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【2018年05月28日(月)投稿】
空間光伝送装置関連銘柄 本命株 東洋電機
時価総額:6,384百万円
PER:(連) 30.82倍
PBR:(連) 1.04倍
≪2018/05/28時点≫
東洋電機が大きく株価を上げてきている。東洋電機は05/25(金)にストップ高、翌営業日の05/28(月)も一時ストップ高を付けている。
東洋電機の株価急騰は05/23(水)~05/25(金)に開催された「ワイヤレスジャパン2018」というイベントで東洋電機が「空間光伝送装置」を披露したことが刺激材料になった格好だろう。
それもそのはず、東洋電機の「空間光伝送装置」というのはかなり凄いようだぞ。
なんと、将来的には「5G」をも超える可能性を秘めているという。
まずは空間光伝送装置とはなにか?という点について説明しよう。
空間光伝送装置とは、電波ではなく「光」を使って最大※10Gbps(10ギガビーピーエス)の超高速無線伝送を実現するというものだ。
※10Gbps(10ギガビーピーエス)=bpsは通信回線における1秒あたりのデータ転送速度の単位。10Gbpsの場合、1秒間に10ギガビットのデータを転送できるということ。
つまり電波ではなく光をケーブルレスでつないでネットワーク化することができるというもの。光は電波と異なり、電磁ノイズに干渉されにくいため、電波干渉が起きやすいオフィス密集地や、また工場や医療現場での使用にも向いているとのこと。
オフィス密集地や工場、医療現場だけでなく光ファイバーの敷設が困難な場所や災害時の緊急通信などにも活用が期待される。
上記の画像からもわかるかもしれないが、光伝送装置は対になる2つの装置で「光軸」を合わせることにより通信を行う。通信距離は「光軸合わせができる限界の距離まで」ってことだろう。
通信距離を延ばすことで光軸合わせが難しくなるが、東洋電機は現在、大学などとも共同で自動で光軸合わせを行う技術も開発中。通信距離は現在製品化されているものは最大で100mだが、これも「2km」を目指すとのことだ。
つまりネットワーク構築では、この対になる2つの装置を設置するだけということだ。ケーブルレスでネットワーク化できるため、非常に設置もカンタンといえそうだ。なので、一時的なイベント会場などでの活躍も期待されている。
現在、すでに東洋電機では近赤外線LEDを使用して100Mbps通信が可能なイーサネット対応空間伝送装置(通信距離:最大100m)を製品化しているが、今後は10Gbpsを目指す新技術を開発中とのこと。将来的には100Gbpsのデータ通信量も不可能ではないとしている。
これが実現すれば、次世代通信技術の「5G」をも凌駕する無線伝送ということになる。
これはなかなか夢がある話だな。
次世代通信技術「5G」がまだ普及していない段階で、すでに「さらに次」を開発しているとは。
というか、そこまでよく調べてないから定かではないけど、この技術はおそらく「東洋電機」のオリジナルというかオンリーワン技術じゃないのか?(たぶん)。もし、この空間光伝送技術が東洋電機のオンリーワン技術だとすればかなり面白いな。
東洋電機は電子制御装置や配電機器メーカーで、エレベーター用のセンサーでは首位級の企業だが、時価総額規模はかなり小さく値動きも非常に軽い。
もし空間光伝送装置が5Gを超えるレベルで実現できれば、大化けする可能性は十分ある。ここ数日の急騰も納得の面白材料だ。
引き続き、東洋電機には注目しておきたい。