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2017年9月28日に迫った臨時国会の冒頭で、衆議院の解散総選挙となる可能性が高まっている。
解散総選挙となれば、やはり注目は選挙関連銘柄だ。また、選挙関連銘柄は解散総選挙だけでなく、都議会選挙や都知事選などあらゆる選挙の時に注目されるテーマ株である。今後も、定期的に選挙は行われるので、その時のためにも予め選挙関連銘柄の本命株・出遅れ株を把握しておくのはトレードのアドバンテージとなるハズだ。
ということで、このページでは選挙関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすくまとめて紹介していく。
選挙関連銘柄とは
選挙関連銘柄とは、その名のとおり選挙に関連する銘柄の総称である。選挙時期になると選挙の通知が送られてきたりするが、その通知はがきや封筒などを手掛ける銘柄や、投票用紙や投票箱などといった選挙用具を手掛ける銘柄はダイレクトに恩恵を受ける可能性がある。そういった選挙によって恩恵を受ける銘柄を選挙関連銘柄と呼ぶ。
選挙関連銘柄 一覧
- 3955 イムラ封筒 封筒首位
- 9699 西尾レントオール 選挙用品貸し出し
- 2676 アスクル 文具・選挙用品
- 6457 グローリー 選挙機材
- 6809 TOA 拡声器など
- 7521 ムサシ 選挙機材
- 2168 パソナグループ 人材派遣
- 2181 テンプホールディングス 人材派遣
- 4848 フルキャスト 人材派遣
- 2449 プラップジャパン PR事業・広報活動サポート
- 9735 セコム 警備・セキュリティ
- 9740 セントラル警備保障 警備・セキュリティ
- 2331 ALSOK 警備・セキュリティ
- 9474 ゼンリン 住宅地図
- 9475 昭文社 住宅地図
- 4708 りらいあC 世論調査
- 9715 トランスコスモス 世論調査
- 3978 マクロミル インターネット調査
- 4326 インテージHD インターネット調査
- 3695 GMOリサーチ インターネット調査
- 4689 ヤフー インターネット調査
- 4324 電通 広告代理店・選挙広告
- 2433 博報堂DYHD 広告代理店・選挙広告
- 9747 アサツー ディ・ケイ 広告代理店・選挙広告
- 4819 デジタルガレージ ツイッター日本語版運営・政治活動
- 9468 カドカワ 政治放送など
- 9625 セレスポ 式典などの企画・運営 選挙後の祝賀会など
- 2352 エイジア ネット選挙関連
- 6050 イー・ガーディアン ネット選挙関連
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選挙関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは選挙関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 イムラ封筒
時価総額:6,749百万円
PER:(連) 17.05倍
PBR:(連) 0.52倍
≪2017/09/19時点≫
選挙関連銘柄で必ずといっていいほど名前があがるのはイムラ封筒だ。同社は封筒事業で業界首位の銘柄。選挙通知などが封筒に入って送られてくるため、官公庁などからの注文が大きく増える。選挙はイムラ封筒にとってまさにビジネスチャンス、特需といえるだろう。イムラ封筒は時価総額の規模も小さく値動きが軽い点も面白い。選挙関連銘柄の本命と言えるのではないだろうか。
本命株 西尾レントオール
時価総額:102,676百万円
PER:(連) 12.90倍
PBR:(連) 1.34倍
≪2017/09/19時点≫
西尾レントオールも選挙関連銘柄の中核銘柄として注目したい銘柄だ。西尾レントオールは建機レンタルを手掛ける企業だが、選挙時には拡声器・いす・テーブルなど、選挙用品の貸し出しビジネスも手掛けている。こちらも選挙時に恩恵を受ける銘柄の一角と言えるだろう。
ただし西尾レントオールは時価総額の規模は小粒というほどではない。値動きに関してはやや重めなので、短期スタンスの場合は少し面白みに欠けるかもしれない。
本命株 ムサシ
時価総額:16,298百万円
PER:(連) 38.73倍
PBR:(連) 0.57倍
≪2017/09/19時点≫
ムサシも選挙関連銘柄で本命視したい銘柄である。ムサシは情報・印刷機材の富士フイルム特約店で、投票用紙読み取り機や計数機などの選挙機器、投票箱のなかで自然に開く投票用紙などを手掛けている企業である。自社開発の選挙機材はダントツだ。こちらもまさに選挙で恩恵を受ける銘柄といえる。
ムサシも選挙時に必ずといっていいほど物色人気を集める銘柄なので、覚えておこう。また、ムサシは時価総額の規模も割と小粒。値動き妙味の観点でも非常に面白い銘柄だ。現状ではPBRが1倍以下で割安感もあるのも注目。
本命株 セレスポ
時価総額:4,072百万円
PER:(単) 10.30倍
PBR:(単) 0.88倍
≪2017/09/19時点≫
セレスポも面白い選挙関連銘柄だ。セレスポは式典などの企画・運営を行っている企業である。選挙終了後に候補が当選した際の祝賀会などを手掛けることから選挙関連銘柄の一角として見られる。
セレスポは選挙関連銘柄の中でも、特に時価総額の規模が小さく値動きが軽い。値動き妙味の高さから短期資金に物色されがちなので、そういう意味では選挙関連の本命株とも言えそうだ。
本命株 パソナグループ
時価総額:49,111百万円
PER:(連) 43.36倍
PBR:(連) 2.28倍
≪2017/09/19時点≫
人材派遣のパソナグループ。こちらは選挙の出口調査や世論調査のデータ入力・選挙受付などに人材を供給していることから、選挙関連銘柄とされる。時価総額の規模としては小粒とは言えないが、値動きが重いというほどでもない。こちらも選挙関連銘柄の一角として覚えておこう。
本命株 エイジア
時価総額:5,454百万円
PER:(連) 23.47倍
PBR:(連) 4.10倍
≪2017/09/19時点≫
エイジアも選挙関連銘柄の本命株として注目したい。エイジアはメールを利用したクラウド型販売支援ソフトの開発・販売が主力の企業だが、「ネット選挙メール配信応援パック」というサービスを手掛けるネット選挙関連銘柄でもある。有権者にメルマガで主義主張や志を伝えること、また選挙公約や政策をより深く理解してもらうことなどに役立てられるサービスのようだ。
エイジアは時価総額の規模も小粒で、値動き妙味の面でも面白い銘柄だ。選挙時には注目しておきたい。
本命株 インテージHD
時価総額:57,377百万円
PER:(連) 20.34倍
PBR:(連) 2.47倍
≪2017/09/19時点≫
インテージホールディングスはマーケティング調査を手掛ける銘柄で、日本で唯一消費・販売の両パネル調査網を持つことで知られる。インテージHDは選挙の時にはインターネット世論調査を手掛けることから選挙関連銘柄として注目される。時価総額の規模は小粒ではないが、値動きはさほど重くもない。選挙における世論調査の需要からも、本命視する声もありそうだ。選挙時には必ず注目される銘柄なので注目しておくべきかもしれない。
本命株 マクロミル
時価総額:103,775百万円
PER:(連) 21.18倍
PBR:(連) 5.10倍
≪2017/09/19時点≫
マクロミルもマーケティング調査でインテージに並んで首位の銘柄だ。ネット調査に強みをもつ。マクロミルも選挙の時には世論調査を手掛けることから、こちらもドンピシャの選挙関連銘柄といえる。時価総額の規模はインテージよりも大きめなので、値動き妙味の面ではインテージに軍杯があがるかな。出遅れ選挙関連株として注目しておくのが妥当か!?
出遅れ株 アスクル
時価総額:187,882百万円
PER:(連) 115.37倍
PBR:(連) 3.78倍
≪2017/09/19時点≫
オフィス用品を手掛けるアスクルも選挙関連銘柄の一角として注目だ。アスクルは文具などのオフィス用品を取り扱うが、なかには「のぼり」や「メガホン」などの選挙用品も取り扱っていることから、かくれた選挙関連銘柄として注目される。
ただし、アスクルは時価総額がちょっと大きめ。値動き妙味という意味では、少し面白みに欠けるかもしれない。出遅れ銘柄的な存在として覚えておこう。
出遅れ株 TOA
時価総額:41,789百万円
PER:(連) 18.21倍
PBR:(連) 1.04倍
≪2017/09/19時点≫
音響設備やセキュリティカメラを手掛けるTOA。メガホンなどの拡声器を手掛けることから、こちらも選挙関連銘柄の一角として注目される銘柄だ。こちらもやや出遅れ気味の選挙関連銘柄として覚えておくとよいかもしれない。
出遅れ株 ゼンリン
時価総額:129,883百万円
PER:(連) 46.20倍
PBR:(連) 3.04倍
≪2017/09/19時点≫
ゼンリンは住宅地図を唯一全国展開している企業で、地図情報では断トツの銘柄だ。選挙では候補者が選挙カーで担当地域をぐるぐると回るが、その際には最新の地図情報が必要で、ゆえに選挙時期には住宅地図がよく売れるそうだ。ただし、ゼンリンも時価総額の規模はやや大きめ。値動き妙味の面では本命とは言い難い。こちらも出遅れがちな選挙関連銘柄として覚えておこう。
出遅れ株 昭文社
時価総額:13,597百万円
PER:(連) 136.00倍
PBR:(連) 0.72倍
≪2017/09/19時点≫
昭文社も地図を手掛ける銘柄だ。地図「マップル」が有名だな。こちらもゼンリン同様、選挙が地図購買の追い風になることから選挙関連銘柄の一角とされる。ゼンリンに比べ、時価総額の規模が小さいため値動きの軽さという面では妙味があるかもしれない。こちらも出遅れ選挙関連銘柄として覚えておこう。
出遅れ株 グローリー
時価総額:273,180百万円
PER:(連) 19.58倍
PBR:(連) 1.36倍
≪2017/09/19時点≫
グローリーといえば硬貨・紙幣処理機が有名。また、パチンコ市場向けのカード装置などを手掛けることからパチンコ関連銘柄という印象だが、ここは選挙用の投票用紙分類機や投票用紙計数機などの選挙関連の機械も手掛けている選挙関連銘柄の一角だ。
ただ、グローリーはやや時価総額が重め。短期スタンスが基本の選挙関連銘柄としてみる場合、やや妙味に欠けるかもしれない。
【2017年09月19日(火)追記】
出遅れ株 りらいあコミュニケーションズ
時価総額:92,092百万円
PER:(連) 23.41倍
PBR:(連) 1.96倍
≪2017/09/20時点≫
りらいあコミュニケーションズも出遅れの選挙関連銘柄として注目したい。りらいあコミュニケーションズは三井物産系で、電話やWebを使った顧客対応代行などを手掛ける。マーケティングリサーチやデータ分析も手掛けており、選挙時には世論調査・出口調査などを手掛けることから選挙関連銘柄として注目される。
りらいあコミュニケーションズは時価総額の規模はちょっと大きめなので、値動き妙味は他の銘柄の方が面白いかも。
本命株 イー・ガーディアン
時価総額:23,432百万円
PER:(連) 44.07倍
PBR:(連) 11.00倍
≪2017/09/20時点≫
イー・ガーディアンも選挙関連銘柄の中核銘柄として注目したい。イー・ガーディアンはSNS投稿等の目視監視やゲーム利用者の問い合わせ対応の代行業などを手掛ける企業だが、ネット選挙関連銘柄としても知られる銘柄だ。
インターネットを利用した選挙活動におけるセミナーなども手掛けており、ネット選挙関連としては割と知られる銘柄だと思う。イー・ガーディアンの時価総額規模は小粒とはいえないまでも、値動きが重いというほどでもない。妙味の面でも面白い銘柄だ。
選挙関連銘柄 まとめ
今後、選挙の投票のかたちが変わることはあるかもしれないが、選挙自体がなくなるということはないだろう。今後も定期的に選挙が行われる以上、選挙関連銘柄もその都度注目を浴びる。選挙関連銘柄の本命株・出遅れ株を抑えておくことは投資家にとって必須と言えるだろう。しっかり覚えておこう。