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エドテック(EdTech)とは、エデュケーション(Education:教育)とテクノロジー(technology:技術)を掛け合わせた造語である。つまり教育とIT技術を融合させることで、新たな技術革新を起こすビジネス領域のことを指す。
ビジネスの世界ではパソコン・スマホ・タブレットなど最新のIT製品を使っているのが普通で、IoT技術やAI技術などもドンドン取り入れようとしているが、教育現場だけ紙の教科書、ノートに鉛筆で板書するというのは少し時代遅れだろう。これから教育現場もビジネス業界と同様にドンドンIT技術を活用する方向に進歩していくだろう。
それに2016年には総務省がデジタル教科書を2020年までに全国すべての小・中・高校に普及させるため、無線LAN「Wi―Fi」を導入する方針と伝わったことで、デジタル教科書関連銘柄に注目が集まったことがあった。
このデジタル教科書というのも、広い意味ではエドテック(EdTech)と言える。
エドテック(EdTech)は日本の株式市場でも無視できないテーマとなりそうだ。このページではエドテック(EdTech)関連銘柄について、本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
エドテック(EdTech)関連銘柄とは
エドテック(EdTech)関連銘柄とはその名の通りエドテック(EdTech)に関連する銘柄の総称である。前述の通り、エドテック(EdTech)とはエデュケーション(Education:教育)とテクノロジー(technology:技術)を掛け合わせた造語。教育にIT技術を掛け合わせ、新たなサービスや製品などを生み出すことをエドテック(EdTech)という。
ちなみにEdTechは「エデュテック」と読まれるケースもあるが意味は同じだ。また、eラーニングや教育IoT、教育ICT(情報技術)といった言葉で表わされることもあるが、意味としてはほぼほぼ同じと考えて良いだろう。
また2016年に「総務省が全国の小中高校にデジタル教科書を普及させる方針」と伝わったことで、デジタル教科書関連銘柄に注目が集まったことがある。その際に、当サイトでもデジタル教科書関連銘柄についてまとめてある。デジタル教科書も広義ではエドテック(EdTech)の一部と言える。デジタル教科書関連銘柄はエドテック(EdTech)関連銘柄と重複するものもある近縁テーマ。併せてチェックしておくことで、理解が深まるだろう。
デジタル教科書関連銘柄については下記ページにまとめてあるので、チェック推奨。
デジタル教科書関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
エドテック(EdTech)関連銘柄 一覧
- 3933 チエル デジタル教材
- 3998 すららネット デジタル教材
- 3393 スターティア 電子書籍作成ソフト事業
- 3681 ブイキューブ Web会議 傘下にeラーニング企業(アイスタディ)
- 2345 アイスタディ eラーニングが主力
- 6629 テクノホライゾンHD 教育機関向けのWi-Fi書画カメラ「TX-1」
- 3834 朝日ネット 全学向け教育支援システム
- 2326 デジタルアーツ ネットの有害情報遮断システム
- 2468 フュートレック 子会社がデジタル教材や次世代学習システム
- 2354 安川情報システム 学校向け無線ネットワークアクセス管理装置
- 3694 オプティム 教育にビッグデータ活用
- 3839 ODKソリューションズ 知育アプリ・入試業務のアウトソーシングサービス
- 6187 LITALICO デジタル技術を学ぶIT教室(子供向け)
- 9470 学研HD 学習用タブレットを使った学研iコース
- 2497 ユナイテッド 子会社がオンラインプログラミングスクール
- 4722 フューチャー プログラミングスクール
- 9783 ベネッセHD 通信教育など教育関連大手
- 6098 リクルートHD オンライン学習サービス
- 4644 イマジニア NTTドコモと共同で知的教養ネットメディア
- 3658 イーブック 電子書籍関連銘柄・知育アプリ
- 4824 メディアシーク エドテックによる「企業内教育:マイクラスLMS」を販売
- 8057 内田洋行 学校向けネットワークセキュリティ
- 3021 パシフィックネット 教育機関への納入実績が豊富
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エドテック(EdTech)関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではエドテック(EdTech)関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 LITALICO
時価総額:29,604百万円
PER:(単) 57.76倍
PBR:(単) 13.62倍
≪2018/02/20時点≫
LITALICOはエドテック(EdTech)関連銘柄の本命株との見方もある銘柄。同社は障害者の就労支援が事業の中核だが、エドテック(EdTech)の領域にも進出しつつある。LITALICOは子ども、小・中・高校生を対象としたプログラミング・ロボット制作などを学ぶIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開している。また教室のオンライン展開も視野とのこと。まさにエドテック(EdTech)関連銘柄と言えるだろう。
LITALICOは時価総額規模もさほど大きくなく値動き妙味の観点からも注目だ。
本命株 チエル
時価総額:5,098百万円
PER:(連) 28.91倍
PBR:(連) 3.63倍
≪2018/02/20時点≫
チエルはデジタル教科書関連銘柄のページでも本命株としてピックアップした銘柄だ。チエルの事業内容はズバリ学校教育向けICT事業で、小学校から大学向けの授業や講義の支援システムやデジタル教材を提供している。また、チエルは「すららネット」と学校向けデジタル教材を共同開発で提携している点にも注目だ。
チエルはまさにエドテック(EdTech)関連銘柄の本命株と言えるだろう。時価総額規模も小粒で値動き妙味の観点からも期待したい。
本命株 すららネット
時価総額:4,879百万円
PER:(単) 47.36倍
PBR:(単) 6.96倍
≪2018/02/20時点≫
すららネットもeラーニング関連銘柄で、前述のとおりチエルと学校向けデジタル教材の共同開発で提携している企業。すららネットも時価総額規模は小粒で、2017年末に上場したばかりのIPO銘柄なので値動きも軽い。こちらもエドテック(EdTech)関連銘柄の本命株として注目だ。
本命株 アイスタディ
時価総額:3,951百万円
PER:(単) 43.58倍
PBR:(単) 2.69倍
≪2018/02/20時点≫
アイスタディはIT技術者学習ソフトなど、eラーニングが主力の銘柄。eラーニングはほぼエドテック(EdTech)といっても過言ではないほど意味は近い。こちらもエドテック(EdTech)関連銘柄として注目だ。
ちなみにアイスタディを傘下にもつブイキューブにも併せて注目したい。ブイキューブはWeb会議など遠隔地でのコミュニケーションサービスを提供する企業。Web会議も応用すれば教育現場でも使えそうだ。遠隔地におけるオンライン授業・講義などにも活用できるだろう。
と、いうことでアイスタディ・ブイキューブもエドテック(EdTech)関連銘柄の一角として注目したい。
本命株 デジタルアーツ
時価総額:52,363百万円
PER:(連) 41.41倍
PBR:(連) 9.03倍
≪2018/02/20時点≫
デジタルアーツはインターネット上の有害情報を遮断したり、また情報漏洩を防止するフィルタリングソフトなどを手掛けている企業だ。学校でIT技術を活用し、インターネットに気軽に繋げられる環境になれば、児童に有害な情報を遮断する機能は必要不可欠と言える。つまり、エドテック(EdTech)の普及はデジタルアーツにとって大きなビジネスチャンスと言えるだろう。
こちらもエドテック(EdTech)関連銘柄の本命株として注目しておきたい。デジタルアーツの時価総額規模は小粒ではないが、テーマ性に人気がでれば値動きは十分に期待できるレベルだろう。
出遅れ株 パシフィックネット
時価総額:5,356百万円
PER:---倍
PBR:(連) 3.03倍
≪2018/02/20時点≫
中古PC販売を手掛けるパシフィックネットはエドテック(EdTech)関連銘柄の出遅れ株として注目したい。パシフィックネットは教育期間への納入実績が豊富で、また自社でデータ消去サービスなどの体制を整備しているため、学校向けの需要拡大に期待できそうだ。
また、パシフィックネットは最近、新概念のサイバーセキュリティソフト「アップガード」の販売も始め材料視された。同社がアップガードなどセキュリティソフトを学校向けに納入するという思惑もありそうか?
本命株 安川情報システム
時価総額:11,163百万円
PER:---倍
PBR:(連) 8.68倍
≪2018/02/20時点≫
IoT関連銘柄として注目の安川情報システムもエドテック(EdTech)関連銘柄の一角として注目しておきたい。安川情報システムはシステム構築と組み込みソフト開発が主力だが、2017年には学校向けの新しいセキュリティコンセプト「スマートスクールセキュリティ」を発表し、2018年からサービスを順次販売するとしている。
IoT技術もエドテック(EdTech)に通じる部分があるし、こちらも立派なエドテック(EdTech)関連銘柄と言えるだろう。安川情報システムはIoT関連、エドテック関連など、テーマ性豊富な銘柄なので引き続き注目したい。
出遅れ株 フュートレック
時価総額:6,019百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 1.95倍
≪2018/02/20時点≫
音声認識技術のフュートレックもエドテック(EdTech)関連銘柄の一角として注目だ。フュートレックは子会社にデジタル教材や次世代学習システムを手掛ける企業を持っていることから、隠れたエドテック(EdTech)関連銘柄として注目される。
こちらもAIスピーカー・音声認識などさまざまなテーマ性を内包する銘柄なので注目しておきたい。フュートレックは時価総額規模も小粒で値動きが軽い点も面白い。
本命株 イマジニア
時価総額:11,682百万円
PER:(連) 22.31倍
PBR:(連) 1.11倍
≪2018/02/20時点≫
LINE関連銘柄として一時期人気を集めたイマジニアもエドテック(EdTech)関連銘柄として注目だ。イマジニアはモバイルコンテンツの配信などを手掛ける企業だが、教育系のコンテンツにも注力している。
教育系コンテンツとしてはNTTドコモと共同で知的教養ネットメディアを手掛けている点から、エドテック(EdTech)関連銘柄として注目される。
こちらも時価総額規模も小粒で値動きが軽いのでテーマ性に注目が集まれば短期資金の流入に期待できるか?!
本命株 メディアシーク
時価総額:8,194百万円
PER:(連) 511.59倍
PBR:(連) 4.91倍
≪2018/02/20時点≫
メディアシークも一時期LINE関連銘柄として注目された銘柄。メディアシークもエドテック(EdTech)の推進を行う企業の一つで、エドテックによる「企業内教育」を成功させる「マイクラスLMS」という学習管理システムを手掛ける。こちらもエドテック(EdTech)関連銘柄として注目だ。
エドテック(EdTech)関連銘柄 まとめ
IoT技術の発展により、我々の身の回りのものはぞくぞくとネットに繋がっていくが、教育現場においてもその流れは同じだろう。つまり、今後エドテック(EdTech)はより身近なものとなるはずだ。
総務省は2020年までにデジタル教科書を全国の学校に普及させる目標を掲げているし、エドテック(EdTech)関連銘柄は今後まだまだ注目を浴びる可能性がありそうなテーマ株と言える。エドテック(EdTech)関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておこう。