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【2017年12月25日(月)投稿】
中国トイレ革命関連銘柄 出遅れ株 ジャニス工業
時価総額:3,412百万円
PER:(連) 40.09倍
PBR:(連) 1.17倍
≪2017/12/25時点≫
先日、中国トイレ革命関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧を記事にまとめたが、再び中国トイレ革命関連銘柄に動きがあったようだ。
と、いうのも日本政府が今後中国全土で推進される「トイレ革命」を民間と連携して支援する方針を固めたと報じられたのだ。
先日の記事にも記載したが、中国の公衆トイレは仕切りがないものが多く、隣の人と顔を合わせてしまうことから「ニーハオトイレ」とも呼ばれ、観光客からはすこぶる評判が悪いそうだ。そこで、習近平国家主席は2015年から中国の観光地などの一部でトイレを新設・改修し、きれいなトイレを提供するトイレ革命を推進してきたが、これが一定の成果を上げたとして、中国全土で推進する方針を固めた。
日本の温水洗浄便座付きのトイレは、中国からのインバウンド客からも非常に好評で「爆買い」の対象にもなっていたので、日本政府はこの温水洗浄便座付きトイレを活用し、中国トイレ革命を支援する、いわば「トイレ外交」を展開したい考えということだ。
この報道により、再び中国トイレ革命関連銘柄として日本のトイレメーカーが物色されたようだ。12/25に主に物色されたのは「アサヒ衛陶」と「ネポン」ではないだろうか。どちらもトイレ関連の小型株で、日本を代表するTOTOやリクシルなどの大型株はやはり値動きの点では少し鈍かった模様。
もう一つ、注目したいトイレ関連の小型株はジャニス工業だ。ジャニス工業は名証2部に上場する小型株で便器や洗面化粧台などの衛生陶器の中堅銘柄。
アサヒ衛陶やネポンなどに比べると、やや出遅れているように見える。引き続き中国トイレ革命関連銘柄が物色されるなら、こちらにも注目しておきたい。