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世界で新型コロナウイルスワクチンが接種が本格的に進んでいる!ワクチン普及で期待の保冷庫・輸送関連銘柄は注目しておくべき!
新型コロナウイルスの変異種が静岡県内の男女3人から確認されたとの事だが、羽田空港で止まっていたと思っていたが、「市中感染」の疑いがでてきているな。
国立感染症研究所の脇田隆字所長は記者会見で、「感染に面的な広がりはないが、状況から国内感染が起きたと推定できる」と述べている。
日本でも英国などの変異種感染を既に30人以上が確認されているが、1月19日で重傷者も1000人を超えている。
世界全体ではまもなく1億人の感染者に到達、感染がさらに加速となれば医療従事者への病床問題など、さらなる懸念になるだろう。
日本で新型コロナウイルスワクチン接種は2月下旬を予定!規制改革担当大臣に河野太郎氏を任命!
世界での感染者も、世界全体で9524万3401人と1億人に迫っているが、日本ではまだワクチン接種がスタートしていないが、菅総理は昨日、「ワクチンは感染対策の決め手だ。できるかぎり2月下旬までに開始する。」
そして「規制改革担当大臣として、それぞれの役所にわたる問題について解決してきた手腕から、河野大臣を任命した」との事だが、今の政治では唯一行動の早い大臣という事からも早急な対応を期待したいものだ。
2月下旬からのワクチン接種に向けて、現在は米ファイザー製ワクチンと米モデルナ製ワクチン、英アストラジェネカのワクチンを確保しているが、ファイザーワクチンは-70℃、モデルナワクチンは-20℃と超低温冷蔵庫(ディープフリーザー)での管理が必要となる。
政府は、ワクチン接種を行う医療機関や保健センター、公民館などに1万台以上の超低温冷凍庫(ディープフリーザー)を確保して自治体に人口を基に割り当てる方針を示しているが、早ければ1月中には設備するとの事だけに、超低温を保つワクチン輸送関連は、日本のみならず世界で需要が高まると言える。
そこでこのページではワクチン輸送関連銘柄の本命・出遅れ 一覧をわかりやすくまとめて紹介する。
新型コロナウイルスワクチン保冷庫・輸送関連銘柄とは
新型コロナウイルスワクチン保冷庫・輸送関連銘柄とは、その名の通りワクチン輸送に使う冷凍庫や超低温冷蔵庫(ディープフリーザー)製造・サービスを手掛ける銘柄の総称である。
新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済活動の両立には、ワクチン接種が必要不可欠となる、ワクチン輸送時に用いられるドライアイスは生産が追い付かずに品薄になる可能性も指摘されており、上場していないのが惜しいところではあるが、超低温冷凍庫で世界シェア2位のPHCホールディングスは国内外から注文が殺到して増産体制に入っているとの事だ。
政府もワクチン輸送に向けて受注を進めているだけに、安全にワクチンを運ぶ為の輸送・そして管理する為の保冷庫は需要拡大で恩恵を受けると言えるだろう。
新型コロナウイルスワクチン輸送・保冷庫 関連銘柄 一覧
- 6459 大和冷 業務用冷凍冷蔵庫の大手
- 1967 ヤマト 関東地盤の空調・衛生など管工事、冷凍冷蔵設備
- 6752 パナソニック 総合家電首位。AV、白モノ家電が主軸
- 2874 ヨコレイ 冷蔵倉庫大手
- 3004 神栄 温度計測・管理用ロガー
- 7459 メディパルHD 医薬品卸最大手級。大型物流センターを全国展開
- 6411 中野冷 大型冷機・冷凍ケース専業で首位
- 6420 フクシマガリ 業務用冷凍冷蔵庫・ショーケースの大手
- 6444 サンデンHD カーエアコン用コンプレッサー世界高シェア、冷凍冷蔵設備
- 6465 ホシザキ 製氷機器、食洗機で首位
- 9062 日本通運 総合物流最大手で世界的
- 6504 富士電機 重電大手。自販機、パワエレ機器、冷凍冷蔵設備
- 6897 ツインバード 小物家電・健康機器を企画・販売、冷凍冷蔵設備
- 9930 北沢産 業務用厨房機器販売の大手、冷凍冷蔵設備
- 2384 SBSHD 総合物流会社。物流一括受託が主力
- 6178 日本郵政 傘下に日本郵便
- 4502 武田薬品 ワクチン流通を請け負い
- 6549 DMソリュ ダイレクトメールや宅配便の発送代行大手
- 9025 鴻池運輸 総合物流大手、冷凍・冷蔵倉庫を強化
- 9055 アルプス物流 電子部品主体の総合物流、運輸
- 9064 ヤマトHD 集配網と配送品質に定評の宅配便最大手、
- 9075 福山運 西日本地盤の路線トラック大手
- 9076 セイノーHD 「カンガルー便」路線トラック輸送最大手
- 9090 丸和運機関 低温・医薬品物流に強み物流
- 9143 SGHD 佐川急便グループ宅配、企業間物流に強み
- 9325 ファイズHD EC運営企業の物流センターの管理・梱包・配送まで受託
- 9375 近鉄エクス 国内航空貨物混載大手
新型コロナウイルスワクチン輸送・保冷庫関連銘柄 本命・出遅れ
それでは本題のワクチン保冷庫・輸送関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしていく。また出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため参考までに願う。
本命 6897 ツインバード
時価総額:18,383百万円
PER:(連) 179.09倍
PBR:(連) 2.62倍
≪2021/01/19時点≫
ツインバードは東証2部に上場する様々な家電製品等の製造・販売。新冷却技術FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)とその応用製品の製造・販売をする企業だ。
同社は、数分で超低温に到達する冷却技術を持っている企業で、FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業において、武田薬品工業との基本契約締結による大型受注もだが、主要取引先であるグローバル・クーリング社による受注など、米国の主要な取引先から前期の約2倍以上となる新規受注を受けており、まさにど真ん中の本命銘柄と言えるぞ。
PER140倍、PBR2.67倍と割高ではあるが業績面も大型受注などもあり、直近で通期見通し上方修正している事からも世界的な需要拡大でまだまだ化ける可能性も高いと言えるだろう。
本命 3004 神栄
時価総額:7,168百万円
PER:(連) 68.95倍
PBR:(連) 3.80倍
≪2021/01/19時点≫
神栄は東証1部に上場する1887年創立の繊維老舗、食料品を主力に国内及び海外で、各種商品の卸売・小売及び輸出入取引や電子関連製品の製造・組立などの分野で展開する企業だ。
同社は、時価総額76億円の小粒な銘柄だが、湿度センサーで世界トップの実績を誇っており、子会社の神栄テクノロジーが医薬品や食品など保管・輸送時の温湿度管理をする温度ロガー「TempView」と温湿度ロガー「HygroView」を製造・販売している。
新型コロナウイルスの保冷庫を扱うツインバード工業が新型コロナワクチンの保管・輸送向け保冷庫へ採用が決定され受注している事からも、本命銘柄と言えるぞ。
本命 6420 フクシマガリレイ
時価総額:98,194百万円
PER:(連) 16.15倍
PBR:(連) 1.49倍
≪2021/01/19時点≫
フクシマガリレイは東証1部に上場する飲食店の厨房などで主に利用される「業務用冷凍冷蔵庫」、スーパーの売場で生鮮食品などを陳列する「冷凍・冷蔵ショーケース」の国内大手企業だ。2019年12月3日より福島工業株式会社はフクシマガリレイ株式会社に社名変更。
まず同社だが、保冷庫は新型コロナに絡むもの以外でも需要が増えており増産を続けており、ファイザー社ワクチンへ対応できる-85度仕様の超低温フリーザーも手掛けている。薬用冷凍冷蔵庫は、-5℃~-35℃まで対応と、ファイザー社以外の新型コロナワクチンの対応ができる製品を扱っている事からもまさにど真ん中の本命銘柄。
時価総額は991億円と中型ではあるが、業績面も安定しており2020年11月20日に発表した決算では今期経常を22%上方修正している。PER16.3倍、PBR1.5倍と割高感もなく、チャートこそ伸びきれていないがレンジで推移して新型コロナウイルスワクチンなどの需要からも期待値は高いと言えるだろう。
出遅れ 7459 メディパル
時価総額:513,257百万円
PER:(連) 19.33倍
PBR:(連) 0.85倍
≪2021/01/19時点≫
メディパルは東証1部に上場するメーカーと医療機関・小売業などをつなぐメディパルの事業を主力とする医薬品卸最大手級。傘下にメディセオやパルタックがあり、大型の物流センターを全国展開する企業だ。
医薬品・医療機器・化粧品。日用品などのメーカー5000社以上との卸しの実績を持っている事からもワクチンの管理・輸送という部分でも同社は活躍する機会は高い。
時価総額5000億円以上の大型株という事を考えても、動きは重たいが貸借倍率0.18倍と空売りを溜め込んでおり、ワクチンの普及が本格化となれば同社株動き出す可能性は十分。
新型コロナウイルスワクチン輸送・保冷庫関連銘柄 まとめ
新型コロナウイルスの猛威は世界各国を恐怖に陥らせているが、ワクチンが世界で流行となればこの恐怖から打ち勝つことができる。
米ファイザー社、米モデルナ、英アストラジェネカとワクチンが世界の普及しだしている。新型コロナウイルスワクチンを安全に保管、輸送は需要は今後本格的になっていくと言えるだろう。世界全体のテーマだけに注目しておくべきと言えるぞ。