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日本国内は緊急事態宣言を解除して僅か10日で再び感染者がリバウンドとなっている。昨日の東京都で新型コロナウイルスの新規感染が確認されたのは10歳未満から90代の714人と、急拡大で増えている状態だ！
感染者の拡大が止まらず経済活動への遅れが不安要素になり日経平均株価は売り圧力が強まっている状況だ。大口の投資家も上値の重たい東証1部の大型株に見切りをつけて中小型株や新興市場に資金を投入しているという事も多い！
実際にチャート見ても日経平均株価はチャート的に崩れかけているという状況だが、新興市場はジャスダック、マザーズの動きを見ると、やや上値は重たいが高い位置での推移を続けている。
マザーズのチャートは5日移動平均線ラインをキープ、下落してもすぐ下支えとなる10日線、25日線とサポートラインが控えている。単純に見ても下支えとなるポイントがあるというのは投資家として取り組みやすい状況と言えるだろう。
とにかく株価上昇となる為には。感染者の抑制という事が必須なわけだが、東京都だけで700人、そして河野太郎大臣は当初、ワクチン接種に関して企業側に積極的な申請を呼び掛け、ワクチン供給に余裕があることを強調していたが、申請の急増により、結局は受け付けを停止する事態となっている事も、ワクチン接種の遅れへの嫌気が重なっていると言えるだろう。
職場接種に使うモデルナ製ワクチンは、政府の契約量が５０００万回分に限られる上、全ての輸入が終わるのは９月とされているが、ここでも政府の対応は後手後手。
確かに外国人投資家ならば、日本は政府の対応も無謀、感染者が増えている中でオリンピック開催？開催は決定しているけど本当にできるのか？という見方をされていると言える。ファンド、機関も底堅く経済活動再開は近いという事は分かっていても不安要素があれば売り叩いてくるものだ！先々の日本株への期待は高い！だが今はどうしても我慢の時と言えるだろう。
そして常に市場への関心は変化するが、今の相場は東証1部でも中小型株、東証2部、新興市場に投資家の資金が集中している。
〝時流を見極めて投資する！その時のテーマを狙う！〟これが株式投資で最も勝ちやすい方法だ！
当方が今注目している銘柄だが、「新興市場の有望テーマ株」の銘柄がいいと思っているが、新興市場の中では大型ではあるが、値動きもだが今後期待ができそうな銘柄があったので記載するぞ！
医療ビッグデータ関連銘柄 遠隔診療関連銘柄 本命株 4483 JMDC
時価総額：308,311百万円
PER：(連) 106.08倍
PBR：(連) 10.90倍
≪2021/07/01時点≫
JMDCは東証マザーズに上場する、医療統計データサービスを主力展開、契約した健康保険組合における加入者の医療データを匿名加工し健康保険、製薬・生損保会社など大規模かつユーザーにとって活用しやすい医療データベースを提供し、遠隔医療も手掛ける企業だ。親会社は【7744】ノーリツ鋼機
同社の医療データは他社にはない知見をもっていると言えるが、同社は医療ビッグデータや遠隔医療サービスを手掛けている企業だが、新型コロナウイルスも新たなインド型のデルタ株やナイジェリアのエータ株、そしてワクチンの効果が薄いとの話もあるラムダ株など様々な変異種が出てきているだけに、同社のデータベース、遠隔診療は活躍の場面は今後とも多い。
業績面を見ると5月13日の決算では21年3月期の連結税引き前利益は前の期比66.9％増の36.3億円に拡大しており、従来予想の31億円を上回って着地。
22年3月期も前期比16.9％増の42.5億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新の見通しを発表している。
6月14日からはJMDCのコアアセットである医療ビッグデータとデジタル技術を活用し、コンサルタントや臨床試験経験者が提案・運用するサービスを医薬品等の臨床試験に関連する製薬企業に提供を開始。
このサービスによりレセプトデータベースや、同社の関連会社の保有する施設/医師データベース、デジタル技術を活用することで、臨床試験の効率化をサポートする事ができるとの事だ。
同社のビッグデータは保険者由来データベースに加え、医療機関由来データベースの利活用（クロスセル）は今後も高い成長が期待できる。
期待値の高さからも野村証券は格付けを中立→買いに昇格、目標株価は5800→6900円としているが、昨日日興証券も投資評価を新規「１」でカバレッジを開始、目標株価は7000円としている。
時価総額3000億円を超える同社はプライム市場への鞍替えの可能性も十分。チャートは各社レーティングを上げた事で上昇基調を強めているが、遠隔診療・医療ビッグデータと需要が高く人気化しやすいテーマもあるだけに、株価7000円は十分に到達してもおかしくないと言えるだろう！
