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次世代エネルギー「核融合発電」という言葉をご存知だろうか?
エネルギー資源の約9割を輸入に頼る日本は今、深刻なエネルギー不足に直面している。再生エネルギーの導入拡大、安定した資源確保といったさまざまな課題が浮き彫りになる中、
"発電効率が高く"、さらに"安全性も高い"とされる、新しいエネルギー供給の仕組み「核融合発電」が注目を集めている。また、実用化へ向けた政府の動きも見え始めたこともあって、核融合発電に関連した銘柄に感心を向けている方も多いだろう。そこで今回の記事では、
この記事で分かること
- 核融合発電とは?「原子力発電」と「核融合発電」との違い
- 今から注目すべき「核融合発電関連銘柄」の一覧。本命株・出遅れ株とは?
- 核融合発電関連銘柄に対する投資家の注目度とは?
など、「核融合発電銘柄」にフォーカスを当てて、次世代エネルギーの筆頭格との呼び声高い、核融合発電について解説する。ページ中盤からは、この核融合発電に関連した銘柄一覧、本命・出遅れ株についても紹介しているので、ぜひ最後まで目を通して頂きたい。
核融合発電関連銘柄とは?
核融合発電関連銘柄とは、核融合炉を構成する周辺機器の制作、製品の提供などを行う企業、また資金提供を行うステークホルダーのこと。
現在、この核融合発電の実現に向けて国際的なプロジェクト「ITRE計画(イーター)」と呼ばれる組織が活動しており、日本・ヨーロッパ・アメリカ・ロシア・韓国・中国・インドが参画している。日本では、茨城県の那珂研究所でITERより先端的な研究を行う実験装置「JT-60SA」を製作、動向が注目されている。
核融合発電の関連銘柄はこんな企業たちだ
- 核融合炉の実験装置「JT-60SA」の製作、「ITRE計画」に参画・連携する企業。
- 核融合炉の研究などに取り組む京都大学発のスタートアップ企業「京都フュージョニアリング」に出資する企業。
- その他、核融合に関連した製品の取り扱い実績から思惑などで買われる銘柄。
核融合発電に関連した銘柄ピックアップ「古河電気工業(5801)」
出展:株ドラゴン
古河電機工業は、光ファイバー・電線・ワイヤーハーネス等の製造を行う大手非鉄金属メーカー。国内電線業界では第2位の売上高で、核融合発電の技術領域では、重要部材「高温超電動線材」の生産拡大に注力し、高い技術力と生産能力が注目されている。
政府は4月14日、核融合発電を新たな産業と捉え、核融合の開発戦略「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」を正式決定。古河電気工業をはじめ、数多くの関連銘柄が注目を集め大きな話題となった。
ちなみに、核融合発電に関連した銘柄として、「JT-60SA」「ITER計画」「京都フュージョニアリング」と主に3つのキーワードを挙げたが、官民が協力して進める超大型プロジェクトということもあって、参画・協力企業はかなり多い。
関連銘柄については、ページ後半の「"核融合発電"に関連する銘柄の一覧」にまとめているのでコチラで確認してほしい。
そもそも「核融合発電」とは?
そもそも「核融合発電」とは、原子同士を合体させることでエネルギーを生み出す発電技術のこと。海水中にある豊富な重水素を燃料とするため、低コストで膨大なエネルギーを生み出すことができ、火力発電のように化石燃料を燃やさないので二酸化炭素も発生しない。
発電効率がよく安全性も高い次世代の発電技術、それが「核融合発電」だ。
(あくまでイメージとして、熱や光を47億年以上生み出している「太陽の核融合」、これを人工的に作ろうとしているのが「核融合発電」、と考えていい。)
核融合発電のメリット
- エネルギー源は「重水素」と「三重水素」、水から半永久的に採取できる。
- 爆発・暴走・連鎖反応といった事故リスクが低く、制御しやすい。
- 使用済み核燃料の放射線レベルが比較的低く、100年程で無害化する。
出展①:北陸電設|未来の新エネルギー:電気の豆知識(デンマメ)
出展②:TOKYO MX+|次世代エネルギーとして注目の「核融合発電」を専門家が解説
『核融合』という言葉だけみると、危険性をともなうリスクの高い技術といったイメージを真っ先に浮かべるだろう。しかし核融合発電は、「安全性が高く低コスト」、さらに「エネルギー源を半永久的に採取できる」など、とんでもない魅力を秘めた技術なのである。
「原子力発電」と「核融合発電」の違い
原子力発電と核融合発電の大きな違いは「エネルギーの生み出し方」にある。
ウランやプルトニウムを燃料にして、軽い原子核に「分裂」させてエネルギーを生み出す「原子力発電」に対して、「核融合発電」は重水素や三重水素といった軽い原子核を「融合」させ、膨大なエネルギーを生み出す。
また、先ほどご紹介したように、発電に使われるエネルギー資源、その資源の供給方法からみても大きくことなる。これらの違いをざっくりまとめると以下の通りである。
プロセス | 燃料 | 資源の供給 | |
---|---|---|---|
原子力発電 | 核分裂 | ウランやプルトニウム | 海外から輸入 |
核融合発電 | 核融合 | 重水素や三重水素 | 海水から抽出可能 |
発電に必要なエネルギー源を海外からの輸入に頼っている日本にとって、「燃料を海水から無尽蔵に採掘できる」というメリットはかなり大きい。核融合発電技術は、日本が抱えるエネルギー不足解消へ向けた大きな足掛かりになるといえるだろう。
また、エネルギー不足解消ということで、少し余談だが、 次世代の再生エネルギーとして「ペロブスカイト太陽電池」も注目度が高い。この"ペロブスカイト"の主原料とされるのが「ヨウ素」である。
ヨウ素といえば、"世界屈指のヨウ素サプライヤー"として有名な、「伊勢化学工業(4107)」、「K&Oエナジーグループ(1663)」が大きな存在感を放っている。
「太陽光発電」と「核融合発電」、ジャンルは違うものの"自国で燃料を確保できる次世代エネルギー技術の実用化"という点でみると、大変に魅力的なテーマに映る。これは筆者だけではないだろう。
核融合発電の実用化はいつ?政府の取り組みとは?
日本のエネルギー事情を大きく好転させる「核融合発電」について、
『核融合発電の実用化はいつなのか?今後はどうなる?』
次世代エネルギー関連株を注視する方にとって、実用化へ向けた動き、または政府の取り組みなども気になるのではないだろうか
2023年4月、政府は核融合の開発戦略を正式決定!国家プロジェクトとして参入企業を後押し。
政府は4月14日、核融合の開発戦略「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」を正式決定。核融合発電(フュージョンエネルギー)を新たな産業として捉え、構築されつつある世界のサプライチェーン競争に国家として時機を逸せずに参入、実用化を加速することを戦略の中で表明している。
次世代のエネルギー源として期待される核融合について、政府は初めてとなる開発戦略を正式に決定し、所管する高市経済安全保障担当大臣は「産業化の推進を図るなど多面的なアプローチを展開し、実用化を加速できるようにする」と述べました。
出展①:NHK|核融合 初の開発戦略を政府が正式決定 “発電を早期に実現”
また、イノベーション政策を所管する高市大臣は会見で、「産業協議会の設立」「研究開発の支援」「安全規制の議論」などを新たに展開させ、実用化を加速できるようにする。との発言。
一連の政府発表によって、核融合発電は新たな国策銘柄の一角として位置づけられたことになる。
核融合発電の実用化は「早くても"2030年代の半ば"」とされている。しかし、、、
現在、核融合発電の実用化は「早くても"2030年代"」とされている。
しかし、国際開発競争の激化によって実用化が早まる可能性もでてきた。米ベンチャー企業「TAE Technologies」が採用した新しい核融合形式の登場によって大きく変わってくるかもしれない。(一部のネットニュースによると、"2024年にも発電を開始する"とのことだ。)
国内では、京都大学発のベンチャー企業「京都フュージョニアリング」が世界初となる小規模な実験用の発電プラントの建設を進めており、政府系ファンドや電力会社、大手商社などから100億円余りの資金調達に成功。
出資で得た資金で技術者の採用を拡大、研究開発を加速させるとのこと。また、海外での事業展開の強化も予定しているとのことだ。
実用化へ向けた活発な動きを見せる核融合発電、政府の後押し・革新的な研究開発が進み、2030年と見られる実用化はすぐ近くに迫っているのかもしれない。
"核融合発電"に関連する銘柄一覧・まとめ
前述したように、核融合発電に関連した銘柄は数多い。
その中でも、「核融合発電の周辺機器の製造・制作に携わる企業」と「京都フュージョニアリング(その他)へ出資した企業」、関連銘柄を2つに分類して一覧でご紹介する。
核融合発電の周辺機器の製造・制作に携わる関連銘柄
銘柄・証券コード | 関連性 |
---|---|
古河電気工業(5801) | 【ITRE計画に参画】 ITERの中心ソレノイド(CS)に用いる超伝導導体(CS導体)を構成するCS素線、CS撚線を製作。 |
東芝(6502) | 【ITRE計画に参画】 子会社の東芝エネルギーシステムズが、 ・ITERトロイダル磁場コイルおよびその構造物を開発 ・真空容器内のブランケットを遠隔で交換するブランケット遠隔保守装置を開発 |
三菱重工業(7011) | 【ITRE計画に参画】 ・トロイダル磁場コイル巻線部、巻線部を収納する構造物、導体を収納するラジアルプレートの製作、及び巻線部と構造物との一体化作業。 ・ダイバータの構成要素の一つである外側垂直ターゲット6基の製作。 |
三菱電機(6503) | 【ITRE計画に参画】 ・トロイダル磁場(TF)コイルの巻線の製作。 |
日立製作所(6501) | 【ITRE計画に協力】 日立金属(現:プロテリアル)が、トロイダル磁場コイルに用いる撚線の製作。 |
フジクラ(5803) | 核融合発電の主要部材、超電動線材を増産。また、核融合炉の実証に取り組む米Commonwealth Fusion Systemsにレアアース系高温超電導線材の納入を開始したと発表。 |
浜松ホトニクス(6965) | 【ITRE計画に協力】 超伝導導体用熱処理炉を製作。日・欧の共同プロジェクト「JT-60SA計画」において、第一壁や各種磁気センサーの設置を受注。 |
東洋炭素(5310) | 原子力の高温ガス炉の炉心材や核融合炉の炉壁材など特殊分野に製品を供給。 |
東邦金属(5781) | 核融合炉の重要機器(高熱負荷機器)、「ダイバータ」を核融合科学研究所と東邦金属の共同グループが開発。 |
ジェイテック・コーポレーション(3446) | EX-Fusion(エクスフュージョン)社と技術提携。双方が有する核融合技術と超精密工学技術を融合させて、レーザー核融合商用炉の実現を目指す。 |
マイクロ波化学(9227) | 量子科学技術研究開発機構とともに、マイクロ波加熱を用いた省エネ精製技術によりベリリウム鉱石の溶解に成功したと発表。核融合発電の実現を加速。 |
木村化工機(6378) | 化学プラントを主力に原発関連機器が強み。JT-60SA向けに、核融合実験装置の関連製品を納入した実績あり。 |
神島化学工業(4026) | 核融合発電システムに使われるセラミック製品を手掛け、同社の製品が大坂大学の核融合研究やJAXAの宇宙太陽光発電システムに採用された実績あり。 |
京都フュージョニアリング(その他)へ出資した関連銘柄
銘柄・証券コード | 関連性 |
---|---|
INPEX(1605) | 京都大発の京都フュージョニアリング、大阪大発のEX-Fusion、ヘリカルフュージョンの新興3社への出資。海外企業との資本提携なども検討。 |
日揮ホールディングス(1963) | CVCファンドを通じた京都フュージョニアリングへの出資を発表。 |
J-POWER(9513) | 京都フュージョニアリングへの出資を発表。 |
三井物産(8031) | 京都フュージョニアリング社への出資参画。 |
三菱商事(8058) | 京都フュージョニアリング社への出資参画。 |
関西電力(9503) | 京都フュージョニアリング社への第三者割当増資による出資を発表。 |
ジャフコグループ(8595) | 京都フュージョニアリングへの出資を発表。 |
住友商事(8053) | 【その他】22年6月に、核融合発電を開発する米TAEテクノロジーズ(カリフォルニア州)に出資した。今後TAEとの協業を通じて、脱炭素とエネルギー問題の切り札といわれる核融合分野への知見を深め社会実装に取り組む計画。 |
"出遅れ株"を見つける方法とは?
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核融合発電関連銘柄の本命・出遅れ株とは?
『核融合発電関連銘柄の本命株はどれか?』
『今から注目するべき核融合発電銘柄の出遅れ株は?』
筆者の主観的な意見も交えて、核融合発電銘柄の「本命株」「出遅れ株」をピックアップしてご紹介する。
核融合発電銘柄の"本命株"【6選】
三菱重工業(7011)
出展:株ドラゴン
三菱重工といえば、火力発電・自然エネルギー発電・原子力発電など、日常生活に欠かすことのできないエネルギー事業を担ってきた大手企業。
核融合エネルギーの分野では、ITRE計画において「長時間プラズマ燃焼の実証」「核融合炉工学技術の実証」と中核を担う存在。核融合炉のトロイダル地場コイル巻線部・構造物、ラジアルプレートの制作を担当。また、ダイバータの構成要素の一つ、外側垂直ターゲット6基の製作も担当している。
東邦金属(5781)
出展:株ドラゴン
東邦金属は、タングステン・モリブデン・超硬合金・レアメタル合金等の製品製造・研究開発を行っている会社。
核融合エネルギーの分野では、核融合科学研究所と共同で「"ダイバータ"と呼ばれる高い熱負荷にさらされる炉内機器」の開発を行っている。2023年3月9日発表のプレスより、新たに開発された異種金属の接合技術によって製作した機器が、高温プラズマを8,000回以上照射する試験をクリア。重要マイルストーンを通過し核融合炉の実現に一歩近づいたことが発表された。
古河電気工業(5801)
出展:株ドラゴン
古河電機工業は、光ファイバー・電線・ワイヤーハーネス等の製造を行う大手非鉄金属メーカー。
核融合エネルギーの分野では、重要部材「高温超電動線材」の生産拡大に注力し、高い技術力と生産能力が注目されている。また、英国の商業核融合エネルギー開発企業「トカマクエナジー社」と、先進核融合原型炉(ST80-HTS)で用いる「高温超電導線材」を数年に渡って供給する契約を結んでいる。
住友電気工業(5802)
出展:株ドラゴン
住友電工グループは、自動車・情報通信・エレクトロニクス・環境エネルギー・産業素材、の5つの分野で事業を展開する企業。
核融合エネルギーの分野では、住友電工グループ会社の「アライドマテリアル」が開発・製造した製品「タングステンモノブロック」がITERの重要構成部品ダイバータに採用されている。
フジクラ(5803)
出展:株ドラゴン
フジクラは、エネルギー・情報通信といったインフラ関連事業、電子部品を中心としたエレクトロニクス事業、自動車用ハーネスを中心とした自動車電装事業など、4つの事業を展開する企業。住友電工・古河電工を含む、いわゆる電線御三家の一角だ。
核融合エネルギーの分野では、核融合発電向けに比較的高い温度で超電動を実現できる「高温超電導線材」の生産能力を2倍に引き上げると発表。同時に、米国で世界発の核融合炉の実証に取り組む「Commonwealth Fusion Systems社」に、レアアース系高温超電導線材の納入開始を発表。
助川電気工業(7711)
出展:株ドラゴン
助川電気工業は、電気機械器具、精密機械器具、飲食店の経営ならびに健康補助食品の製造、販売などを展開する企業。「熱と測量」を強みに、電子力・火力発電所の温度制御関連事業も展開する。
核融合エネルギーの分野では、核融合炉のブランケット材として注目される液体リチウムなどを手掛け、日本の実験施設でも磁気センサーの設置に協力。
核融合発電銘柄の"出遅れ株"【5選】
ジェイテックコーポレーション(3446)
出展:株ドラゴン
ジェイテックコーポレーションは、放射光施設用X線ミラーの設計・製作・販売を行う企業。再生医療や創薬の分野で使われる3次元培養装置が主力製品。
核融合エネルギーの分野では、核融合スタートアップの「EX‐Fusion社」と技術提携。レーザー核融合商用炉の実現に受けた技術の研究・開発を目指すと発表。
マイクロ波化学(9227)
出展:株ドラゴン
マイクロ波化学は、世界で初めてマイクロ波を用いた大型化学プラントでの製造プロセス開発に成功した大阪大学発のベンチャー企業。(2022年上場)
核融合エネルギーの分野では、マイクロ波加熱を用いた省エネ・CO2削減精製技術によりベリリウム鉱石の溶解に成功したと発表。核融合発電における重要鉱種、ベリリウム・リチウムの資源安定確保につながる大きな成果を上げている。
浜松ホトニクス(6965)
出展:株ドラゴン
浜松ホトニクスは、光電子増倍管、光半導体素子、画像処理・計測装置等を主要な製品とするメーカー。光電子倍増菅の世界シェアは90%、血液検査センサーでも世界1位のシェアを獲得。
核融合エネルギーの分野では、レーザー照射によって核融合を起こす「レーザー核融合」の実用化に向けて、最大100Jのパルスレーザーを10Hzの繰り返し周波数で出力する「高出力のパルスレーザー装置」を開発した。
木村化工機(6378)
出展:株ドラゴン
木村化工機は、化学装置やプラントのエンジニアリングで蒸発と上流の技術において強みを持つ企業。核燃料輸送容器や核燃料濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置などの原子力装置も手掛ける。
核融合エネルギーの分野では、ITREと並行して実施される日・欧共同プロジェクト「JT-60SA計画」において、トカマク本体を真空断熱するための素材として、同社の製品「クライオスタット上蓋」が納入された実績がある。
神島化学工業(4026)
出展:株ドラゴン
神島化学工業は、窯業系外装材・内装材を主体に、化成品や透明セラミックスの研究開発、一貫生産を手掛ける無機化学メーカー。
核融合エネルギーの分野では、レーザー方式の核融合実験において、同社が開発した「YAGセラミック結晶」が試作として使われている。神島化学工業製のレーザー用YAGセラミック結晶は、常温でガラスの約30倍の熱伝導率を持ち、液体窒素の冷却で最終約300倍の熱伝導率を持つ。
レーザー方式の核融合(慣性核融合発電システム)において、この「レーザー用YAGセラミック結晶」がキーパーツになるのではないか?と見られている。
核融合発電銘柄の本命・出遅れ株の値動きを見逃さないために
核融合発電は今後、実用化へ向けたさまざまな研究・検証、実証実験が発表され、物色を集める材料として取り沙汰されるだろう。また、実用化を加速する政府の新たな取り組み、新規参入を決めたステークホルダーの動きにも注目したい。
大きな話題性と将来への期待を大きく孕む「核融合発電銘柄」について、値動きが軽く比較的割安な価格で仕込める「出遅れ株」に注目されている方も多いのではないだろうか?
"核融合発電関連銘柄"に対するSNSの反応・口コミ・投資家の注目度は?
日本のエネルギー問題解消へと期待が膨らむ「核融合発電」、実用化へ向けたさまざまな動きがみられているが、個人投資家はどのような反応をしているのか?ツイッターを例にSNSのリアクションをピックアップして紹介する。
1. フジクラが(5803)が有望か。
核融合発電 関連銘柄では
— パ★王 (@paohpaohpaoh) September 3, 2023
5803 フジクラ が有望か
ちょっと上がりすぎてるので押し目を狙いたいhttps://t.co/IuqnZuMVju https://t.co/c7gZCdFRFK pic.twitter.com/QwsOtZCZD4
2. 小型の核融合炉を開発した企業が次のエヌビディアになる。
数ヶ月前に全く同じことを考えて色々検索したわしから。
— ふみタソ (@ceroFUMITASO) August 25, 2023
数年で実現出来そうなのは小型の核融合炉。
人工太陽 銘柄
って検索しても最終的には核融合発電の銘柄に行き着く。
小型の核融合炉を開発した会社が次のエヌビディアになる。 https://t.co/od100aS1uc
3. これからは核融合発電だ。
これからは 核融合発電だから それに関係する銘柄とかいいと思うよ
— kosuke (10代目鬼熊) (@11Kumagoro) August 4, 2023
4. 損得抜きに買いがち。
損得抜きに核融合発電系の銘柄は買いがち??
— エルキ@投資初心者 (@manuto979) June 9, 2023
5. (核融合発電の)具体的な銘柄を確認したい。
全世界株式は(除く日本)な私ですが、方針変えるかも…
— middle☆分散投資 (@etftweeter) August 22, 2022
日本の海底資源とかは当てにならないなーと見てる側面ありつつ
核融合発電は技術で日本がリードしするのでは?→関連銘柄を押さえよう→銘柄を絞り込むの結構大変→ (除く日本)に含まれてるのでは?→具体的な銘柄を確認したいイマココ
6. 次の国策銘柄か?
核融合発電が次の国策銘柄か
— ツ (@sy0sin) April 2, 2022
1605は政府が大株主だし今アツい企業だね
核融合発電銘柄について、さまざまな意見が散見されるがおおむね「期待値が高い」といった意見が多く見られる。しかし、実用化へ向けた道のりはまだ遠いように思え、期待値が高い一方で話題性はこれからといった印象である。
実用化へ向けた動きが加速していくと予想されるが、核融合発電の実用化へ向けた重要マイルストーンを数年短縮するような画期的な研究発表がなされることに期待したい。
まとめ:新たな国策銘柄として注目度の高い「核融合発電銘柄」、実用化へ向けた動きに注視しつつ関連銘柄の値動きもチェックしていきたい。
次世代エネルギーの筆頭「核融合発電銘柄」にフォーカスを当てて、実用化へ向けた政府・企業の動き、関連銘柄の一覧と本命株、そして出遅れ株をご紹介してきた。いかがだっただろうか?
SNSを中心としたクチコミにもあったように、核融合発電銘柄は"新たな国策銘柄"として注目度は高い。また、次世代エネルギー分野を躍進させるその話題性から、多角的な材料性も多分に秘めているといってもいいだろう。
今回ご紹介した記事を参考に、核融合発電の実用化へ向けた動きを注視しつつ、関連銘柄の値動きもチェックして頂きたい。