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【2017年03月28日(火)】
2017年2月~3月にかけて、ワイドショーの格好のネタにされてきた森友学園問題。
籠池理事長という人が爆弾発言を連発するものだから、ワイドショーも面白がってバンバン森友問題を取り上げているわけだが、この森友学園問題が発展して解散総選挙を行う可能性も急浮上してきているようだ。
正直、森友問題は「誰が嘘をついているのか?」なんて国民には今の段階ではわからないし、当方は「そんなことどうでもいいじゃねーか」とも思うのだが、民進党をはじめとして、野党は「与党を批判する又とないチャンス」と見極めたのか、ここぞとばかりに攻め立てている。
民進党の蓮舫代表などは、先日の籠池氏の証人喚問は「幕引きではなく幕開けだ」とし、安部昭恵氏や大阪府の松井知事らにも証人喚問を求めているという。
安部首相率いる自民党からすれば、もうハッキリ言って野党がうるさすぎる状況といえるだろう。
森友学園問題が長引くと、国会が本来やらなければいけないことが停滞してしまう。
今国会では議員立法・閣法あわせて228件の議案が提出されているようだし、やるべきことは山ほどあるのに森友問題によって与野党の対立がおさまらないとどうしようもない。
この状況を打破するために、安部首相は最後の切り札としてこう言い出す可能性がある。
「じゃあ国民に信を問おうや!」
つまり、解散総選挙である。
ハッキリ言って、森友学園問題が発覚した当初は「なんか面白いおっさんが出てきたなぁ」くらいにしか思っていなかったが、日に日に話が大きくなっていき、今や永田町で「解散総選挙説」も囁かれていると言うのだから驚きだ。
まぁまだ解散総選挙を行うと決まったわけではないし、そうはならずにこのまま話題性が弱まり収束していく可能性もあるが、今後も野党が騒ぎ立てどうにもならないとなれば、本当に「電撃解散」して仕切り直すという可能性はなくはないだろう。
もはや「森友学園問題が発展し、解散総選挙となる」のは決して非現実的な話ではない。
と、いうことでまだ思惑の段階ではあるが、選挙関連銘柄をチェックしておこう。
選挙関連銘柄 一覧
- 3955 イムラ封筒 封筒首位
- 9699 西尾レントオール 選挙用品貸し出し
- 2676 アスクル 文具・選挙用品
- 6457 グローリー 選挙機材
- 6809 TOA 拡声器など
- 7521 ムサシ 選挙機材
- 2168 パソナグループ 人材派遣
- 2181 テンプホールディングス 人材派遣
- 4848 フルキャスト 人材派遣
- 2449 プラップジャパン PR事業・広報活動サポート
- 9735 セコム 警備・セキュリティ
- 9740 セントラル警備保障 警備・セキュリティ
- 2331 ALSOK 警備・セキュリティ
- 9474 ゼンリン 住宅地図
- 9475 昭文社 住宅地図
- 4708 りらいあC 世論調査
- 9715 トランスコスモス 世論調査
- 3978 マクロミル インターネット調査
- 4326 インテージHD インターネット調査
- 3695 GMOリサーチ インターネット調査
- 4689 ヤフー インターネット調査
- 4324 電通 広告代理店・選挙広告
- 2433 博報堂DYHD 広告代理店・選挙広告
- 9747 アサツー ディ・ケイ 広告代理店・選挙広告
- 4819 デジタルガレージ ツイッター日本語版運営・政治活動
- 9468 カドカワ 政治放送など
- 9625 セレスポ 式典などの企画・運営 選挙後の祝賀会など
- 2352 エイジア ネット選挙関連
- 6050 イー・ガーディアン ネット選挙関連
選挙関連銘柄 本命・出遅れ
それでは選挙関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含むため参考までに。
本命 イムラ封筒
選挙関連銘柄で必ずといっていいほど名前があがるイムラ封筒。同社は封筒事業で業界首位の銘柄。選挙通知などが封筒に入って送られてくるため、官公庁などからの注文が大きく増える。選挙はイムラ封筒にとって特需といえるだろう。イムラ封筒は時価総額の規模も小さく値動きが軽い点も面白い。選挙関連銘柄の本命と言えるのではないだろうか。
本命 西尾レントオール
選挙関連銘柄では西尾レントオールも注目だ。同社は建機などのレンタルを手掛ける企業だが、選挙の時には拡声器やいす・テーブルなどの選挙用品の貸し出しビジネスも行っている。こちらも選挙が恩恵を与える銘柄の一つだ。
本命 ムサシ
ムサシも選挙関連銘柄の本命として注目したい。武蔵は投票用紙読み取り機や計数機などの選挙機器、投票箱のなかで自然に開く投票用紙などを手掛けている企業だ。まさに選挙関連銘柄といえる。時価総額の規模も大きくないし、面白い銘柄と言えそうだ。
本命 セレスポ
セレスポも選挙関連銘柄として面白い銘柄に思う。セレスポは式典などの企画・運営を行っている企業。選挙が終わり、候補が当選した際の祝賀会などを手掛ける。こちらも選挙が特需となり得る銘柄と言えそうだ。
本命 アスクル
アスクルも選挙関連銘柄として注目される銘柄だ。アスクルといえばオフィス用品を手掛ける銘柄として有名だが、のぼりやメガホンなどの選挙用品なども取り扱っていることから選挙関連銘柄とされる。アスクルは2017年2月に倉庫で火災が起きるなどで、損害最大121億円と報じられるなど悪材料が出ていたが、押し目とみるならば面白いかもしれないな。少々値動きは重いかもしれないが。
本命 TOA
TOAは音響設備やセキュリティカメラなどを手掛ける銘柄だ。メガホンなどの拡声器も手掛けることから、こちらも選挙関連銘柄として選挙が近付くと物色される銘柄の一角だ。
本命 パソナグループ
人材派遣のパソナグループ。こちらは選挙の出口調査や世論調査のデータ入力・選挙受付などに人材を供給していることから、選挙関連銘柄とされる。こちらも選挙の時には物色される対象となるので覚えておこう。
出遅れ ゼンリン
住宅地図を手掛けるゼンリン。選挙の時には、候補者が選挙カーでぐるぐる回るがその際に最新の情報を得ておく必要がある。選挙の時には地図が良く売れるという。こちらも選挙関連銘柄として一応注目しておこう。
出遅れ 昭文社
昭文社も地図「マップル」を手掛ける銘柄だ。こちらもゼンリン同様、選挙が地図購買の追い風になることから選挙関連銘柄の一角とされる。ゼンリンに比べ、時価総額の規模が小さいため値動きの軽さという面では妙味があるかもしれないな。
本命 マクロミル
マクロミルはマーケティングリサーチの大手企業。2014年にアメリカのファンドに買収されて上場廃止になったが、2017年3月に再上場をしている。マクロミルは選挙の世論調査などを手掛ける銘柄であり、こちらも選挙関連銘柄として物色される銘柄なのでチェック推奨。
本命 インテージHD
インテージもマーケティングリサーチを手掛ける銘柄。選挙時にはインターネット世論調査を行うことから選挙関連銘柄として注目される。
選挙関連銘柄 まとめ
今回の森友学園問題によって、解散総選挙が行われるかどうかはハッキリ言って当方にはまだわからないが、可能性はなくはないと思う。それに選挙は数年に一度は必ず行われるものだし、選挙関連銘柄は選挙のたびに動意づくテーマ株である。この機会に選挙関連銘柄をしっかり覚えておくとよいのではないだろうか。
おまけ↓
森友学園問題関連銘柄 池田泉州HD
森友学園問題の関連銘柄として池田泉州ホールディングスが株価を急落させる場面をみせた。どうやら、森友学園に池田泉州ホールディングスが融資しているとの見方がでたと報じられたのが原因のようだ。このニュースに対し、池田泉州ホールディングスは「融資の事実はない」と否定したようだが、2017/03/28現在まだ戻りは鈍いように思う。やはりイメージが悪いもんな。
池田泉州HDには今後も森友学園関連銘柄として推移を注目したい。反発のタイミングを見計らうのも面白いかもな。