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【2017年02月22日(水)】
半導体関連銘柄 東芝
02/22(水)は東芝が大幅に反発している。先日から決算発表の延期や、東証２部への降格など悪材料が次々と出て大幅に株価を下げていた東芝だが、ここにきて面白い動きをしているようだ。
東芝は米原発事業で巨額の減損損失を計上することになったが、その対応のため東芝の稼ぎ頭である半導体事業の分社化を経営再建シナリオの柱として検討中であるが、一部の報道では出資を検討する企業・ファンドに新会社の価値を２兆円以上と見積もるように求めたと伝わっている。
さらに、この半導体事業の新会社への出資に米アップルが関心を示していることも一部で報じられている。
米アップルが出資に関心と報じられたことも東芝の物色人気に拍車をかけているのではないかと思う。
東芝は新会社の株式の３分の１超を保有し、8000億円規模の資金調達をし、さらに経営の主導権を確保したい考えのようだ。株式売却も一社だけでなく、複数社に割り当て各社の経営への関与を抑えたいとのこと。
上手くいくかどうかはわからないが、このシナリオ通りに進むとすればなかなか面白いのではないかとも思う。しかしながら、現状ややマネーゲームじみてきている気もするが。
チャートをみると今は底の底にも見えるが…この先の推移が気になるな。引き続き東芝の動向に注目だ。
