水準となる見込みだ。
高配当銘柄といえば、やはり長期保有が基本。今、ソフトバンクのIPOを狙っている人の大半も「高配当銘柄だから」という理由が大きいのではないだろうか。高配当銘柄は当然、長期保有のメリットが大きく大幅に売り込まれにくいという特徴がある。ソフトバンクを長期保有するつもりの投資家層が厚ければ、初値形成後も大きく売り込まれないかもしれない。
IPO ソフトバンク(9434) 初値予想
ということで以上のことを踏まえて当方の個人的な「初値予想」とその後の推移予想を書いておく。自信があるわけではないので、参考程度にお願いします。
ソフトバンク 初値予想:1545円
ソフトバンクの公募価格は1500円ということなので、当方はソフトバンクの初値は+3%の値の1,545円と予想する。
初値形成後は公募価格も割れる可能性もあると思う。ただ「高配当銘柄」という売りもあるしそこまで大幅な下げはないように思う。高配当銘柄ということで長期スタンスの株主も多数いることだし、その後はジリジリとマイルドに株価を上げていくと予想する。
※2018年12月19日(水)追記↓
さて12月19日(水)、過去最大規模のIPO銘柄「ソフトバンク(9434)」が東証1部に上場したが、フタを開けてみればソフトバンクの初値は公開価格1,500円を下回る「1,464円」となったようだ。当方の初値予想「1,545円」は見事に外れる結果となってしまったようだ。参考にしてくれた方、ごめんなさい。
そして上場初日、ソフトバンク(9434)は初値を付けたあとにズルズル下落。最終的に1300円も割り込み、終値は1,282円となった。
初値を付けた後に公開価格を割れるというのは概ね予想していたが、流石にここまで下がるとは思わなかったな。だが、ここまで下がったことにより配当性向は相対的に上がった模様。ここから配当狙いの長期保有の買いがどの当たりから入ってくるのかが見ものだ。
IPO ソフトバンク関連銘柄とは
さて、次はソフトバンクの上場に際して注目されそうなソフトバンク関連銘柄をピックアップしていこう。
ソフトバンク関連銘柄とは、その名のとおり2018年12月19日(水)に東証1部に上場予定のソフトバンク(9434)に関連する銘柄の総称である。
これまでにも大型IPOが上場する前後では、関連銘柄が注目された事例は多数ある。印象深いところだと、メルカリ関連銘柄やUUUM関連銘柄、日本郵政関連銘柄などか。上場延期になってしまったが、ZMP関連銘柄なども非常に話題になった。
大型IPOの上場前後では、関連する銘柄に物色の手が伸びることはよくあることだ。特にソフトバンクほど知名度がある大企業が上場するとなれば尚更だろう。
今回のソフトバンク(9434)の上場は、ポジティブ意見・ネガティブ意見どちらもあるため、全面的に関連銘柄が上昇するとは言い切れないものの、予めソフトバンク関連銘柄を把握しておくことで、思わぬ安値で拾えたり、反発の機会を先取りすることができるかもしれない。
ソフトバンク関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。
IPO ソフトバンク(9434)の株主構成
毎度、話題のIPO銘柄が上場する前後で株価を上げるIPO関連銘柄は、上場によって含み益が増大する「株主企業」が中心となる。つまり、気になるのはソフトバンク(9434)の株主構成だ。
2018年12月19日に場所するソフトバンク(9434)の株主構成は以下のようだ。
- 1位 ソフトバンクグループ 保有比率 97.57%
- 2位 孫正義 保有比率 0.08%
- 3位 宮内謙 保有比率 0.08%
1~3位までの株主構成は以上の通り。1位の大株主はソフトバンク(9434)の親会社にあたるソフトバンクグループで、保有比率は97.57%と圧倒的だ。
また、2位はご存知ソフトバンクグループ会長の「孫正義」氏。3位はソフトバンク(9434)の社長「宮内謙」氏だ。4位以下、10位までは個人名が並んでおり法人ではないため割愛する。
つまり、ソフトバンクの株主であることで株価を伸ばす可能性がある法人はソフトバンクの親会社にあたる「ソフトバンクグループ」のみと考えて良さそうだ。
IPO ソフトバンク関連銘柄 一覧
- 9434 ソフトバンク IPO銘柄
- 9984 ソフトバンクグループ ソフトバンクの親会社(大株主)
- 4726 ソフトバンクテクノロジー ソフトバンクグループ企業
- 4689 ヤフー ソフトバンクグループ企業
- 2148 アイティメディア ソフトバンクグループ企業
- 2678 アスクル ソフトバンクグループ企業
- 2491 バリューコマース ソフトバンクグループ企業
- 3658 イーブックイニシアティブ ソフトバンクグループ企業
- 2656 ベクター ソフトバンクグループ企業
- 6031 サイジニア ソフトバンクグループ企業
- 8963 インヴィンシブル投資法人 ソフトバンクをサブ・スポンサーとするJ-REIT
- 9435 光通信 アリババ関連でソフトバンクと協力
- 9424 日本通信 MVNOで先駆。ソフトバンクとの相互接続
- 9438 エムティーアイ ソフトバンクが主要取引先
- 9441 ベルパーク ソフトバンク主体の携帯電話販売代理店
- 9444 トーシンホールディングス au・ソフトバンク主体の携帯電話販売代理店
- 3322 アルファグループ 携帯電話販売代理店
- 8473 SBIホールディングス 元ソフトバンクグループの金融事業会社(現在は離脱)
- 7502 プラザクリエイト本社 ソフトバンク(9434)と協業 「Myフォト」
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IPO ソフトバンク関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではソフトバンク関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 ソフトバンク(9434)
時価総額:6,137,120百万円
PER:---倍
PBR:---倍
≪2018/12/19時点≫
ソフトバンク関連銘柄の本命株として「ソフトバンク(9434)」をピックアップするのはちょっと違う気もするが、いちおうピックアップしないわけにはいかないので挙げておく。今回のソフトバンク新規上場の台風の目になるIPO銘柄「ソフトバンク(9434)」だ。
日本国内で知名度抜群。携帯電話の3大キャリアの一角を担う企業。今回の新規上場で市場から調達する金額はおよそ2.6兆円と国内で過去最大規模のIPOとなる。時価総額規模は7兆円を超える見通しのようだ。
誰もが知る大企業で時価総額規模も巨大のため、一般的なIPO銘柄に比べて値動きはかなり重い部類になる。だが、その代わりに知名度の点が圧倒的に違うため、普段は株をやらない層の方も参入してくる可能性が高いため、上場直後はこの規模の大企業では珍しい値動きをする可能性が高いだろう。
ソフトバンク(9434)についての当方の見解は前述の通り。公募価格1500円のところ、初値予想は+3%程度の1545を付けると予想。その後、公募価格を割れる可能性はあるのではないかと思う。だが、高配当銘柄ゆえ、株価が下がれば配当性向はあがる。
つまり「そこまで大きく売り込まれないだろう」というのが当方の予想だ。むしろ大きく下がり配当性向が上がるなら、長期保有スタンスで検討したい。「押し目で入って長期保有」ならアリな銘柄だ。
本命株 ソフトバンクグループ
時価総額:9,805,783百万円
PER:---倍
PBR:(連) 1.53倍
≪2018/12/13時点≫
今回、新規上場するソフトバンク(9434)の親会社であるソフトバンクグループもソフトバンク関連銘柄の中核銘柄といえるだろう。
ソフトバンクグループはさまざまな事業を多角的に仕掛けている企業。よく知られているのはもちろん携帯電話関連の事業だが、他にもスプリント事業(米国における移動通信サービス)やヤフー事業・アーム事業などなど、多数の事業を多角的に仕掛けている。
ソフトバンクの株主構成は前述の通り、法人でソフトバンクの大株主はソフトバンクグループのみの模様。ソフトバンクグループは、ソフトバンク(9434)の上場後もおよそ3分の2の大株主として残る方針のようだ。それでも多数の株式を売り出す可能性があることから、大きな含み益を得るということか。
国内企業でトヨタに次ぐ時価総額2位を誇る大企業、ソフトバンクグループだけに値動きはマイルドだろうが、ソフトバンク関連銘柄の中核株として注目しないわけにはいかないだろう。
本命株 ヤフー
時価総額:1,617,607百万円
PER:---倍
PBR:(連) 2.00倍
≪2018/12/13時点≫
ソフトバンクグループ企業として有名なヤフーもソフトバンク関連銘柄として注目されるか?!ヤフーはキャッシュレスサービス「ペイペイ」でソフトバンクとタッグを組む企業。
まぁ知名度的に注目される可能性が高いかもしれないが、ソフトバンク(9434)が上場してヤフーになにか特別な恩恵があるかどうかは…不明。思惑株としては時価総額規模が大きすぎるし、値動き妙味としては薄いかもしれない。今後、ペイペイ関連で新たな材料が出れば話は別だが。
本命株 インヴィンシブル投資法人
時価総額:281,661百万円
PER:---倍
PBR:(単) 1.29倍
≪2018/12/13時点≫
ソフトバンク関連銘柄の本命株はインヴィンシブル投資法人なのでは?と思っている。インヴィンシブル投資法人は外資系運用会社FIG(フォートレス・インベストメント・グループ)をメイン・スポンサーとし、そしてソフトバンクをサブ・スポンサーとするJ-REITだ。
FIGもソフトバンクの傘下企業のため、もはやソフトバンク系列がスポンサーとなっているJ-REITといえる。こちらは思惑で買われる可能性は十分ありそうだ。すでに現状でも伸びてきている。今後も注目したいソフトバンク関連銘柄の本命だ。
出遅れ株 ベルパーク
時価総額:26,930百万円
PER:(連) 13.16倍
PBR:(連) 1.24倍
≪2018/12/13時点≫
ソフトバンク関連銘柄はどうしても大型株が多くなるので、小粒どころをちょこっとピックアップする。
ベルパークはソフトバンク主体の携帯電話販売代理店だ。ソフトバンク上場で注目される可能性はあるか?!思惑株として人気化するかもしれないので、少し注目しておきたい。
ベルパークはそこまで超小粒銘柄というわけではないが、ソフトバンク関連銘柄のなかでは比較的時価総額規模が小さいほうなので値動き妙味の観点では注目だ。ソフトバンク関連銘柄のダークホースとなるか?!
出遅れ株 サイジニア
時価総額:2,396百万円
PER:---倍
PBR:(単) 4.55倍
≪2018/12/13時点≫
さらに小粒どころで注目したいのはサイジニア。サイジニアはソフトバンクグループ企業でネットマーケティングサービスなどを提供する銘柄だ。
サイジニアの時価総額は非常に小粒なので思惑株としてでもこれだけの規模なら面白そうだ。こちらもソフトバンク関連銘柄の出遅れ株として注目だ。
【2018年12月19日(水)投稿】
本命株・出遅れ株 プラザクリエイト本社
時価総額:5,202百万円
PER:(連) 24.15倍
PBR:(連) 3.02倍
≪2018/12/19時点≫
ソフトバンク関連銘柄としてプラザクリエイト本社にも注目しておきたい。プラザクリエイト本社は、写真プリント店「パレットプラザ」などを展開する企業だ。
プラザクリエイト本社は2018年12月03日に、ソフトバンク(9434)と協業でスマートフォンで撮った写真をフォトブックにできるサービス「Myフォト」を開始すると発表している。プラザクリエイトは時価総額規模も小粒銘柄なので、ソフトバンクと協業サービスを始めることで業績インパクトは大きいかもしれない。
小粒銘柄なので人気も集まり易いだろうし、値動き妙味の観点からも注目したいソフトバンク関連銘柄だ。
※ちなみにプラザクリエイトはソフトバンクの上場日「2018/12/19(水)」に大きく株価を大きく上げて値上がりランキング2位に。肝心のIPOソフトバンク(9434)は、公募割れしてしまっているのに対して対照的な結果となったようだ。
IPO ソフトバンク関連銘柄 まとめ
株式市場において、2018年最後の大きな話題になりそうなソフトバンク(9434)の新規上場。ソフトバンク自体の短期的な値上がりにはそこまで期待できないかもしれないが、これだけの大企業が上場するのだ。株式市場に色々な余波が波及してくる可能性はあるだろう。
いずれにしても2018年の株における一大イベント。思わぬ利益にありつけるかもしれないし、関連銘柄などには注目しておくべきだろう。