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【2017年12月18日(月)投稿】
EV関連銘柄 半導体関連銘柄 出遅れ株 タムラ製作所
時価総額:70,107百万円
PER:(連) 19.30倍
PBR:(連) 1.74倍
≪2017/12/18時点≫
12/18(月)は、タムラ製作所が大きく株価を伸ばしたようだ。タムラ製作所はEV関連銘柄の出遅れ株として注目を集めているっぽいぞ。
タムラ製作所はトランスやリアクタ、はんだ材料や絶縁膜などを手掛ける会社だ。EV関連銘柄としては、EVに搭載される電圧を上げる部材である「昇圧リアクタ」を手掛けていたり、また車載用プリント基板向け接合剤や絶縁材を手掛けている。
また、タムラ製作所は半導体関連銘柄としても注目だ。2017/11/28には、半導体開発ベンチャーの「ノベルクリスタルテクノロジー」と共同で酸化ガリウム製のトランジスタを開発したことを発表している。このトランジスタは、従来のシリコン製半導体素子に比べ消失電力を1000分の1に低減できるとのこと。こちらもなかなか凄い材料に思える。
これらのことからタムラ製作所はEV関連・半導体関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。タムラ製作所の時価総額規模はさほど小粒でもないが、値動きが重いというほどでもないだろう。PER、PBRはまだ過熱しているわけではない水準か。
ちなみに2017/12/18(月)には、トヨタ自動車が「2025年ごろまでエンジン車だけの車種をゼロにする」と発表している。
これはつまり、全ての車種をEV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車にシフトさせていくということだ。日本を代表する自動車メーカーも、電動車シフトに注力していくことを改めて発表したことにより、EV関連銘柄やFCV(燃料電池車)関連銘柄が再物色される流れになる可能性は十分にある。
EV関連銘柄の一角としてタムラ製作所には注目しておきたい。