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手足口病とは毎年、夏に流行し7月にピークを迎えるウイルス性の感染症だ。口の中や手、足などに発疹が主な症状でおよそ3分の1で発熱も伴うようだ。通常、死亡することなどは滅多にない感染症で数日のうちに治ることが多いが髄膜炎などの合併症を引き起こすこともあるようなので注意が必要だ。
主に5歳未満の小児患者が80%を占める子どもがかかりやすい感染症だが、稀に大人も感染することもある。
この手足口病が2017年の夏に大流行しそうな兆しとなっているようだ。過去に手足口病が大流行したのは2011年、2015年だが、その時に似たペースで感染者が増加している模様。全国的にこれから手足口病の患者が増える可能性があるとのこと。
と、いうことでこのページでは手足口病関連銘柄について、本命・出遅れ 一覧をわかりやすくまとめて紹介する。
2017年は特に手足口病が大流行しそうだが、この感染症は一応毎年夏季に流行する感染症なので、冬季に物色されるインフルエンザ関連銘柄・ノロウイルス関連銘柄などと同様に流行時期の少し前に関連銘柄に注目しておくと良さそうだ。
インフルエンザ関連銘柄 本命・出遅れ 一覧はコチラ≫
ノロウイルス関連銘柄 本命・出遅れ 一覧はコチラ≫
手足口病関連銘柄とは
手足口病関連銘柄とはその名の通り、手足口病に関連する銘柄の総称である。残念ながら、手足口病の特効薬というものはないようなので、関連銘柄は主に手足口病の感染を予防するマスク・消毒薬・うがい薬などを手掛ける銘柄となる。
手足口病の症状
手足口病に感染してしまうと口の中の粘膜に口内炎ができたり、手のひら・足の裏・足の甲などに水疱性の発疹ができる。また、およそ3分の1で発熱も伴うようだ。手足口病は通常、数日で良くないことが多いが、手足口病の原因ウイルスとなる「エンテロウイルス」は無菌性髄膜炎の90%を占めるもののようで、稀に髄膜炎・脳炎などを伴う重症化することもあるので注意が必要だ。
手足口病の対処法
前述の通り、手足口病に対する特効薬はない。栄養をしっかりとって安静にするほかない。
手足口病の感染経路
手足口病の感染経路は主に以下の通り。
- 飛沫感染:くしゃみや咳の飛沫による感染
- 接触感染:唾液や鼻水などの体液に接触する
つまり手足口病の感染を予防するには、くしゃみや咳などを防ぐ「マスク」や「手洗い・うがい」など基本的な風邪予防方法が有効とされる。また、子どもが手を触れやすいところをコマメに消毒薬で消毒するのも有効な予防と言えるだろう。
手足口病関連銘柄 一覧
- 3107 ダイワボウHD マスク
- 3109 シキボウ マスク
- 3593 ホギメディカル マスク
- 3604 川本産業 マスク
- 7487 小津産業 マスク
- 8113 ユニ・チャーム マスク・殺菌・除菌
- 8095 イワキ うがい薬
- 4574 大幸薬品 殺菌・除菌
- 4534 持田製薬 殺菌・除菌
- 4985 アース製薬 殺菌・除菌
- 4998 フマキラー 殺菌・除菌
- 4912 ライオン 殺菌・除菌
- 2269 明治HD うがい薬・手指消毒剤など
- 4452 花王 手指消毒剤
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手足口病関連銘柄 本命・出遅れ
それでは手足口病関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため参考までに願う。
本命 ダイワボウHD
時価総額:78,434百万円
PER:(連) 10.24倍
PBR:(連) 1.23倍
≪2017/07/12時点≫
ダイワボウはインフルエンザ関連銘柄・ノロウイルス関連銘柄としても代表格とされる銘柄の一角。紡績大手の企業で、ご存知の通りマスクを手掛ける銘柄として有名だ。子供用マスクも手掛けているほか、除菌剤なども手掛ける。
2017年は手足口病が大流行する可能性が指摘されているので、マスクを手掛けるダイワボウにとってはビジネスチャンスとなるかもしれない。ただ、時価総額の規模が少し大きめなのでさほど値動き妙味には期待できないかもしれない。
本命 シキボウ
時価総額:18,287百万円
PER:(連) 9.85倍
PBR:(連) 0.53倍
≪2017/07/12時点≫
シキボウもマスクを手掛ける銘柄としてダイワボウに並ぶ有名銘柄。こちらもインフルエンザ・ノロウイルス関連銘柄としても注目される銘柄だ。マスクを手掛けている銘柄である以上、シキボウも手足口病関連銘柄と言える。シキボウのほうがダイワボウに比べて、時価総額の規模が小さめなので値動き妙味としてはこちらの方が面白いかもしれない。
本命・出遅れ 川本産業
時価総額:1,848百万円
PER:(単) 17.86倍
PBR:(単) 0.51倍
≪2017/07/12時点≫
川本産業は手足口病関連銘柄の本命株として注目したい。川本産業はマスクを手掛けるほか、殺菌消毒剤・手指消毒剤なども手掛けている。本命株として注目するのは、時価総額の規模の小ささゆえ。値動きが軽い銘柄なので、人気化すれば面白そうだ。
出遅れ 小津産業
時価総額:18,245百万円
PER:(連) 43.08倍
PBR:(連) 1.34倍
≪2017/07/12時点≫
小津産業も手足口病関連銘柄の一角として注目したい。小津産業は不織布を手掛ける企業だ。不織布のメディカル部門で抗菌マスクなどを手掛けていることから、隠れマスク関連銘柄と言える。
本命 フマキラー
時価総額:40,730百万円
PER:(連) 23.20倍
PBR:(連) 3.83倍
≪2017/07/12時点≫
フマキラーは2017年夏に大きな話題になっている「ヒアリ関連銘柄」の本命株として注目されている銘柄だ。フマキラーといえば「殺虫剤」というイメージだが、殺菌・除菌スプレーなども手掛けているため、手足口病関連銘柄としても注目だ。ヒアリ関連・防虫関連と最近はテーマ性を複数併せ持つ銘柄となっているため、注目したい。
本命 イワキ
時価総額:15,598百万円
PER:(連) 17.97倍
PBR:(連) 0.87倍
≪2017/07/12時点≫
イワキはうがい薬の「ネオヨジン」を手掛けることから手足口病関連銘柄の一角として注目だ。時価総額の規模もさほど大きくなく、値動き妙味もそこそこあるかも。
手足口病関連銘柄 まとめ
手足口病は子どもの夏風邪の代名詞ともいえる感染症の一つ。例年、夏の時期に流行するため、流行する時期の少し前段階で注目しておくべきと言えるテーマ株と言える。また2017年は手足口病の感染が大流行する可能性が指摘されており、例年よりも手足口病関連銘柄に注目が集まる可能性がある。しっかり関連銘柄を把握しておくことがオススメだ。