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セルロースナノファイバー関連銘柄
4963 星光PMC
最近またセルロースナノファイバー(CNF)関連銘柄が注目され始めているようだな。セルロースナノファイバー関連銘柄といえば星光PMCだろう。
良い機会なのでセルロースナノファイバーについて説明しておこうか。
セルロースナノファイバーとは
当方は専門家じゃないので、ザックリと説明するがセルロースナノファイバーとは植物から作られているもので、直物繊維を化学的というか機械的というかとにかく細かくナノサイズにまで解きほぐしたもの。木材だったり稲わらだったりジャガイモの搾りかすだったり、いろんな植物から作ることができる。
つまりコスト面でも非常に優秀だということだ。しかも原料は植物なので環境的にも非常に良い。
日本は森林資源が豊富なこともあり、日本企業にとっては原料の調達もたやすい。日本は昔から紙の産業が盛んだったが、植物素材の次世代技術でもリードしているとなると日本人としては誇らしい限りだな。
さて、さらにセルロースナノファイバーは持つ特徴がすごい。
なんと強度は鉄の5倍!そして軽さは鉄の5分の1!さらに熱にも強く、熱を加えても膨張しにくい!
この時点でさまざまな応用方法が考えられるなぁ。自動車や航空機などのパーツなどとしても非常に期待できそう。
さらに透明にもできるのでガラスの代わりに利用することもできるらしい。まさに夢の素材である。
で、星光PMCはそんなセルロースナノファイバー関連銘柄の本命だと当方が思っている銘柄。星光PMCはもともと製紙用薬品とインキ・記録材料用樹脂の製造を主たる事業とする化学品メーカー。
星光PMCは2014年にはセルロース・ナノファイバーのパイロットプラントを竜ヶ崎工場に完成させCNFの実用化を目指した本格的なサンプル供給体制を整えているとの話。
そして、03/19には日本経済新聞が日本製紙や京都大学は植物由来素材のセルロースナノファイバーを従来の10分の1程度のコストで量産できる技術を開発したと報じている。この研究グループには星光PMCも加わっているとのことだ。
で、星光PMCのチャートをみてみると2月以降からグングンと騰がってきているな。今はちょうど13週移動平均線をサポートラインとして反発したところ。昨日ぐらいがちょうど押し目だったのかもな。
わりと乱高下の激しい銘柄なので、INのしどころは難しいが長いスパンでみても面白い銘柄だと当方は思っている。ま、長期スタンスでみるなら押し目はしっかり見極めたいけどな。
引き続き星光PMCはCNF関連銘柄として注目だ。